
この花魁草が咲き始めたのは、7月2日とブログに記録されてある。
その後、咲き終わっては剪り戻され、それを何度でも繰り返して、霜降の時期だというのに未だに咲いている。
かつては、周囲を白粉の香りを漂わせ、蜂、蝶、蛾、蟻などが所狭しと群がっていた。
しかし、今では、芳香は殆ど伝わってこず、蝶なども寄りつかない。
*
花魁草は、花を付けていざ実を拵えようとするときに、花首をカットされるから、結実を実現するため何度でも新芽を伸ばし開花する。
花よりも、実を付けることが天命と一途に思いこんで再挑戦する。
側には、剪り戻されず実を付けてはいるが枯れ上がった無様な茎がある。
見ようによっては、花は枯れ茎を見ながら、死するまで美しく己を飾り立てていた方がいいと満足しているようにも映る。
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