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カテゴリ: Book Review
「氷菓」(米澤穂信、角川文庫)を読む。

米澤のデビュー作にして「古典部」シリーズの第一作。9篇の連作短篇からなる。

主人公の「ホータロー」とその友人たちが、神山高校古典部を舞台に繰り広げるミステリ。タイトルの「氷菓」はその古典部が文化祭に出していた文集のタイトル。何故このようなタイトルになったのか(と命名した人物に関する謎)が本作最大の見せ場で、ホータローは断片的な資料から物の見事にその謎を解いてみせる。まさに天才的!

でも私もギリギリでその謎には気付いたし、あの人(命名者ではない)が誰なのかはすぐに判った。だからと言って本作が面白くなかったワケではない。寧ろ非常に楽しめた。 「愚者のエンドロール」 と読む順が逆になってしまったが、この古典部シリーズ、嵌りそうである。

そういえばこのシリーズを知ったのは桜さんのブログがきっかけであるが、桜さんはホントに学園ミステリが好きなんだなぁと思った。このシリーズといい、初野晴のハルチカシリーズといい…。無論、学園ミステリは私も大好きである。

久々にちょこっと気に入ったところを引用させて頂こう。




「十年後、この毎日のことを惜しまない、かぁ。なんか憂鬱にさせられるセンテンスね」


だから学園モノ(青春モノ)って面白いんだよね、きっと。

今年44冊目。


氷菓/米澤穂信





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Last updated  2014.10.22 15:52:11
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