2007.05.08
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カテゴリ: アート・イベント


わざわざ日中の平日にしましたが、比較的混んでます。経験上、時間が経つにつれ混むので、予定されている方は早めに行くことをお勧めします。


今回、個人的な目当ては、 「桜さくらサクラ・2007」展 で出ていなくてがっかりした土牛の「醍醐」です。

特に日本画を趣味にしていなくても、どこかで見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。平成9年4月に発行された切手趣味週間の80円切手にもなった絵です。

この美術館にまめに通い続けて一年近く経ちますが、ようやく実物を見ることができ、幸せです。80歳を越えてこんな絵を描けるって凄いと思う一方、このお歳だからこそ、絵の中心には花ではなくこの立派な幹を持ってこれるのかも、と思いました。

醍醐.jpg


ポスターに使われているのは、左上から竹内栖鳳の「班猫」、速水御舟の「炎舞」に「名樹散椿」。「班猫」と「名樹散椿」は前期、「炎舞」は後期展示です。

「名樹散椿」は、幹の描きっぷりはおおらかですが、圧倒される美しさです。でも、こんな椿あるわけないだろ、と思ったら実際にモデルがあり、その木自体は枯れたけど京都市北区のお寺には二代目があるそうです。こんな風格ある枝ぶりではないでしょうが、冬に行く機会があれば、ぜひ見てみたいと思います。

名樹散椿.jpg

抱一の「秋草鶉図」も見事だし、加山又造の「冬山」も良かったです。

冬山.jpg




鮎.jpg


他に、最近見た絵の中で同じお題のものがあったのは、速水御舟の「牡丹花(墨牡丹)」です。たぶん現実にはないまっ黒い花をわざわざ描くのはなんとも不思議な気がしますが、今年の一月、 ハウスオブシセイドウ「椿会の春 60年の輝き」展(前期) で、土牛の描いた「黒牡丹」を見ました。それぞれ特徴の違いが面白いです。左が御舟、右が土牛(今山種で展示はされてません)。

牡丹花.jpg黒牡丹.jpg


同じく今年一月の 日本橋三越「川崎小虎と東山魁夷展 」で見た東山魁夷の「年暮る」も今回掛かってました。ここの所蔵とは知りませんでしたが、何度見てもしみじみとしたいい絵です。

年暮る.jpg


前期は6/3まで。前期・後期で全ての展示が入れ替わります。美術館HPで割引券がゲットできますのでお忘れなく。


[参考]

 ○  山種美術館
   ※  割引券





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最終更新日  2007.05.08 21:06:55 コメント(4) | コメントを書く
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