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2014年11月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手前味噌ですが、ほんと、その言葉以外が当てはまらないほど、すっごい発表会になってしまいました。


…1から10までサンタが大張り切りみたいなもので、私はその場その場のやるべきこと、やりたいことなどを繋いでいただけですが、あんなんなっちゃうんだから、おっそろしい。(笑)

こじんまりとしたピアノの発表会、として、気持ちよく終われば十分、と思っているうちに、なにやらどえらいことになっていて、老舗のホールで、フレッシュなライブ感溢れる発表会…何それ?みたいな、いい意味での掟破りみたいなことになってしまいました。

あの会場にいた人の誰もが不満なんか絶対にない状態で帰ってくれただろう、と思っています。

もちろん、課題という宿題のお持ち帰りはあったとしても、そこにいられて良かった!いいも悪いもあの経験が出来てよかった、と思ってくれていると素直に思える感じがします。


私自身は、おうち感覚と、久しぶりの「ライブって何があるかわかんないからなぁ感」のハザマを漂いながら過ごしました。


発表会の主役は生徒、というところさえブレなければ、後は、どうなってもいい、という感覚はありましたが、大トリとるわけだし、そこではスイッチ切り替えるんだけど…。


まず、リハーサルでうっかり、本日のベスト演奏が出ちゃって、あちゃーって感じでした。(笑)


下らないジンクスのようなものですが、リハーサルであれが出ちゃうと、後は下がるだけ、という予測が出来てしまいます。(笑)リハーサルも本番も、大騒ぎのドラマの連続になるのはわかっています。かなりの大所帯でもあります。ヤレヤレ、どうなることやら、という気持ちは、どうしてもありました。





その後のリハーサルは、合同の先生の教室の生徒の面倒まで見るという展開でした。どの子も同じ発表会に出るんだから、私が思う言葉がけをするしかない!先生は娘を連れに一旦戻ってる!それも仕方ない!まだまだアイツ、ちびっ子だもん!

それはそれで、私の好きな仕事でもあります。初対面の子どもだって、子どもならなんでも一緒!みたいないつもの調子で、リラックスさせて、本番が楽しみになるように仕込みまくりました。(笑)その合間に、最近お気に入りのパー子モードも全開させました。

写真撮りまくりってやつ。もはや、あっちの生徒もじゃんじゃん撮っちゃう。(笑)何しろみんなかわいいの!かわいいんだから、しょうがないの!写真は撮りたい、なんか言わなくちゃいけない、なんてバタバタしっぱなしでした。

リハーサルで一番迷ったのが、大トリの私のひとつ前の順番に配置されてる男子高校生デュオへの対応でした。

ピアノとカホンという打楽器で、すっごくかっこいい「台風」って曲を弾くことになっていたんです。カホンはピアノのお友達らしく、ちょっと逃げ腰っぽいように見えたので、じゃんじゃん出て来いよくらいに、おばちゃん煽っちゃいましたよ。


…その直後に自分が弾くときに、どうするんだよもー、と自分で自分につっこみながら。

あいつらが本気出したら、会場は絶対に盛り上がる。その後で、何ができるってんだよもー。本日のベスト演奏はさっき終わっちゃってるよー。心でベソかきながら、ドヤ顔で、「もっと盛り上がれっつってんだろ?」くらいな態度。(笑)


一番怖かったことは、彼らの演奏をノリノリにしてしまうと、自分自身がその演奏に酔って、自分の演奏を組み立ててきた根幹がぶれるってわかっていたことです。(苦笑)

体は正直だからね。(笑)

ごまかせっこない。必ずどこか、予想もしなかったところがほつれる。

それでまさかの大トリとか、罰ゲームかよ?とか、拷問かよ?とか、思ってました。(笑)また絶対、なんかある。それを抱えてのリハーサル、本番の不安は、まさにライブ感でした。(笑)





結局、確かに歴史は暴れ、自分では「こう来たか。」と思いましたが、そんなものも関係ないぐらいの「その本番で、あそこまでゆったり弾いちゃうのかモード」になりましたが、内心、ゆったりなんて、どこにもありゃしませんでした。(笑)

その演奏を、長年の知り合いだった友人が、

「心がこもっていた。」と評してくれましたが、自覚症状としては「心ってなんだっけ?」でした。(笑)
綱渡りしただけです。もー本当にそんな感じでした。


誰しもが、この発表会に情熱を注いでいて、それは全部報われたと思います。サラブレッドファミリーは、両家のおじいちゃんおばあちゃん揃っての大所帯でしたが、全員、大満足だったと信じています。サラブレッドたちは名残惜しそうに、「まだあのピアノで弾きたい。」と言っていました。年長のおちびまでもが。(笑)





「大人の仕事の邪魔するんじゃありませんっ!」ってヤツ。(笑)


瞬時に切り替えていくスイッチの多さに、私がブレずに過ごせたのは、多分、舞台の方たちのおかげです。


発表会の日、先生は、裏方なの。(笑)


その裏方モードと、舞台の方たちの気持ちとが、柔らかな会話になってほんとにかすかにホッとしました。


光を浴びている人たちには見えない景色を共有する時に、何も臆することがない自分がそこにいたことを思うと、それが不思議ですらあります。その臆さない、ということが何より難しかったからですが。


そっちの人たちと話が合うのが何より嬉しい、というのは、一番の収穫だったかもしれません。


あまり真剣に全てを見ると、サンタのドヤっぷりのすごさもすごすぎて、色々吹っ飛びそうな発表会という意味では、相変らずのプレゼント爆弾でしたが。


もちろん吹っ飛ばされた部分はありますが、その吹っ飛ばし方の細やかさを見る限り、何の心配もいらないけれど、相変らずのことが続いていくのがさらに鮮やかになるのかな、という気がしました。


…本番というのは、どう平静を装ってみても、いつもとは違うエネルギーがあって、そういう日に、やっぱりドンピシャで当たるように、色々なってるもんです。それもいつものこと。節目のたびに、景色が新しくなるのもいつものことです。





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Last updated  2014年11月10日 09時26分12秒
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