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「樹には、『癒しの空気』を作る力があるんですよ。」いろいろなヒーリングの勉強をしてサロンを開いている専門家が、「樹」の写真を前にそんなお話をしてくれました。大きな、古い樹の傍には、そんな空気があるんだそうです。そういえば、樹の幹に触りながら、ゆっくり呼吸すると、急に心が凪いでくる気がします。「私の個展会場も、そんな空気が流れていたらいいな。」そう思いました。***************************************蒸し暑い中ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。外国の方もお見えになりました。若い女性で、モノクロームの写真に非常に興味がある様子で、矢継ぎ早にひどく訛った英語で質問され、少々面食らってしまいました。でも、写真に対する熱意がひしひしと伝わってきて、清々しい気分になりました。いろいろなご意見ご感想を頂きました。自分ではほとんど意識していない、ある種の「思い」が、見る人に伝わっていることに、気付かされました。作家として、喜ぶべきことだと、私は思います。小林博昭写真展「樹」 銀座ふそうギャラリー 6月26日から7月1日まで
Jun 30, 2006
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遠来のお客さんがお見えになりました。午前中に羽田についたとのこと。ひとしきりご挨拶を交わしたあと、じっくり、ゆっくりと私に作品を見てくれました。会場を何回か往復したあと、ゆっくりと椅子に腰掛けて、にっこり、笑ってくれました。夕方、ギャラリーを閉めて、二人で銀座の街に繰り出しました。******************************************今日も新たな出会いがたくさんありました。ありがとうございました。明日もお待ちしています。小林博昭写真展「樹」 銀座ふそうギャラリー 6月26日から7月1日まで
Jun 29, 2006
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すすめられていった、餃子の「天龍」。昼時は過ぎいていましたが結構混んだ店内。店のおじいさんが中華料理屋らしい丸テーブルに案内してくれました。一つ席を挟んだ隣は、ラフなスタイルの初老の男性と若い女性。女性の方が、しきりにディズニーランドの話をしています。時折男性がはさむ「昔話」も、ほとんど噛み合ずに、アトラクションがどうしたの、パレードがどうとか、、。男性の携帯電話が鳴りました。一言二言しゃべってすぐ切ると、また、始まるディズニー。名物の「餃子ライス」が運ばれてききました。長さが10センチほどもある餃子を頬張りながら聞く、ミッキーマウスもまた、オツなものかなと、無理矢理思うことにしました。******************************今日も暑い中、たくさんのご来場ありがとうございました。明日もお待ちしています。小林博昭写真展「樹」 銀座ふそうギャラリー 6月26日から7月1日まで
Jun 28, 2006
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朝、ギャラリーの戸を開け放って、外の空気をいっぱいに入れました。くもりの予報に反して、さっきからお日様が照っています。お昼を過ぎてお客様が途切れた頃、さすがに暑さに耐えられなくなってきました。さっき帰られた方も、ハンカチで汗を拭きながらご覧になっていました。気軽に入って頂けるようにと開けていた硝子戸も、閉めて冷房に切り替えなければいけません。いつの間にか、真夏の太陽が目の前のアスファルトを、じりじりと焼いていました。******************************************今日もたくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございます。いろいろなご意見ご感想をいただきました。私が思いもよらなかったご感想を頂き、新鮮な驚きがいくつもありました。予報によると、明日も「晴れ」とのこと。冷房の都合で硝子戸は閉まっていますし、中に暇そうな人間が一人おりますが、ぜひ、お気軽にお寄りください。お待ちしています。小林博昭写真展「樹」 銀座ふそうギャラリー 6月26日から7月1日まで
Jun 27, 2006
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昨日まで、私の部屋の座敷に立てかけられていた奴らが、今日は真っ白な壁に整列して、スポットライトを浴びてお澄まししています。何度も見直して、隅々まで穴のあくほど見た作品なのに、こうやって並んでみるとまた違って見えます。お客さんのいない間に、一人でじっくり見ては新しい発見をする、そんな一日でした。**************************************今日は朝のうち雨が降っていたのにもかかわらず、たくさんの人に来て頂きました。「私の作品を見に、出向いてくれる」この事がとにかく嬉しくて、ありがたくって、こみ上げてきてしまった。気付かれないようにこらえましたが。。ありがとう。小林博昭写真展「樹」 銀座ふそうギャラリー 6月26日から7月1日までhttp://ginzafusou-gallery.cocolog-nifty.com/blog/
Jun 26, 2006
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今日こそ早く帰ろうと、昼過ぎ頃からピッチを上げていました。でも、慢性寝不足の身は気ばかり焦って動きません。やっとの思いで、やるべきことを終えて、時計を見るともう8時。。。「さあ、帰るぞ!」帰りの首都高が空いていることを願って、車を走らせました。*************************************************サッカ-を見ていたわけではありません。確かに、テレビはついていました。見ていないとは言いませんが、そのための夜更かしでは断じてない、ないとおもう、ないかもしれない、。。でも、同僚のサッカーネタについていけるのは、何故だろう?
Jun 25, 2006
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「あれ~、今日はどうしたの?」朝、出勤すると、去年転勤になった人が職場にいました。「今日から一週間だけ、ここの応援にきたんだ」久しぶりにあうその人は、ちょっとやせた感じがしたけれど、相変わらず元気でした。テキパキ仕事をこなす様子も以前のままです。なんとなく気分が浮かれて、仕事もはかどった一日でした。
Jun 24, 2006
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「スズメ、捕まえちゃった~」職場の同僚が、両手で大事そうに包んで、ニコニコしながら持ってきました。見ればまだクチバシの黄色いひな鳥で、おそらく「巣立ち」か「飛行練習」の最中だったのでしょう。「だめだよ、すぐ放さないと。親鳥が近くにいるはずだよ」私がそう言った瞬間でした。「ビビビビビ!!」鋭い鳴き声とともに、親鳥が超低空で私たちの頭の上をかすめていきました。離れたところで丸くなっていた猫が飛び起きて、ジャンプして伸ばした手をすんでのところですり抜けて、上に揚がったと思ったら素早く反転して、一直線にこちらに向かってきます。親鳥のあまりの剣幕に面食らった同僚は、急いで広いところに走っていって、地面にヒナを置きました。ピーピーと母を呼ぶヒナに呼応するように、近くのアンテナに止まって喉から絞り出すような声で鳴く親鳥。まだこちらを警戒しているようです。「ほら、みんな知らん顔しないと。いつまでたってもお母さんが連れてゆけないから」獲物を取り逃がして手持ち無沙汰な顔をしている猫に、とっておきのモンプチをやって気を逸らしてから、みんなは仕事に戻りました。
Jun 23, 2006
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「もしもし、・・・」「あれ、なんか今日は元気ないね」「ええ、ほとんど寝てないんです」あれ?、昨日は日本戦じゃないし、どうしたのかなと思ってきいてみたら、彼はてれくさそうに、「産まれたんです」そうでした。予定日が七月の初めっていってたっけ。男の子だろうという医者のみたてに反してなんと女の子だったそうで、名前も最初から考え直しだとか。電話の向こうでうれしそうにそう言う彼に、「ところでさ、仕事の話していい? パパ!」一瞬間がありました。にやけている顔が、目に浮かびました。
Jun 22, 2006
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夕方、渋滞情報の掲示板は、真っ赤。「まったく、急いでるときに限って。。」渋滞をさけて遠回りをするか、覚悟の上で突っ込むか、、一キロ先の分岐までに決めなければなりません。渋滞を覚悟して、右のレーンに入ったら、私と同じことを考えたのでしょうか、前の車も一緒に進路変更してきました。アクセルを緩め車間を開けると、ゆっくりと私の前に入ってきて、お決まりのハザード点滅。広くなった分岐点から眺める東京の街は、梅雨時の空の下で一日分の排気ガスを溜め込んで灰色に霞んでいます。急に気が変わって、遠回りする気になりました。
Jun 21, 2006
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あったかいというより暑い昼休みでした。食事を済ませて、ちょっと横になろうと日陰を探して椅子を二つ出して、一つに腰掛けてもう一つに足を投げ出し、腕組みをして目を閉じました。じわっと額に汗がにじみます。やっぱり暑くて眠れないかなと思ったとき、ふわふわっと風が吹いてきて、すっと汗が引っ込みました。
Jun 20, 2006
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待ち合わせの時間まであと10分。まだ明るい街には、昼間の湿った重苦しい熱気が残っていて、早歩きすると、どっと汗が吹き出ます。明るい街に似つかわしくない「赤提灯」のお店。縄のれんをくぐって、「こんばんは、どうもご無沙汰してます」「ああ、こんばんは」冷えて白くなったジョッキのビールを一口。冷たい液体がのどか来に流れ込むのがわかります。夏がきたんだ、と思いましした。
Jun 19, 2006
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道具をひろげて、さてと、、。それなりに集中していないとうまくいかない作業なのに、背中でテレビががなっています。「日本対クロアチア」喚声とアナウンサーの叫ぶ声が聞こえるたびに、思わず振り返ってしまいます。三回目に振り返った拍子に、手元に並べておいた道具を転がしてしまいました。「あ~、ためだ。。仕事になんない!」あきらめて、後半45分間、テレビと正面切って向き合いました。
Jun 18, 2006
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「晩飯まだだろ?食べにイコッか?」会合前に腹ごしらえとばかり、三人でつらつらと食事に出ました。誰からともなく、すっと入っていったお店。おそばもうどんも洋食もある、いわゆる「定食屋」でした。「自動ドア」の自動の部分に紙を貼って「手動ドア」と書き直された引き戸をガラガラッと開けると、テレビのナイターの音と一緒に、「いらっしゃ~い」と間延びした声が聞こえてきました。テーブルについてお互い顔を見合わせました。「そういえば、このメンバーで飯食うのって、あまりないよね」「あー、ないかも。」これから会合があるので、アルコールは抜き。めいめい注文を済ませると、他愛のない世間話をはじめます。月に何度も顔を合わせる人たちなのに、何気ない世間話も、そういえばあまりしてなかったような気がしました。振り返って見上げたテレビはブラウン管が古くなっているのか、巨人の選手たちがやたらノッポに映っていました。
Jun 17, 2006
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朝からひどい雨降りでした。ほんの目と鼻のにあるコンビニにも、傘なしでは行けないくらいの降りでした。コンビニ脇の倉庫のにいついている白い猫も、今朝はまだ朝ご飯にありついていないのか、私に顔を見るなり近づいてきて必死の形相で「ニャーッ」と一声。「まだご飯もらってないの?じゃちょっと待っててね」そういってはなれようとする私のあとを、くっついてきました。いつもは「定位置」で道行く人に媚を売っては餌にありついている彼女も、今日はよほど腹が減っていたのでしょう。雨に濡れるのもいとわず、鳴きながら追いかけてくるではありませんか。雨が目に入るのでしょう、細目にしてうつむき加減で歩く猫は、見るまにずぶ濡れになって、少し『健気』に見えます。職場の軒下で、とっておきの「モンプチ」を食べさせながら、タオルでゴシゴシからだを拭いてやりました。
Jun 16, 2006
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いつも何とも思わないのに、突然大事なデータのバックアップを取りたくなる事があります。今日もそう。。。ファイルを開こうとダブルクリックしたら、一瞬間がありました。「あれっ?」壊れる兆候じゃないかも知れません。その後PC君はいつものようにご機嫌に働いてくれています。でも、心に湧いた一抹の不安は作業を進めるにつれて大きな暗雲となって、のしかかってきました。「もし、このファイルが開けなくなったら、、」ある種の強迫観念にかられて、にっちもさっちもいかなくなりました。今日は適当なところで切り上げて、バックアップを取る事にしましょう。サッカーでも見ようっと。。
Jun 15, 2006
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プリンタのインクを買おうと寄った「ヨドバシカメラ」。閉店間際に飛び込んで、「蛍の光」の流れる中、包みをぶら下げてエレベーターに乗りました。エレベーターに数人いた先客は、ネクタイは緩み、息がちょっと酒臭い。そうでした、このビルの上の階は飲食街になっているんでした。ご機嫌な赤ら顔越しに見えるポスターは「プラズマテレビ!」とか、「パソコンセール!」と大書され、ボーナスが近いせいか、指を指しながら大声でああだこうだと言っています。まさか酔っぱらった勢いで買わせようというわけではないでしょうが、なんか違和感がありました。酔客の乗るエレベーターには、やっぱり「カラオケサービスタイム!」とか、「本日のおすすめ」などと書かれたポスターが、似合うような気がします。
Jun 14, 2006
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ラジオから聞こえてきた「Come Together」。よく知ってる曲なのに、そのときに限って突然、昔の記憶がよみがえりました。高校に入ったばかりの帰り道。電車通学が嬉しくて、乗換駅で改札を出てレコード屋さんに寄り道しました。大きな街のレコード屋さんは品数も豊富で、目移りしてしまいます。洋楽シングルのコーナーで、「Come Together」を買いました。「Something」とのカップリングで、どちらがA面だったかは忘れてしまいましたが、両方とも知っている曲で、”一枚で二曲オイシい” 少ないお小遣いの高校生にはうれしいドーナツ盤でした。ビートルズが解散してからだいぶ時が経っているのに、よくこんなレコードがあったものだと驚いたものでしたが、実はそれは、中学のときに通った地元の小さなレコード屋さんは旬な曲しか置かないからで、かなり古いレコードも、当時は大きなお店に行けば結構簡単に手に入るものだったのでした。「Come Together」を聴きながら、定期を持って学校に行くようになった、ちょっと大人になったような気分、思い出しました。
Jun 13, 2006
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パーキングメーターに車を止めて、ポケットの小銭を探ったら百円玉が一つと十円・五十円が数枚。「ありゃぁ。。。」あたりを見回して、コンビニか自販機を探しますが見つかりません。仕方ないので適当な方向に歩き始めると、ワンブロックいったところに自販機発見!別に飲みたくもないコーヒーを買って、ジンと冷たい缶を持って車に戻ります。真っ赤なランプを点灯させながら待っていたパーキングメーターはすでに6分を差していました。私の投入した三百円を飲み込んで、満足そうに赤灯を消しました。
Jun 12, 2006
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「どうしたの? 今日は元気ないね。」朝から元気のない職場の人、午後になると机に突っ伏して寝ています。「ちょっと頭が痛いんだよ。頭痛薬も切らしちゃって。。」この人も私も、いわゆる「頭痛持ち」。この前、自分が頭の痛い時にこの人の机から頭痛薬を拝借してそのままになっているのを思い出しました。そういえば、最後の一回分だったような気がします。我慢させたのは、自分のせいかも知れません。「あ、持ってるよ。早く言ってよぅ」ちょっとおどけてそういって、こないだ買い置きのつもりで買った薬を1シート渡しました。「こんなにたくさん? いいよ、二錠で。」「いや、前にそこから、もらっちゃった事があるんだ」「ああ、そう」普段なら「なんだそりゃ?」などどきり返してくるはずが、今日はさすがに、素直な返事。お大事に。。
Jun 11, 2006
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そろそろ返さなきゃいけない、図書館の本。行こう行こうと思っていたのですが、夜帰って食事の後となると、おっくうになって延び延びになっていました。今日こそ返しに行かなきゃと、深夜、ほろ酔い加減で家を出ました。ちょっと遠回りしてコンビニに寄って、必要なページをコピーしたついでに買ったアイスクリームを食べながら、人気のない街をブラブラと歩いていくと、昼間は子供たちの声が絶えない公園が、ひっそりと押し黙って暗闇に沈んでいました。図書館の返却ポストはその奥です。公園の中を突っ切るのはやめて、脇につけられた舗道を行く事にしました。ボーッと灯のついたポストに本を入れたら、ガタンと大きな音がして、その音に追いやられるようにその場を離れます。ぽつりぽつりと、雨が落ちてきました。
Jun 10, 2006
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少し時間があいたので、郊外の公園の中に在る美術館にいきました。雨のそぼ降るなか、新緑に覆われた森を抜けて、昔は何度となく訪れた丸い自動ドアをくぐりました。常設展で、「モネ」の作品が展示されていました。17歳の頃の作品だそうで、精緻に描かれた風景画で、確かに柔らかな光線の扱いなどに後年の「印象派」の巨匠としての片鱗は感じられるものの、「上手な絵」と言う印象でした。この展示会場には、絵のすぐ前に椅子が置かれています。学芸員の方が、絵の前に立っている人に「どうぞ、腰掛けてゆっくりご覧になって下さい」と、話しているのが聞こえました。私も、少しだけ腰掛けて絵と対峙してみました。いつものように、立ったままあごに手をやってしかめっ面しているのとは違い、ゆったりした気持ちになれます。見るというより、眺めるという感じ。描かれている一つ一つの事物ではなく、全体から滲み出てくる雰囲気、空気感、ある種の臨場感みたいなものが感じられてきました。「椅子に腰掛けるか、、、いいかもしれない。」ちょっとした事なのに、目から鱗が落ちたような気がしました。人気の展覧会では、無理な相談ですが。。http://www.momas.jp/4.htm
Jun 9, 2006
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今度の展覧会に出品予定の「オールスターキャスト」。6畳の座敷にキッチリ並べて、私は敷居のところに立ってしばらく眺めていました。腕組みをしてしかめっ面で、「う~ん」15分、30分、もう一時間になろうとする頃、なんだか可笑しくなってきました。ここで一人で唸っていたところで内容が変わるわけじゃないし、だいたい、今更どうころんだって自分の作品だし、、、。そのうち、立ってるのをやめて、座敷の隅にどっかり腰を下ろし、柱にもたれかかって薄目を開けて。こうすると、細部は見えないかわりに全体の調子がよくわかります。ちょっと横になろうかな。。肘をまくらにして、そのまま寝入ってしまいました。***************************************************カレンダーをよく見たら、個展の初日までもう二週間とちょっとなんですね。まだ先だと思っていたのに、、。直前になってバタバタするのは、私のいつものパターン。作品を前に居眠りできるうちは、状況をよくつかめていない証拠です。(反省)
Jun 8, 2006
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連日の夜更かしが祟って、さすがに今日は、眠い。。「目の前に布団があったら、10秒で意識がなくなるだろうな」朝から、そんな事を考えて仕事をしていました。陽の当たるところに椅子を出して、ちょっとお昼寝する事にします。テレビでやっていた、”午睡をするなら直前にコーヒーを飲むとよい”という話を思い出しました。。カフェインの覚醒作用がきいてくるのは30分くらいあとなので、ちょうど起きる頃に効いてきて、すっきり目覚めるというのです。濃いコーヒーを一杯飲んで、さあ、昼寝。。薄曇りの太陽は昼寝には持ってこいです。腕組みをして、目を閉じて、耳に入る物音にエコーがかかるようになって、あ~、落ちる。。「電話はいってるよ!」いいところだったのに。。気を取り直して、、、目をつぶって。「ちょっと、あれ、貸してくれない?」あのねぇ、、。結局ほとんど眠れませんでした。カフェインの効果も検証できず、またのろのろと働きはじめました。
Jun 7, 2006
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まだ陽の高いうちから、ずっとPCに向かっていました。やや暗くした部屋はまるで穴蔵に入ったようで、日が暮れた事も知りませんでした。「シャーッ」外を走る車の音で雨が降っている事に気が付くと、なんとなく肩の辺りが寒い。立ち上がって窓の外を見ました。すっかり暗くなった道は雨に濡れて、ところどころにできた水たまりは街灯の灯を映しています。開けっ放しになっていた窓から、湿った夜風がどんどん流れ込んできて、部屋全体がひんやりしてきました。急いで電気をつけて、テレビのリモコンを探してスイッチを入れ、「さてと、お腹空いたな」椅子にかかったシャツを羽織って、キッチンの冷蔵庫をあけると、こっちも冷たい風が出てきました。
Jun 6, 2006
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地図と勘を頼りに、行き先を探していました。「えーっと、ここを曲がるのかな。。」やや上り坂になって、鋭角に交わる交差点は、いつかきたような気がします。そうだ、思い出した。数年前、友人が結婚披露宴を開いた建物があるはずです。確か、何とか県人会の会館だったはずだと思ってよくみると、周りは工事用のフェンスで覆われ、かろうじて見える門柱には、銘版を取り外したあとがありました。でも、この、アイボリーの門柱は見覚えがあります。その日の事が、一瞬のうちに思い出されました。身近な親戚だけの、本当にこじんまりした披露宴。他人はカメラマンを言いつかった私だけです。学校の教室のような部屋で、日の当たる窓際に作られた高砂に座る二人に、酔っぱらった叔父さん叔母さんたちが、とっかえひっかえやってきては酒をついで、しまいにはダンスパーティーに豹変するという、それはアットホームな披露宴でした。掃出しの窓から外に出ると、きれいに手入れされた芝生の庭があって、花嫁さんの真っ白なウエディングドレスが、冬の柔らかい日差しを浴びて、緑に美しく映えていたのが印象的でした。そんな事を考えていたら、曲がるべき路地を通り過ぎてしまいました。
Jun 5, 2006
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銀の盆に載せた、洗礼者「ヨハネ」の首を両手で高く差し上げて、恍惚とした表情を見せる「サロメ」。ふくよかな白い腕。背中のあいたドレスと柔らかそうなショール。暗い背景に浮かび上がる、白い顔。無表情と見られなくもない、やや下を見る視線の先には虚空しか見えていない。自己陶酔するサロメは、何に酔っているのか。満足、達成、優越。違う、、さて、何だろう。******************************ティチィアーノ作 「サロメ」プラド美術館展東京都美術館(東京・上野)7/2までいい展覧会でした。81点は見応え充分。ただし、個人的には、ちょっと芯がずれた展示作品に消化不良気味。プラドまでいきたくなりました。これってスペイン観光局にまんまとのせられてる?(笑
Jun 4, 2006
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どんより曇った空。いつもの作業。昨日も同じこと、やってたような気がします。その前も、いや、ずっと前から。遅々としてはかどらない仕事にうんざりしながらこの先、やらなければならない事に憎悪さえ感じそれでもやろうとする自分自身に薄ら笑いを浮かべて。足下に、ダンゴムシが寄ってきました。這いつくばって、モゾモゾともがきながら、私の靴の縁までくると、ちょっと考えてから、今度は靴に沿って歩き出しました。靴をどけたのに、そのまままっすぐ歩いていきました。もう、面倒になりました。「明日、休む」夜、そういって職場を出ました。
Jun 3, 2006
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このところ、ろくなものを食べていません。カップラーメンだのスナック菓子だの。忙しいこともあって、夕食は深夜。小皿に盛ったひじきとか切り干し大根で、一杯飲んで寝てしまう。。そういえば、鏡を見るとめの下に隈が。。こんな食生活を少しでも改善しようと、今日のお昼はちゃんと食べました。ファミリーレストランの「ハンバーグ&野菜メンチカツ」。いかにも太りそうなメニューですが、「緑のたぬき」よりはマシというものです。スープとライスをおかわりして、かなりお腹いっぱいになりました。ただ、私にはちょっと塩っぱ過ぎたみたいです。あとで、とても喉が渇いて仕方がありません。簡単に済まそうと「買い食い」。ちゃんと食べなきゃと「外食」。いけないと思います、こんな暮らし。。ちゃんとした食事は、やはり手間をかけないとだめなようです。
Jun 2, 2006
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車に荷物を積み込んで、いざ出勤。フロントガラスの、ちょうど目線の高さに小さなクモがへばりついていました。よく見ると、外側ではなくて、内側。運転中にうろちょろされては困るので、裏の路地に車を止めて、捕まえようとティッシュペーパーを近づけました。「朝のクモは縁起がいいから、殺しちゃだめだよ」昔、ばあちゃんに言われたっけ。「じゃあ、夕方のクモは縁起が悪いの?」「・・・」その問いに、祖母がなんと答えたかは忘れてしまいましたが、殺した方がよいとは言わなかった気がします。そっとティッシュに乗り移らせて、車の外に逃がしてあげました。
Jun 1, 2006
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