獺 祭

やっと先週の日記をまとめて上げたぜ。週末の日記はまたあとで。

リハビリに行ったこととか書いておきたかったんだけど、忘れてた（笑）
だめだね、いろんなこと覚えていられない...
そういうお年頃ってことにしておこう←

腕の痛いのが日常化しすぎていて、時々リハビリの重要性とか忘れてしまうので、ちょっと書いておくよ。
書いておいても見直さなければ、意味はないんですが。
でも気は心だ。

アタシのビョーキは、ＣＲＰＳ（複合性局所疼痛症候群　Complex regional pain syndrome）です。

骨折や手術や注射などほんのささいなことが発端となって、交感神経の異常なまでの興奮が起こり、きっかけとなった外傷とは不釣り合いなほどの激しい痛みを感じる。痛みが増悪する経過で、臨床症状がダイナミックかつ複合的に変化するので、同じ病名がついても症状は人それぞれで、同じ症状が出ているとは限らない。

手っ取り早く、ものすごく大雑把に言えば、「原因も治し方もなんだかよくわかんないけど、とにかくものすごく痛い病気」

副交感神経が異常に興奮しているので、血流が悪くなって回復が遅れ、さらに神経の状態が悪化してしまいます。
怪我をして出血すると人間の体は、交感神経を興奮させて血管を収縮させ、血流を低下させて止血しようとする働きがあるんだそうですよ。

きっかけになった外傷はもう治ってしまっているのに、いつまでも交感神経が興奮して血流が血流が低下し続けていると、だんだんその血流の悪くなっている範囲が広がってくる。

神経はさらに血行不良になり酸素も免疫物質も酵素も末梢まで運ばれないため、いつまでたっても神経の損傷が回復しない

ので、非常に難治性であり、かつ進行性でもある。

こうやって書くと、厄介な病気になっちゃったなーと、しみじみ思うなぁ

血流を良くすることが治療の基本で、神経ブロックで交感神経をマヒさせておいて血流を良くしておいてから、そのすきに（すき？）リハビリで動かしてさらに血流を良くする＆運動機能が衰えないようにするんだそうですよ。
まーね、痛くってリハビリなんてのはさ、正直やってられないんだけどね。

でも、動かさないと余計に痛くなって拘縮が進んじゃうからね。
痛かろうとなんだろうと、泣きごと言ってる時間があるなら動かさないといけないんですってよ。

そういうお前がこの病気にかかってみろよ！と思うことも（しょっちゅう）ありますが、所詮他人の痛みは他人事。
痛いのはアタシ自身で、治すのもアタシ自身だもんな。

いいんだ、普段は全然頑張らねーけど、むしろ「頑張る人って鬱陶しくってイヤ。邪魔。ウザイ」って思ってるクチですけど（おい）でも、ぐーたらしてたって痛いのは治らないでどんどんひどくなるばっかだから、頑張る。

つーか、頑張るのがウザイ人って、その頑張りを他人にも強要しようとするからウザいんだもんね。おいら、自分のことだから、自分でヤるよ。

アタシも頑張るから、みんなも頑張ろう！！なんてことは言わないよ。
痛みに耐えてる時点で、この病気の人はものすごく頑張ってるんだもんね。
それ以上頑張れない状態の時に、もっと頑張ろう！！なんて言葉かけられたら、あたしゃ泣いてキレるぜ。暴れるぜ。


だから、一緒に頑張ろう！！ってことは言わないし、言われたくないの。
他の人の頑張りを見て、「ああアタシのこの調子じゃ全然ダメじゃん」と、勝手に思うことはあります。
アタシのヤってることを見て、「ああそうなのか」と他の人が思うのも勝手です。
アタシはアタシのペースでやるから、他の人もそれぞれのペースで思うようにやればいいのよ。

病気を治すのは、自分自身。
他の人が治してくれるわけじゃない。

でもって、治る病気なら治せばいい。治らない病気なら、上手に付き合っていくしかないんだよ。