のんびり・ゆっくりダイエット

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2010/06/29
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カテゴリ: お花の画像




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夏椿 (なつつばき)
沙羅の木(しゃらのき)






学名 Stewartia pseudo-camellia
Stewartia : ナツツバキ属
pseudo-camellia : ツバキに似た
Stewartia(スチュワーティア)は、18世紀の
イギリスの「Stuart(Stewart) さん」の名前にちなむ




花言葉   愛らしさ




原産地は、日本から朝鮮半島南部で

開花時期は、 6月初め~7月初め頃で

「椿」とはいえ、梅雨の頃に開花します

すっきりした白色がきれいな花で

5枚の花びらの縁(ふち)には、こまかいギザギザあり

花の形が椿によく似ていて夏に開花することから「夏椿」と呼ばれます

幹はすべすべしています






syaranoki02.jpg






お寺によく植えられています

「沙羅双樹(さらそうじゅ)」と呼ばれることもありますが

お釈迦(しゃか)様が亡くなったときに

近くに生えていたことで有名な「沙羅双樹」は

全く別の熱帯樹のことです

「沙羅双樹」は日本の風土では育たないのです

では、なぜ夏椿がこの「沙羅双樹」に 間違われたのでしょう


昔、ある僧侶が

仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は日本にもきっとあるはずと

山に入っていろいろ探したところ

夏椿の木を見て「これが沙羅双樹だ!」と思い込み

それを広めたため、との説があります




ちなみに、釈迦が悟りを開いたことで有名な木は

「インド菩提樹(インドぼだいじゅ)」です



「平家物語」の冒頭の文に出てくることでも有名ですね


祗園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必滅の理(ことわり)をあらはす

おごれる人も久しからず

ただ春の夜の夢のごとし




ここでの”沙羅双樹”は

おそらく「夏椿」のことをさしていると思われます








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Last updated  2010/06/29 08:17:55 PM
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