ライフキャリア総研★主筆の部屋

ライフキャリア総研★主筆の部屋

2004年01月29日
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 週刊誌に連載中のエッセイのネタを探すため、朝から新聞をゴソゴソやっています。このエッセイのテーマは、最近話題の新技術や新商品に関するものですが、そのほか、私の守備範囲である厚生労働ネタも、目に留まったものから切り抜いています。

●私の新聞切り抜き術

 ここでちょっと、私の新聞切り抜き術をご披露しますと、切り抜いた新聞は、使用済みのA4コピー用紙の裏側に貼り付け、テーマ別に角2サイズの茶封筒に入れて整理します。

 時間のないときは、切り抜きは後回し。お目当ての記事のあるページを破き、記事の部分に赤いマジックで印をつけておくだけ。切り張りは時間のある時にやればいい。でも、その時間が最近、なかなかないので、ページを4つに折りたたんだものを茶封筒に投げ込むこともしばしば。ま、必要なときにすぐに取り出せればよいのです。

●『13歳のハローワーク』の影響

 村上龍の『13のハローワーク』が売れているようですね。「やられた!」と思いました。内容を読むと、必ずしも労働関係に詳しくないライター集団がデータ部分を担当したようで、私の目から見ると、問題のある表現も多々あります。それにしても、これだけ多くの職種情報を、この程度のサイズ(ほぼA4で455ページ、2,600円)に収め、しかも親しみやすいイラストつきのカラーページでまとめた功績は大きいですね。

 いかにも学校の副教材として役立ちそうで、全国の小・中・高校の数だけにしても膨大ですから、編集者の算盤のはじき方には頭が下がります。

 それはさておき、村上龍が指摘しているとおり、職業について考える時期は、なるべく若いほうがいい。13歳は、ちょうどいいタイミングでしょう。もう少し早くてもいいかも。若いときは選択肢が広いので、「やり直し」することなく、最短距離で進む道が開かれています。もちろん、やり直ししないのがいい人生であるとは限りませんが。

 この本がひとつの起爆剤になって、子供や若者に対する早期職業教育の必要性を唱える声が高まってきましたね。いいことだと思います。



●小・中・高校にもエクステンションスクールを

 さて、そこで提案です。「ゆとり教育」とやらで時間割に余裕があるようですし、また、少子化で教室も余っていますね。それを活用して、小・中・高校にもエクステンションスクールを設けてはいかがでしょうか。

 テーマは、親と子のための職業教育です。私の専門の再就職支援プログラムを組み込むことにもメリットがありそうです。専業主婦が再び働き始めようとするときに、子どもの育児との両立や夫の無理解がネックになるケースが多々あります。

 子どもの立場で考えれば、いままで1日中身近にいた母親と引き裂かれるのは辛く、納得しがたいでしょう。「お母さん、なぜ、働くの?」「どうして大人は働かなくちゃいけないの?」という根源的な問いに対して答えるのは非常に難しい。

 だから、子どもが小さくて、理屈っぽくなる前に、保育園に慣れさせるのが得策ということもありますが、そうしても、その後、小学校に入学して、ものごとがよく分かるようになったときに、お母さんがいないことに孤独感を感じたりするケースもあるでしょう。

 そこで、親と子が一緒に働くことの意味について考えたり、話し合ったりする機会を設けてはどうかなと思うのです。家庭の中で親子がじっくり対話するのもいいでしょう。でも、それでは偏った考え方に陥るリスクもあります。親は、子どもには色々なチャンスを与えたいと考えるはずですし。それなら、専門家や他の親子も交えて、色々な意見の中で考えていく機会が必要ではないでしょうか。

 プログラムは色々と考えられます。母親向けの再就職のノウハウの提供、母親が働くことの意味について考える親子のグループワーク、夫婦のグループカウンセリング、リストラされた父親のための再就職支援、パソコンなどの基礎的職業技術を親子で学ぶクラス……。

 教室で、講義形式、実習形式、ブループワーク(グループカウンセリング)などのさまざまなクラスを提供するほか、随時利用できる職業資料室および個人カウンセリングルームの併設も必要でしょう。

 カウンセリングは、メールや電話などでも行えるといいですね。

 まずは中学校から、職業教育を核としたエクステンションスクールを設けたいものです。運営には、民間人校長の登用、高齢者ボランティアの活用を大いにしてほしいものです。働きたい人は、60歳を過ぎても働ける社会を、まずは地域からつくっていきたい。

 私は書くこと、調べること、教えること、カウンセリングで問題解決の支援をすることは得意ですが、ビジネスモデルの構築やマネジメントは経験がないので不得手なんです。どなたか、お力添えいただければ幸いです。一緒に始めてみませんか? 親と子のための職業教育事業を。





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最終更新日  2004年01月29日 13時32分08秒


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