違うと思うが･･･

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2021年10月15日

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カテゴリ：カテゴリ未分類

隣家の裏庭の向こうにある小さな児童公園には

ブランコが２台と滑り台が１台と砂場と

小さな子供が走り回れるほどのスペースがあります

四角い敷地の３方は住宅に面しているので

公園にいると３方の家から見られている気がして

とてもとてもデートには使えそうにありません　（笑）

隣家の庭木がまだ小さかった頃は

うちの窓からも公園を見ることができたのですが

今は藤棚や木が生い茂って滑り台のてっぺんが少し見える程度です

３０年ほど前のことになりますが

公園の入口前の道向こうの家にいた女の子が

毎日ブランコに乗っていました

最初は朝と夕方と休日に乗っていたのが

歳をとるにつれ夜も雨の日も風の日も頻繁に乗るようになり

雪が積もってもブランコにたどりつければ乗っていました

ブランコの音が聞こえるのが当たり前になっていた日々

キーコキーコと勢いよくブランコを漕ぐので

近所でも評判になっていました

共働きの親が家にいない間

一人っ子の彼女は玄関からまっすぐの所にあるブランコに乗って

いつも何を考えていたのだろう

小学生の頃からブランコに乗っていた彼女は

高校生になっても乗っていましたが

いつからか音が聞こえなくなっていきました

最近また朝夕にブランコを漕ぐ音が聞こえてきます

時は流れてまた近所の小さな子が乗っているのでしょうか

庭木に隠れて見えないのですが気になっています　

誰かと一緒に乗っているわけではなさそうで

話し声は聞こえてきません

ぐるっと外から廻って見に行くのも面倒です　(^-^;

まさか大人になったあの子が再び乗っているんじゃないよね

もしかしたら彼女の子供が乗っているのかもしれない

それとも別の近所の子供なのかな･･･

もし昔の彼女本人だったらちょっと怖いかも･･･

そんなことを思いながら

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