しかし個々的にはきわめて合理的かつ正しいはずの選択が、その全体としては「誤った結果」を招くことがある。これを経済学では「合成の誤謬(ごうせいのごびゅう fallacy of composition)」というそうですね。ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じることがある(wikipedia)ということらしいです。 賃金が低い場合、家計の支出を切り詰めるのは、個々(ミクロ)の判断としてはごく合理的な振る舞いですが、それの集合である社会全体(マクロ)としては消費の総量が落ち込み、結果的に個々(ミクロ)の賃金はさらに下がる=望まない結果を招くということになる。