目を閉じたまま布団の中で背中を丸めると
心のずっと奥の方から
遠い昔の心地良さがフッと湧き上がって
しばし まったり
した時を過ごせます
所内研修はカーテンを閉め切って行うことが増えました
以前は資料を印刷コピーして配布していたのですが
紙がもったいないので裏紙を利用するようになり
今では資料をプロジェクターで映し出すのが主体となったからです
カーテンを閉めてDVDを観ると眠くなるのは別として
何となく研修に集中できるように思います
外の景色に気を取られないからではなく
室内が少し狭く感じる分
研修の場が和やかになるようです
しかしこれは内部だからであって
外部研修の広い会場であれば
単に眠くなるだけです (^_^;)
投影による研修が多くなったとはいえ
やはり裏紙利用の印刷物もまだまだ使います
事例判例や解説文などの抜粋です
それらは何をおいても先ず本文を読む必要があり
学校の授業のように席順にひとりずつ
声を出して読むのが通常になっています
黙読では流し読みにもなってしまい
内容をしっかり把握できないということもありますが
何よりも今どきの若者が漢字を読めないからです
読めないのにどうやって勉強しているのか
声に出して正しい言葉で発表ができるのか
情けない実態でもあります
日頃から書物を読み慣れていれば
知らない ( 読めない ) 漢字でも
文章の前後から判断 ( 想像 ) して読めることが
けっこうありますよね
そういうことすらできないで
読み詰まってしまうと飛ばして読んだり
小さい声でゴニョゴニョと言葉を濁したりで
聞いている方が恥ずかしくなります
小学生のように横から教えてあげるのは
こちらも気が引けるし本人は恥ずかしいでしょうが
そうでもしないと覚えられないでしょ
外に出て恥ずかしい思いをするのは避けたいよね
新入社員にはまず漢字練習をさせるところもあるのは
今どきは笑いごとではなく感心します
情けないことですが・・・
というのが本日の趣旨ではなく
本題はここからです ( 笑 )
昨日もそうやって研修資料を読んでいたのですが
難しい漢字とは別に厄介なのが 数字の表記
です
いったい誰があんな表記を始めたんだろうね
昔の日本人は頭が良かったのか何なのか・・・ (^_^;)
しかも今もなお使い続けているのが脅威です
桁数の多い数字
のゼロを省略するのに
例えば 5千円 とか 500万円 なら簡単に読めますが
50千円 50百万円
すんなりと読めますか?
さらに 5,500百万円
すぐに読めますか?
昨日はこのへんで誰もが一旦ストップしていました
こういうのも 慣れ
なんでしょうけど
普通は いち じゅう ひゃく せん ・・・ とか
末尾の桁から左に順を追って数えてみますよね?
その間しばし文章を読むのが中断してしまう
面倒になってくると誰もが了解のもとに
50百万円 を ごじゅう百万円
と読み進む
それも内々のことだから可能なことですけど
これでは正しい金額が判らないよね
視覚だけで判断できる数表に使うだけならまだしも
唱えることができないのはどうかと思わない?
私は 0ゼロ
が並んでいる方がまだ読み易いです
でも 505,000,000
は 5億500万
です
5億5百万 も許容範囲ではありますけどね ( 笑 )
わがまま勝手のようにも思えますが
そこは 漢数字
と アラビア数字
が存在する日本ならではのことで
自在に使えるからなんでしょうね
数表
については視覚的な読み取り易さを求められるけど
文章
については作成する人の好みのようにも思えます
それぞれの 業界の常識
もあるのかもしれませんが
頭の中で5億円と唱えながら500百万円と文字入力する
( 合ってる? )
それは頭の回転の良さなのでしょうか
私には単にヘンなこだわりとしか思えないなぁ (^_^;)
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