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カテゴリ: Book Review
「探偵少女アリサの事件簿―今回は泣かずにやってます―」(東川篤哉、幻冬舎)を読む。

「探偵少女アリサ」シリーズ第2弾。今回も中篇ミステリ4篇を収録。まだ2冊だけだけど、このシリーズは完全にキャラクタ設定の面白さで読ませる作品だなと思った。勿論ミステリとしてのトリックとか謎解きもしっかりしているが、登場人物の設定だけで面白いというか楽しめる。

中でも私が気に入ったのが「怪盗ウェハース」が焼き鳥のタレを盗む事件。お菓子のウェハースにチョコレートで予告状を書いて寄越すという怪盗、それだけで面白い。しかも狙ったのが焼き鳥のタレって…。

あとは最終話である売れない芸人殺人事件。こちらはアッと驚くような結末が仕掛けられていて、おかしな中にも本格ミステリといった感じだ。ちなみにこの話で、自称探偵・有紗は「日本一面白いお笑いコンビは『ナイツ』である」と言っているが、私は激しく同意する。

で、今回はそんな有紗の一言を最後に引用させてもらおう。

「だけど、やっぱりなんか大人ってズルイ。有紗も早く大人になりたい……ううん、やっぱり大人になんかなりたくない……だって大人ってズルイから……」





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Last updated  2019.03.02 06:32:46
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