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龍の森さんComments
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所沢は 1911
年に日本最初の飛行場である所沢陸軍飛行場が開かれた、
言わずと知れた日本における航空発祥の地です
(他地域での認知度が高いかと言われますとちょっと困ります)。
そして所沢陸軍飛行場を拡張・移転する形で開かれたのが、
隣町の狭山市・入間市にある現航空自衛隊入間基地です。
と知ってはいたものの、入間基地というと秋の航空祭に出かけたくらいでした。
今回、その入間基地の内部に初めて潜入・・・いや見学に行く機会がありました。
バスで基地内に入り、
滑走路脇の格納庫で災害派遣輸送や山火事の消火活動に活躍している
大型ヘリコプター CH-47
チヌークを、
実際に運用している隊員の方から説明を受けながら見学し、
機内も操縦席も見せていただきました。
次に修武台記念館というりっぱな資料館に向かい、
様々な展示を見学しました。
展示内容には、太平洋戦争時の特攻隊のコーナーもあり、
特攻の成功率が惨憺たる低さ(ほとんど目的達成前に撃墜されていたそうです)
であったということも知りました。
祖国を守るために若い命を散らせた特攻隊員の方々の遺書や寄せ書きに、
見学者一同涙を浮かべていました。
売店では入間基地ならではのグッズもあり、
たぶんミリタリーマニアの方であれば何時間でも楽しめるのではないでしょうか。
私はミリタリーとか(私よりも重いくせに空を飛べる)飛行機よりも
地に足をつけた鉄道の方が好みなんですが、
せっかくなので入間基地のロゴの入ったタオルを買ってきました。
今回の見学で初めて知ったのは、
所沢市民にはなじみのあるアンリー・ファルマンという複葉機
(ファルマン通りはこの飛行機から名前を取っています)の実機が
入間基地で保存されていたということです。
ただ、いかんせん 100
年も前のものですから実物ではありますが
大部分はレストアされて、
当時のままの部分はエンジンとその他の僅かなパーツのみとなっているそうです。
写真やイメージとしては
所沢市民がよく見かけているあの複葉機の実物ですよ、実物。
いやあ、これには飛行機嫌いの私も、所沢市民として大興奮しました。
感動しましたねえ。
今回は 3
時間程度の見学時間だったため、
記念館の展示も駆け足でしか見ることができませんでしたが、
それでも見ごたえ満点でした。
ガイドをしていただいた広報の隊員によれば、
年間 10
日くらいと限定ではありますが申し込めば見学できるそうなので、
ご興味のある方はぜひ入間基地の HP
でご確認くださいとのことです。
なお今回は自衛隊の基地内に潜入しての見学でしたから、
そこもかしこも軍事機密てんこもりだったので、写真はありません。
ではありません。
写真撮影 OK
の場所もたくさんありました
(アンリー・ファルマンも撮影可です)が、
ガラ携の解像度はみじめで、
かつ貼付け方がわからないので写真を載せられないだけです。
あしからずお許しください。
田中大貴