Tessera Project (テセラ プロジェクト)もしくは、

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くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
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カモメ7440 @ うまい! おそらく散文詩だと思います。 ショート…

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Aug 7, 2011
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カテゴリ: 柔らかい思念
どこまでも、どこまでも線路はゆるやかに下っている。
坂を下っていくだけの列車なのだそうだ。
動くためには重力以外何もいらない。
電気系統で動く部品が何もない。
だから、お金を払わないで乗車してもいいのだそうだ。

乗りこんでみると、最初はおそろしくゆっくりと列車が動き出し、少しづつ速度が上がる。
列車は緩やかな傾斜を下っていく。
キキキキキーッと音が突然し始めて、停まる。
最初の駅だ。


そこで降りればよかったのかもしれない。
駅の構内放送が遥か遠くから聞こえてきたような気がする。
あれはどこの国の言葉だったのだろう。
列車はおそろしくゆっくりと走りだし、それからずっと止まらない。
本当に坂を転げ落ちていくように、スピードはどんどん上がっていく。

不安がもっと強ければ、事態は変わったのだろうか。
列車の細かい振動に誘引されてか、眠りに落ちる。
経験からすると降りるべき駅の少し前で眼がさめるはずなのだ。

眼が覚める。
あわてて窓の外を見る。
風景が高速で流れ、形と色が意味をなさない。

しかし、スピードが遅くなる気配はない。
本当にこの列車は次の駅に向かって走っているのだろうか。

列車はすごいスピードで走り続けている。

#211





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Last updated  Aug 14, 2011 11:12:47 PM
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