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カテゴリ: Book Review
「リーシーの物語(上)」(スティーヴン・キング、文春文庫)を読む。

キングが本書に関してだけは書評を読みたくないという「自作ベスト」小説。主人公のリーシーが有名作家だった亡き夫スコットの遺品整理をようやく始めると、スコットが自分に残したメッセージを発見する。一方、スコットの遺作を手に入れようとリーシーに迫る魔の手が…というストーリー。リーシーがスコットとの結婚生活を回顧しながら進む話の展開。

最初の150ページくらいはなかなかストーリーが進まず読むのに難儀したが、そこを越えるとどんどん読み進められる感じになった。キング特有の長い前置きというよりは、それは寧ろ本作特有のというべきだろう。

それはともかく、この上巻ではまだスコットの異世界を表す単語「ブーヤ・ムーン」は一回も登場していないのに、本の裏表紙のあらすじにその言葉が書いてあるのは、文春のミスなのか否かはちょっと謎だ。

さて、下巻の展開と結末が気になりつつも、キングの他の作品との関連を見てみると、この上巻で私が気付いたのは「骨の袋」のマイクル・ヌーナン(彼もまた作家だ)の名前と、「タリスマン」「ブラック・ハウス」の「テリトリー」の名前が登場することくらいか。

そして何といっても引用すべきは、「まさにこーこ」。






やっと今年3冊目。読むペースが遅いな…。



リーシーの物語(上)/スティーヴン・キング





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Last updated  2015.02.18 13:27:34
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