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カテゴリ: フットボール
バルサの人材流出が続々と? 」で書きましたが、同じような記事が出てきましたので紹介します。
エコーの記事です。


REMEMBERING JAVIER MASCHERANO - LIVERPOOL'S FORGOTTEN WORLD CLASS MIDFIELDER WHO THE REDS NEED TO BRING BACK



2000年代後半、ミッドフィールダーで思い出されるのは、髭を蓄えた温和なシャビ・アロンソだ。

誰もマスチェラーノについて語らない。彼がリバプールで139試合に出場し、チャンピオンズリーグ決勝で最高のパフォーマンスをし、タイトル争いをする上で重要な役割を果たしていた選手にも関わらずだ。彼は、ミッドフィールドからディフェンスに活躍の場を移し、世界最高のクラブの1つで4つのラ・リーガのタイトル、と2つのチャンピオンズリーグを制したのも含め、15のトロフィーを掲げてきた。

代表レベルでも特別だ。彼はオリンピックの金メダルを2つ勝ち取った唯一の選手だ。彼はコパ・アメリカの決勝でもプレーしたし、ワールドカップ決勝でもプレーをした。

2014年ワールドカップで、彼はトーナメントの最優秀選手の最後のリストに残っていたし、すべての試合でフル出場した選手だ。準決勝では、相手の決定機、アリエン・ロッベンのシュートをブロックしチームを救った。

賞賛と批判の対称的なことがある彼にはある疑問が浮かぶ。過去10年で最も過小評価された選手の1人はマスチェラーノではないか?と。

彼はリバプールに在籍した。アロンソはオーケストラで、ジェラードはスターだった。そのときこのアルゼンチン人はラファ・ベニテスの中盤で何の役割を果たしたか?彼はアロンソのようなクラスの選手ではなかったし、キャプテンのような超越した存在でもない。

彼はそこにはない他のものを持ち込んだ。粘り強さ、意思、一貫性をだ。もしベニテスの細やかな前の選手が破られても、マスチェラーノはディフェンダーの前に構える商壁だった。ジェイミー・キャラガー、サミ・ヒーピアは、スペイン人マネージャーから多くの信用を得ていたが、それはマスチェラーノが多くの恩恵を与えていたのだ。

彼のアロンソとのパートナーシップは、完璧に限りなく近かった。彼のコップとの結束は、彼のチャレンジと同様に強く、彼はボールを跳ね返し、ピンチを容易に取り除いてきた。90分間、彼は手を抜くことをしなかった。2000万ポンド弱で、彼はクラブにワールドクラスを手に入れたことを示して見せた。

彼はアロンソのように崇拝されるような存在ではなかった。競うことではないが、しばしば比べられることがあった。30ヤードの興奮するパスは、現代の試合では大きな影響を与える。

アロンソはクールだった。一方でマスチェラーノは猛犬だった。アロンソは苦労なく雑誌のカバーを完璧に彩った。マスチェラーノは決して表紙を飾るような美貌を持っていない。彼の鍛えられた体は血管が浮き上がり、白黒写真を撮られるようなことはなかった。

ピッチ外では、(今日誕生を迎えた)この32歳は雄弁で思慮深く、本物だと言われている。もっと印象的なのは、彼はフィールドに入ると人が変わってしまうのだ。

彼はまだハートをリバプールに残している。2011年チャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドが敗れたあと、彼はこう語った。「リバプールのサポーターはぼくが去ったあと、ぼくと同じように悲しかったことは分かっている。これ(ユナイテッドが敗れたこと)は、彼らにとっていいことだね。」

バルセロナから関心が寄せられたとき、リバプールは2009年夏にアロンソとマスチェラーノの両者を失うことを拒否した。だが翌年にはクラブは財政難となり、彼らを揃って再び見ることはできなくなった。ロイ・ホジソンはマスチェラーノを上手く扱えず、バルサが再び関心を寄せたとき、南アメリカの選手をカンプ・ノウへ売り飛ばした。

「プレシーズンでリバプールに戻ったとき、俺は彼らと多くのミーティングを持った。彼らは俺に多くの約束をしたが、それが守られることは決してなかった。」と彼は2014年に説明した。

「俺は起き上がらず、プレーすることを拒否した。マンチェスター・シティ戦の直前のことだ。アーセナル戦ではプレーしたし、俺はすべてを捧げた。リバプールのシャツを着ていたからだ。」

「俺たちは20日間移籍について話し合った。クラブもそれを求めていたしね。でもそのとき彼らは俺にとっての状況を難しくしたんだ。」

「みんなは本当によく接してくれたし、それは決して無駄にしたくはない。」

「俺は別の方法で去りたいと思っていたけど、彼はそうはさせてくれなかった。」

彼のマージ―サイドでの時間、レッズのために彼が何をしたのかを憶えていることは重要ではない。それはキャリアのすべてではないからだ。5シーズン強で2ゴール、そこいは2009年にグディソンでのゴールも含まれる。だが、それは彼を印象付けるものではない。

マスチェラーノ自身は、まったくそれを気にしていない。「俺は流行に乗ったことは一度もない。変わり者なんだよ。」と彼は一度語っていた。「名声や他のことは大事ではない。トレーニングをして自分が成長して、試合を楽しめればそれでいい。」

次のシーズン、ユベントスへの移籍が濃厚といわれている。カタランのクラブで6シーズンで300試合近くに出場し、変化を求めているようだ。

だがバルサは彼をクラブにとどめるために話し合いをしようとしている。このスペイン王者から出て行くことを勧めないと認めている。

もし彼が出て行くときが来たとしたら、リバプールは注意を払うべきだ。

リバプールに戻ることは歓迎されるだろうし、今の役割を完璧にこなす力をまだ持っている。

レッズはリーダー、個性、中盤の核が必要だ。彼はバルセロナでセンターバックとして6年を過ごしたが、アルゼンチン代表ではまだ中盤で働いている。

今のリバプールにはアロンソよりもマスチェラーノが必要だ。



YNWA
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Last updated  2016/06/09 08:24:26 PM
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