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カテゴリ: Dragon Quest
今、映画を観て帰ってきたところ。できるだけネタバレしない範囲で、ホットなうちに感想を書いておく。

まず触れなくてはいけないのが、公開前から喧しい「声優問題」。これは正直、全く気にならなかった。というか、むしろどのキャラもイメージ(勿論、ゲームのイメージからは多少変更されている)にとても合っているという印象だった。

一番はやはり有村架純さんのビアンカ。私はキャストが発表された時点から「きっといい天空の花嫁になる」と思っていたが、その通りだった。いやそれ以上かも。ビアンカは勿論「チャキチャキしてて竹を割ったような男勝り」だけど「主人公に対する一途で純粋な思い」を持っている。加えて本作では「魔法使いというよりこすっからい盗賊」的な側面がやや強くなっており、そこら辺も見事に演じている。

サンチョのケンコバさんも良かった。サンチョは忠実な召使いだが、ゲーム内で描かれていなかった「太っている=コミカルキャラ」の部分の演技はさすがコメディアン、という感じ。サンチョってゲーム内では仲間になるのが遅いし、正直あんまり使えないんだけど、本作では出番多め、しかもコミカルありシリアスありで、なかなか見どころが多い。

それから個人的に触れないでいられないのが、安田顕さん(プサン=マスタードラゴン)。この人は私の中で、「牛乳を大量に一気飲みして鼻からリバースした人」という永遠のイメージがついているのだが、ついに神を演じるまでになってしまった。いや、プサンの飄々とした感じとマスタードラゴンの威風堂々とした感じ、どっちも見ものだ。

ゲマの吉田鋼太郎さんも凄い。ゲマと言えば本作中最も憎き存在。とにかく憎くて憎くて堪らない存在なのだが、それがキャラクタデザインと吉田さんの演技の両面で表現されていて、私も見ていてぶん殴りたくなった。いや、吉田さんじゃなくてゲマを、だよ。

あとは、スラりん(山寺宏一さん)。山寺さんの声の演技を今更云々するつもりはないが、アニメ「アベル編」に出てくる2匹のスライム(チチとカカ)を思い出させるような「トゥルルン」みたいな声なのか音なのか判らない発声は、日本で彼しか出来ないのでは?

ストーリーのほうは、普通にゲームをやれば数十時間かかるストーリーを2時間でやるので、かなり「バイパス手術」がされているけど、要素要素はオリジナルを残しているので、話の進行そのものに違和感はない。また、それを支えるBGMも、DQ5のみならず他のDQ作品の曲・効果音を全面に使っている。しかも、元のシーンと違うシーンで曲が使われても、これまたしっくりきてしまう。ホントにすぎやま先生の音楽は凄い。あとは、勿論アニメなので、コミカルなシーンも多くあり、座席で身を捩じらせるほど笑える場面も多い。

​さて、ここまで基本的には褒めちぎってきたのだが、やはり触れなくてはならないのが、封切り後によく目にするようになった「ラスト10分問題」である( ネタバレしそうな箇所は、無理やり伏せ字にする

一応言っておくと、エンディングそのものはいいのだが、その直前の10分ほどが…ね。山崎さんはやっぱりDQをただの○○〇だとしか思ってないのか、それとも○○さんの影響を受け過ぎたのか…あ~上手く書けない。あの部分は私の中では全く消化できていない。

そんなわけで、本作を採点するならば90点。ファンの贔屓目を目一杯積み増しするとしても95点。100点満点はあげられない。まぁそうはいっても令和最初の夏に観るにふさわしい作品であることには間違いない。私も観ていて楽しかったし、観て良かったと思う。









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Last updated  2019.08.14 18:04:31


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