鉄砲玉は今日も何処かへ

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

鉄砲tamales

鉄砲tamales

カレンダー

コメント新着

鉄砲tamales @ Re[3]:いろいろヒョッコリ(10/17) theavsgirlさん >だってカラス2羽対リ…
theavsgirl @ Re[2]:いろいろヒョッコリ(10/17) 鉄砲tamalesさん >リスとカラス…
鉄砲tamales @ Re[1]:いろいろヒョッコリ(10/17) theavsgirlさん >我が家の裏もパスに…
theavsgirl @ Re:いろいろヒョッコリ(10/17) 私もね~大好きなんですよ~! ヒョッコ…
鉄砲tamales @ Re[1]:ハイキング / オープンハウス(07/08) theavsgirlさん >リモデルを開始して…
Feb 10, 2007
XML
カテゴリ: 出来事
6日火曜日の夕方、タンゴといつも通りに散歩へ出た。

出して来たので、その日は逆コースで野球場へ先に入って久々のボール遊びをする事に。
さてロングリーシュに付け替え、ボールを出して一蹴りした途端、タンゴが大声で「ギャン!」と
叫んだのだ。”あ、また雪が肉球の間に入ったんだな”と思ってタンゴの上げている足を
掴んだ途端、また大声で「ギャン!」と叫ばれた。”またまた大袈裟な。”と思いつつ
ちょっと様子がおかしいのでよくよく見ると、タンゴの足から血が出ているではないか。
さらに注意深く見てみると、その足の爪の一本が裂けていた。め、眩暈が・・・。
タンゴはまるで地面が彼に悪さをしているかのように、その足を下ろしては「ギャン!」と

もう何処へ進んでよいのか分らずすっかり怯えてしまった。

これは獣医へ連れて行った方が良さそうだと思ったので、また短いリーシュに付け替え、
家に向かうことにした。気がつくと、彼が野球場へ入ってきた時点から出血し始めていたと
思われる血の跡が雪の上に点々と小さく残っていた。

家に戻って急いでタンゴを車に乗せ、獣医へ電話をしようと思ったが、携帯に番号を登録
していなかった事に気付き、まだ閉院していないことを願いつつとりあえず獣医へ向かった。
獣医はあと15分で閉院というところで、受付の厚化粧のねーちゃんは「今日はもうダメ。」と
我々を追い払いかけたのだが、「とりあえずどうしたら良いかだけ先生に聞いてみてもらえませんか?
タンゴが出血してるし、痛がってるし、どうしたら良いか分らないの。」とオロオロな気持ちをバラバラな英語で伝えたら、しばらくして処置室で待つように言われた。

その間、タンゴの患部を再度見てみると、どうやら裂けたのではなく、爪が剥がれてブラブラして


処置室に現れた先生が、何だか専門用語(?)で早口に色々言うのだが、パニックになっている
私には何が何だか分らない。が、何とか、「奥へ連れて行って爪を抜ける状態かどうか診る。」という事だけ分り、私は一人で処置室に残され、落ち着かない10分を祈る気持ちで待った。
が、いくら聞き耳を立てても、タンゴが爪を抜かれる瞬間に発するであろう「ギャン!」が
聞こえてこない。麻酔でもかけられたのかな?などと思っていると、ようやくタンゴが
小気味良い足取りで戻ってきた。が、その足はバンデージをぐるぐる巻きにされてチキンウィング

知らない人達に取り押さえられている恐怖の方が勝ってしまったのだろう。

その後もまだ心臓の鼓動が安定しないまま、先生の指示をもらい、受付で目玉が飛び出る金額を
支払って家路に着いた頃にようやく私も落ち着きを取り戻した。
タンゴは傷の痛みより、バンデージ自体が気になって舐めるので、そこがかぶれないように
メガホンみたいなカラー(エリザベスカラー)を付けてみた。が、彼はよっぽどそれが怖くて
嫌いらしく、安静にしてるどころか今まで見たことがないような激しい暴れ方をするので、外すことに。

結局、バンデージのチキンウィングの上から私のお下がりの靴下を履かせ、舐めさせないように保護。
外へ出す際は雪と泥でチキンウィングが濡れない様にビニール袋で覆い、更にその上から古い
ゴム手袋を再利用して履かせて・・・と、かなり重装備に。
再診の日(今日)までの4日間、これを日に何度も繰り返した。散歩だけは控えるように言われて
いたので、タンゴも私もかなり運動不足になってしまった。

タンゴ爪を剥ぐ2006Feb6th

バンデージを濡らさない様に工夫した甲斐あってか、今日の再診で外されたバンデージの
下からは、完全に乾いた患部がお目見えした。ちょっと赤いが、生々しさはもう無い。
「痛み止めの薬だけはあと一週間ほど続けなさい。患部を舐める様ならまた靴下を履かせて。」
と言われて、チキンウィングとはおさらばになり、ようやく私もホッと出来た。

家に戻って早速5日ぶりの散歩へ出ることに。友人からランチのお誘いの電話が入ったが、
せっかくのお天気だし、タンゴの足の様子も見てみたかったのでそれを断って散歩へ行ってみた。
タンゴは立ち止まっては患部を舐めるが、歩くのは普通だし、ストレスが溜まっていたであろうに
引っ張らずに散歩を楽しんでいる様子。私も嬉しい。ポカポカとした日差しが残った雪に反射して
帰り道には暑いくらいになった。

患部に異常が見られなかったので、この調子で散歩を続けられるだろう。爪が生えてくるまでの
暫くは、ボール遊びや激しい運動は禁止だが、歩くぶんには問題ないようなので、いつもより余分に
歩いてみようかな。

それにしても、動物って痛みに対してなんて強い事か!っちゅうか鈍感?
ライオンにお尻の半分から太ももまでを噛み千切られた野生のシマウマがサバイブしているのを
テレビで見たことがあるが、タンゴにもそんな野生の強さが残っているとは。
それならこっちはもっと肝っ玉据えて育てなアカンな、と反省。

もう一つ反省。
ここ2ヶ月の大雪で、タンゴはコンクリートの上を歩かなかった。そのせいで爪が研がれず、
伸びてしまったのだろう。だから、何かの拍子で爪が剥がれてしまったのだと思う。
彼は爪を切られるのが大嫌いなので、なるべくコンクリートの上を歩かせ、ボール遊びで激しい運動を
させていたのに、この雪でうっかりしていた。タンゴ、ごめんね。

さて、タンゴの爪は体の斑点と同様でマダラ。真っ黒もあれば真っ白もあり、半々なのもある。
今回剥がれた爪は真っ黒だったのだが、次に生えてくるのもまた真っ黒なんだろうか?
ちょっと楽しみでもあったりして。不謹慎かな。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Feb 11, 2007 07:42:08 AM
[出来事] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: