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あらすじ-第4部-の続き。
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登場人物紹介
- 第1部
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- 第2部
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- 第3部
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- 第4部
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マネックス証券でiDeCo
1668年。ジョフレと約束してから2年の歳月が流れた。クレマンから1か月後に迎えに来るというジョフレからの手紙を受け取る。
読んだら焼き捨てるようクレマンから言われていたが、せっかくのジョフレからの手紙を燃やしたくなかったアンジェリクは肌身離さず持っていることにした。
戦場にいたフィリップは国王に呼び出された。緑の目の奥方に惹かれているが、夫はフィリップひとりだと言い張って思うように出来ないので協力してくれと頼まれる。
国王に忠誠を誓うフィリップは顔色一つ変えず引き受ける。
アンジェリクは「ビーナスの森のあずまやで待つ」と書かれたフィリップからの手紙に胸を弾ませた。フィリップに会うのはあの大雨の日以来だ。あずまやに人の姿が見える。フィリップだと思って近づくと、それは国王だった。
この逢引はフィリップが取り計らってくれたという国王に、王の命令で仕方がなくやったのだと抵抗するアンジェリク。
国王ともみ合った末、剣で国王の腕に怪我をさせてしまう。アンジェリクは震えながらお詫びをしたが、女に刺されて助けを呼んだと思われたくない国王はひとまず彼女を家に帰す。アンジェリクは引き揚げたが、その時、ジョフレからの手紙を落としてしまう。それを拾う国王。
プレシ邸に戻ると、フィリップがいた。国王がアンジェリクに何をするのか分かっていたが、国王に逆らうことは許されない。やるせない気持ちを酒でごまかしていた。
アンジェリクから抵抗したと聞かされて驚く。国王を怪我させたから死刑になるに違いないとフィリップに話した。
国王から呼び出されたフィリップは深くお詫びをする。プライドの高い国王は女に刺されたと思われたくないので、転んで木の枝を刺したことにすると言う。
国王がフィリップを呼び出した理由は、アンジェリクが落とした手紙だった。1か月後に迎えに来ると書かれたジョフレからの手紙に国家を欺いたと思った国王は、アンジェリクをフランスから一歩も出さないよう命令。フィリップ・ド・プレシ・ベリエール元帥に、ジョフレ・ド・ペイラックこと海賊レスカトールの討伐の指揮を命じた。
ジョフレをパリに呼び寄せる為、フィリップはアンジェリクを自宅に軟禁した。
その頃サンセの館では、クレマンが足に効く毒薬を二コラに飲ませていた。
少し痺れてきたところで、海賊一味と接触有という罪で銃士隊に捕らえられた二コラ。
フィリップはバスティーユの地下牢に入れられたクレマンに、「二コラとアンジェリクを返して欲しければ指定の日時にベルサイユに来い」と書かれた手紙を渡して開放。
フィリップはプレシ邸に軟禁していたアンジェリクをベルサイユに連れて行く。アンジェリクは「サンセの名とプレシのフィリップの名に懸けて信じる」といってキスをする。
ジョフレはベルサイユ宮殿に姿を現した。逃げ場のないジョフレが国王に命乞いをするかと思われたが、彼は何と母后と王弟殿下を人質に取っていた。御二方を返してほしくばアンジェリクとニコラを傷一つ付けること無く連れて来るよう要求。
どちらの不利にもならないようフランスの丁度真ん中に当たる、クレルモンフェランで人質を交換することにした。
宮殿を出る時、懐かしきペギラン、ベルナール、セルバローを見たが、彼らの宮廷での立場を考慮し声をかけなかった。
王はアンジェリクを呼び出し、ジョフレの説得を頼む。今降伏すれば許さないこともないと。アンジェリクは二度とフランスに戻らない事を承知でジョフレについて行く決意を話す。
アンジェリクを恐れるモンテスパン侯爵夫人は、国王が通るタイミングでアンジェリクが国王を侮辱した話をする。
怒った国王は、人質交換後にアンジェリクもろとも抹殺する命令を下した。
海賊討伐の指揮をまかされているフィリップは、自分を信頼してくれたアンジェリクを自らの手で殺さないといけない事に悩む。しかし国王の命令は絶対だ。
人質交換当日がやってきた。約束は午後2時。アンジェリクとニコラ、フィリップを載せた馬車がクレルモンフェランに向かっていた。
人質なのにアンジェリクとニコラは不思議な位明るい。フィリップが憎まれ口をたたくも、彼の優しさを知った二人は終始にこやかだ。
クレルモンフェランに着いた。お互いに人質を連れて歩み寄る。フィリップとの別れを惜しむアンジェリクはキスをし髪の毛を人房貰う。
フィリップはジョフレとすれ違う際、行きに通った橋が傷んでいるので山伝いに歩いた方がいいと警告した。
その頃、国王側の待機地点では・・
王弟殿下と母后が無事に戻ってきたことを確認。
村人の一部しか知らない間道から先回りし、この先ジョフレ達が通ることになる橋が見渡せる山で待機、彼らの乗る馬車が来たら山から砲弾を放ち、橋ごと馬車を爆破する計画だ。
海賊共の最後を見届けに、国王とボーフォール公も駆けつけた。
ジョフレたちが乗った馬車がまだ現れないので、フィリップが様子を見に行った。
その頃ジョフレ達は・・
フィリップの忠告に従い、馬車を橋よりもずっと手前にこっそり乗り捨て、見つからないよう橋の下の川を渡る。
ジョフレ達が乗っていた馬車が橋の所までやってきた。一体誰が・・ジョフレが望遠鏡で覗くと、それは馭者に変装したフィリップだった。
同じ頃、望遠鏡で馬車を確認したボーフォール公は、馭者がフィリップであることに気付き、爆撃を止めに行く。しかし間に合わず、砲弾が橋に命中。馬車もろとも爆破される。
国王に忠誠を誓うよう注意深く育てられたフィリップ・ド・プレシ侯爵は、アンジェリクを救うためには身の破滅しか道が無かった。
泣き叫ぶアンジェリク。ジョフレは彼女を託したフィリップの意思を無駄にしてはいけないとアンジェリクを説得、ショックを受けたアンジェリクを連れてその場を離れる。
現場では血まみれのフィリップをボーフォール公爵が抱きかかえていた。唯一の心を許せる友だと思っていたプレシ侯爵が亡くなり立ちすくむ国王。
ボーフォール公爵は「あなたが殺したのだ」と国王に歯向かう。公爵はバスティーユ牢獄に連行されることになった。フィリップを抱きかかえた公爵は連行する馬車に乗り込んだ。
ジョフレ一行は無事に船の待つ入り江に到着した。ところが二コラがサンセに帰ると言う。
二コラにとって、アンジェリクが1番好きな人は自分であってほしかったがそうじゃない。そんな状況はプライドが許さない。ずっとジョフレを兄と呼ぶことを避けていたが、最後に「兄さん、アンジェリクを頼みます」と言って別れを告げた。
二コラはプレシ侯爵が死をもってかたをつけたように、国王に会いに行った。兄の代わりに処刑される可能性を全く恐れずフランスとサンセが好きだから、亡くなったプレシ侯爵も好きだったから戻ってきたと屈託なく話す。
国王とて大事な親友を失ったショックは大きかった。ジョフレの弟とはいえ、プレシ侯爵やフランスを好いているこの青年を処罰する程鬼ではない。
こんな無知な若者はジョフレの弟とは思えないが、せっかく同じ名前だからと、以前二コラ・ド・ペイラック伯爵に与えたサンセの館を与え、今後一切干渉しないので静かに暮らすよう命じた。
1669年。アンジェリク達が海を渡って1年の歳月が流れた。
二コラがサンセの池で釣りをしていると、とある貴族が声をかけてきた。その貴族は1年のバスティーユ牢獄暮らしの後、国王からプレシの館を賜ったという。二コラは館まで釣れた魚を届けることにした。
二コラはボーフォール公爵が断絶したプレシ家で亡き恋人を偲ぶのだと悟った。
二コラはポラックと結婚し子供が出来ていた。
二コラはボーフォール公爵と、共通する想い出を語り合う関係になった。それは「共犯者」だけが持つやすらぎだった。
数年後、アメリカにいるアンジェリクから奇跡的に手紙が届いた。幸せに暮らし、最初の子供はフィリップと名付け、もうすぐ生まれる子供は二コラにするとのこと。
これがアンジェリクからの最初で最後の手紙だった・・・終
木原敏江の漫画「 アンジェリク 」感想
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木原敏江の漫画「 アンジェリク 」感想 ※… 2020.05.03
木原敏江の漫画「 アンジェリク 」あらす… 2020.05.02
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