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虎党団塊ジュニアさん 阪神春季キャンプ(5日、沖縄・宜野座)阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=が異例の早さでシート打撃に初参加し“来日1号”を含む2打数2安打。左中間への豪快な一発に、首脳陣も他球団の偵察隊も驚いた。甲子園など左翼への本塁打が多いセ・リーグで、頼もしすぎる存在だ。ジェリー・サンズ外野手(32)=前韓国キウム=も2打数1安打で、選球眼や対応力を証明した。
小雨の降る宜野座で、心地いい快音が耳に残った。きれいな放物線を描いた打球は左中間席へ。ボーアが衝撃的な“実戦デビュー”を飾った。
「この時期は結果よりとにかく生きた球を見るという意味で、順調に段階を踏めている。いい感じで球を見られている」
午後1時、初めてシート打撃に登場した。伊藤和が相手の第2打席。外角高めの138キロ直球をはじき返す。軽く合わせたようなスイングでも、飛距離は十分だった。第1打席も伊藤和の135キロを中前へ。1-1からの3球目は、121キロのチェンジアップにバットを止めるなど、変化球への対応も証明した。
2打数2安打1本塁打。今季は東京五輪の影響で開幕が例年より1週間ほど早いとはいえ、新助っ人が第1クールから実戦形式の打撃練習に登場するのは異例の早さ。同じく左翼方向への打撃が得意だった三冠王2度の“史上最強助っ人”バースの再来に、他球団007は、震え上がった。
「左翼方向へ本塁打が打てるということは甲子園もそうだけどマツダ、神宮でも打てるということ。芯に当たったら簡単にスタンドに行く。怖いですね」と広島・田中スコアラー。右翼から左翼へ浜風が吹く本拠地はもちろん、マツダも神宮も左翼方向へ本塁打が出やすいとされる。狭い東京ドームや横浜スタジアムは言うまでもない。昨季94本でリーグ5位だったチーム本塁打数を、激増させてくれるはずだ。
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