のんびり・ゆっくりダイエット

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2009/01/12
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カテゴリ: お花の画像









(Narcissus)



彼岸花(ひがんばな)科。
学名 Narcissus tazetta var. chinensis(日本水仙)
Narcissus : スイセン属
tazetta : 小さいコーヒー茶碗(イタリア語)
chinensis : 中国のNarcissus(ナルキッサス、ナルシサス)は
ギリシャ神話の美少年の名前にちなむ



漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」になりました

漢名は

「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という

中国の古典から

きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから命名されました

学名でもある英名「ナルシサス」は

ギリシャ神話の美少年の名前で

泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめ続けたら

いつのまにか1本の花になってしまった

”ナルシスト”の名はここからきています

イギリスの国花の一つです

水仙と一口にいってもいろんな種類があります

この水仙は房咲水仙です

他にもラッパ水仙、口紅水仙、糸水仙、苗吹水仙、八重咲水仙

などがあります




花言葉  「思い出、記念」(房咲水仙)




「其(そ)のにほひ 桃より白し 水仙花」

松尾芭蕉(まつおばしょう)





「水仙(Narcissus)の毒性」

水仙 [日本水仙・黄水仙・房前水仙・喇叭水仙]

成分 リコリン(lycorine)、タゼチン(tazettine)、
コンバラトキシン(convallatoxin,強心配糖体)、ガランタミン(galanthamine)、
蓚酸カルシウム(calcium oxalate)


毒性は全草に存在するのですが

特に根(鱗茎)に多いです

紀元一世紀のディオスコリデスの『薬物誌』には

球根を食べると嘔吐をもよおすの記載が見られます

水仙の毒成分である lycorineとcalcium oxalateは

経口摂取すると吐き気を催すだけでなく

葉や花を切ったときに汁が付けば

蕁麻疹様の皮膚炎を惹起することがあるそうです

但し、皮膚炎を惹起するのはフサザキ水仙で

ラッパ水仙や黄水仙等他の種類では反応が出ません

水仙に含まれているlycorineは、根(鱗茎)に多く含まれています

lycorineの

中毒症状は嘔吐や胃腸炎、下痢、頭痛などが見られるます

水仙の葉をニラと、球根部をノビル、タマネギと間違えて誤食し中毒となる場合も

あります



綺麗な花には棘があると言われますが

水仙には毒があるのです

皆さんも取り扱いにはくれぐれも注意してください

我が家の玄関は

水仙のいい香りでいっぱい

外出から帰ってくると


(´▽`) ホッ


取り扱いさえ間違わなければ花と香りで癒してくれる

冬の貴重なお花です










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Last updated  2009/01/12 04:33:41 PM
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