ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2004年02月23日
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 膝のケガは長引くとか……この暗いトンネルがどこまで続くのか、不安な気持ちでいっぱいです。今週は、たまたま取材や打ち合わせといった外出の機会が少ないからいいけれど、大好きなエアロビクスはいつ再開できるのやら。体重のコントロールも難しくなるだろうなあ。やれやれ。

 転んだのは、自分にも過失責任がありますが、あの道路の凸凹がなければ、こんなひどい怪我をせずに済んだのではないかという気がしてなりません。

 普通、平らな道で前のめりに転倒した場合、擦過傷が手やヒザにできるのではないでしょうか。ところが、今回の場合は全然なし。手のひらは無傷ですし、不思議なことに強打した膝の部分のパンツの布地も切れたり、こすれたりしていなくて、膝にも青あざなどは表れていません。

 よくわからないのですが、道路の凹みに右足がはまって、凸の部分に膝を強打してそこに全体重がかかり、やや遅れて手をついたので、手のひらが無傷だったのでは?

 そんなふうに考えるとちょっと悔しいので、事故現場(!)の歩道を管轄していると思われる目黒区にひとこと文句が言いたくてネットで調べてみると、目黒区のホームページから区長へメールを送信できることが分かり、さっそく送ってみました(以下、引用)。

>2月19日(木)の深夜、都立××高校の向かい側の歩道を歩いていたとき、道の凸凹に足を取られて転倒し、右ひざを強打してしまいました。
>翌日も痛みがひかなかったので、近くの開業医のもとでレントゲン撮影したところ、骨には異常がなく、打撲と診断されました。
>湿布で治療中ですが、痛みがなかなかひかず、杖なしでは歩行できない状態です。
>私が転倒した場所は、マンホールの部分だけアスファルトが盛り上がった状態になっており、非常に危険です。

>今回はたまたま骨折せずに済みましたが、高齢者が同じように転倒した場合は、もっと深刻な事態になるのではないかと心配です。
>ぜひ、区のご担当者ご自身に現場に出向いて調べていただきたいと存じます。
>あの極端な凸凹状態は杜撰な工事がもたらした結果ではないでしょうか。
>都立××高校の向かい側、歩道橋の近くのマンション前の歩道のマンホールのところです。
>至急、ご調査願います。

「高齢者が同じように転倒した場合は、もっと深刻な事態になるのではないかと心配です」っていう表現がなかなかいいでしょう。もちろん、本心ですからね。

 実際、近くに住む友人からも「あの凸凹は昼間でも危ない」「自転車で通るときは用心している」などという声を聞きます。

 このメールは昨日(日曜日)の昼間に送ったのですが、なんと、さきほど返事が担当者から届きました。朝イチの仕事で処理してくださったんですね。すばやい対応に感謝感激。

 その返信によりますと、転倒事故発生地点(!)の管轄は東京都だそうです。東京都第7建設事務所へ直接電話をするか、あるいは、私の個人情報を先方に伝えてもよければ、目黒区のそのご担当者がつないでくれるとのこと。そっちのほうが話が通りやすいと思い、託することにしました。

 さて、東京都の対応やいかに。

 午後4時過ぎに第7建設事務所の担当者から電話がありました。詫びるでもなし、怪我の具合を心配する言葉が出るでもなし、目黒区のほうからメールが転送されてきたのだけれども、「一体どういうことですか?」と、いかにも迷惑そうな詰問口調でした。



「現場がどんな状態になっているか、見られたんですか?」と聞くと、
「工事中で毎日状態が変わるので分からない」という言い草だ。

 目黒区からのメールの返答の書き出しが、「歩道でのお怪我につきまして、心よりお見舞いを申し上げます」であったのと比べると、天地の差があるじゃない。

 猛烈に腹が立ったので、都庁の苦情受付窓口に直接、電話をすることにしました。

 都庁の生活文化局広報公聴部都民の声課の担当者は、まカウンセラーの訓練を受けたにちがいない、素晴らしい聴き取り&対応能力の持ち主で、私の腹立ちはみるみる収まりました。



1)被害者として損害賠償請求する権利がある
 肉体的苦痛、通院費、怪我をしたことによって生じた遺失利益について、正当な権利として請求できるので、東京都建設局局長あてに書面で申し立てをしたほうがよい。

2)苦情・要望を申し立て、回答を求める
 謝罪と今後の対応についての回答を求めたほうがいい。

 都側に立つでもなく、都民である私の権利擁護を最優先した対応だったので、少々面食らいましたが……。

 私自身はそれほど事を荒立てようとは思っていないので、とりあえず、第7建設事務所の上位部門に苦情・要望を申し立てたいので、連絡先を教えて欲しいと言ったところ、建設局広報担当者の直通番号を教えてくれました。

 こちらの広報担当者も低姿勢の受容的態度な人だったので、気持ちよく冷静に話すことができました。先方は、第7建設事務所の担当者の対応に落ち度があったことを認め、「直接、担当者に指導して、電話させます」との回答。でも、あまりに不愉快な対応をされたので、「私は二度とお話ししたくない気持ちなんです」と話しました。

 すると……その担当者が路面補修工事の現場責任者を引き連れて、飛んできた!

 実家の父が対応し、仕事中の私には直接知らせてくれなかったので、事後報告のかたちで聞いたのですが……。

 相変わらずその第7建設事務所の担当者は高飛車な態度だったらしい。最初からお金の話を持ち出し、「治療費にいくらかかったんですか」と言ったとか。

 温厚を絵に描いたようで争いごとの嫌いな父は、「お金がどうとかじゃないんです。うちの娘は幸い、骨折しなくて済んだけれども、お年寄りが転倒したらもっと大変なことになるので、夜間はライトをつけるとか、安全対策をしてほしいというのが真意で、申し立てをしたまでで」と、まあ、穏やかに対応してくれたそうです。

 しかし、「おこりんぼな」(=本人の弁)母はそういった牧歌的なやりとりにがまんができず、「精神的にダメージを受けてしまって、イライラして大変なんです!怪我だって、いまのところは様子をみている状態で、スジや神経を痛めていたら、もっと長くかかるかもしれないんですよ!」と少々大げさに言ったとか。

 両者の性格を足して2で割ったような性格の私は、「ふむふむ、さすがに役所という組織は、上からのプレッシャーに弱いのだなあ。上首尾であった。両親が対応してくれて、仕事の邪魔をされずに、助かったわい」と思うのでした。

 いや、どちらかというと母親似なので、私の事務所のほうの玄関にこられた日にゃ、近所で長く語り草になるような壮絶なバトルが展開したに違いない……というのは冗談ですが、恐らく、父の脳裏にはそのような光景がよぎったことでしょう。あはは。

 とりあえずこれで気持ちの整理ができたので、万一、膝の治療が長期化したら、第二段階の行動に移ればいいわけですね。ほっ。

 なんだか、「闘う女」のイメージがますます強くなっちゃいますね。本当はシャイで慎ましい大和なでしこ(!)なんだけど。わはは。





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最終更新日  2004年02月23日 17時48分28秒


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