最近の関心事・思う事

最近の関心事・思う事

2008.06.09
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私から見たバトルフィーバーJの登場人物について記載していきます。書きたい順にアップするので順番はバラバラ。



コサックのバトルスーツ(強化服)はミスアメリカのそれに負けず劣らず、その動きも含めて見る者に強烈なインパクトを与える。マスクのモチーフはスフィンクスか、はたまたツタンカーメンか。胸の国旗は旧ソ連だけど、中東諸国も視野にはいっているのでしょうか(いずれにしてもそれらの国にスフィンクスは無い)。

バトルコサック

カッコいいかどうかは別として、ミスアメリカ同様に「これは一体どんな番組なんだ?」と人々の関心を引き付ける「呼び物」になったことは間違いない。現代ならばヒーローとして絶対に考え付かないであろう造形に、「考えた人天晴れ」と思う。戦闘は「サイ」という武器も使用するが、足を使った技(コサックダンスを使ったアクションなど)を得意とする。

バトルコサック

第3話を観てみると、番組当初は、バトルコサックをバトルジャパンのライバル的な立場に置こうとしてたのではないかと思う。オープニングで2番目に登場させた所からもその期待がうかがえる。結果的にバトルフランスの方が名乗りも見た目もヒーローとして映えた為、立ち位置が端っこになり、名乗り・決め技の序列が3番手に後退したのだろう。


しかしフランスと比べてメイン話が多いのは、それだけ扱いやすいキャラクターということだろう。

バトルコサックこと白石謙作は、バトルフィーバーJ初期から最後の出演になった33話まで、その性格に大きな変化は見られない。

ただ番組序盤はコサックメインが多く目立っていたが、中盤は2代目ミスアメリカ(マリア)との絡みがうまく描けなかったからか、主役回以外では目立たなくなる。(逆にアメリカの交代で描きやすくなったのか、フランスの存在感が大きくなる。)

男4人の中では、コサックが1番日本人男性に多いタイプだと思った。
コサックの性格は:カッとなりやすいが繊細な神経の持ち主で、プライドが高い(カッとなりやすい所は私も似ている)。しかしジャパンやフランスと違って非常に分かりやすい人物(喜怒哀楽が顔に出る)。恩師への忠誠心は強く、同僚へ多くを要求し、出来ていないと厳しい言い方をする。反面子供の気持ちは誰よりもよく汲み取り、優しく接する。

秘密戦隊ゴレンジャーで同じく伊藤幸雄が演じていたミドレンジャーも、子供好きで負けず嫌いな性格だったから、コサックが「俺が10代の時はミドレンジャーだった」といっても通用しそう。

白石健作のような人が現実にいたら、大企業の元気な上司だけど、ミスしたら怖い。普通に異性に興味があり、話は面白いが対応がうまくないのでモテルタイプではない。自身の能力を過信しており、器を超えるものに手をつけて失敗するタイプ。上司や会社への厚い忠誠心から着実に役職への階段を上る。家に帰れば子供に優しい良き父って感じか。

子供に優しいお父さんな性格は演じている伊藤幸雄の地ではなかろうか。

ジャパン、フランス、ケニアの3人は「寄らないで!」「あっちへ行って!」と拒絶されても神経が太いのであまりダメージを受けないが、コサックだけは普段は気が強いのに、ナイーブな性格ゆえ、拒絶されると傷つきやすい心のもろさがある。しかしそこが彼の魅力でもある。そういった一面は子供と接している時に見受けられる。常に真っ直ぐに子供と接するので、バトルフィーバーの男性メンバーの中では最も子供に好かれるタイプ。

初代バトルコサック

そしてパチンコで遊ぶのが好きで、口が悪く怒りっぽいのに、普段着は常にスーツで科学者という、アンバランスさも良かった(おかげで個性が際立ち、他のメンバーと性格が被らずバランスが取れていた)。

同じくバトルコサックは他のメンバーと取り替え可能か考えたが、伊藤幸雄さん演じるナイーブで子供好きなバトルコサックの性格はまさにはまり役で、やはり他のメンバーと取り換えは出来ないと思った(だから2代目コサックに白石と同じ事は求められず、違うタイプになったのだろう)。





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Last updated  2008.07.16 13:01:27
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