野口 艫男の不定期日記

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カテゴリ: 映画・ビデオなど
えー、例によって完全なネタバレはしないつもりですが、今回の気分ではそこそこばれちゃう感想を書きそうですので、観るのを楽しみにされている方は、ここから先は読まれない方が無難だと思います。

さて、この「アイランド」という作品ですが、実は私、つい先日まで劇場で見るつもりはなかったのです。
何しろ、ここ2、3ヶ月の間に、「Zガンダム」「戦国自衛隊1549」「バットマン ビギンズ」「宇宙戦争」「大統領の理髪師」「スターウォーズ」「姑獲鳥の夏」「逆境ナイン」と思い入れの強い作品を立て続けに見て、ちょっとお腹いっぱいになっていました。
「アイランド」については、スターウォーズのオビ=ワン役や「トレインスポッティング」の演技が印象に残っている、ユアン・マクレガー主演というのが若干気にはなりましたが、まだ「彼が出ているから観たい」というところまでは行っていないし、予告を見た限りでは、典型的な「ハリウッド映画」っぽくて、展開もだいたい読めるような気がしたので、とりあえずは「行かなくていいや」と思っていました。
それが何故観るつもりになったのかというと、前出の予告のせいです。
この映画の劇場でかかる予告は、公開が近付くにつれて、だんだん内容が明らかにされていくようにバージョンを変えていくという手法を取っていました。
ただ、私から見ると、一番最初に見たバージョンが一番神秘的で謎めいていて「見に行ってみようかな」と思わせるものの、後になるにしたがって、どんどんネタバレしていっているような気がして、どんどん見に行く気を失っていました。
明らかに、「ラストはこうなるよ」という映像もありましたしね。
ところが、つい先日「姑獲鳥の夏」を見た時にかかっていた最新版予告を見て驚きました。

これが本当に私の思っていたとおりクライマックスの部分であれば、なんぼなんでもネタバレひどすぎ。
いや、予告でここまで流すということは、この後「あっ!」と驚く展開があるのではないか?・・・でも、ときどき「予告編で全てが分かる」という作品もあるしなぁ・・・と、気になり始めてしまったのです。
それを確認するだけなら、ビデオのレンタル開始まで待っても良かったのですが、何せ気が短いもので、気になり始めたら我慢出来なくなりました。
結局、製作サイドの思惑にまんまと乗せられてしまったような気もしますが・・・(笑)

ストーリー(チラシより一部抜粋)
海に浮かぶ緑豊かな島―憧れの地「アイランド」を目の前に、海へ引きずり込まれてしまういつもの悪夢。しかし、夢から覚めたリンカーン(ユアン・マクレガー)を待っていたのは、普段と変わらぬ1日だった。壁のスクリーンに映し出される健康アドバイス、管理の行き届いた食事、そして、女性用の住居棟で暮らすジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)との心はずむ会話。大気汚染から救い出され、このコミュニティで暮らし始めて3年になる。安全で快適だけれど、退屈な日々。ここで暮らす人々の夢は、地上最後の楽園「アイランド」へ行くこと。日々行われる抽選会が彼らの最大の関心事だ。しかし、リンカーンはある日、換気口から入って来た一匹の蛾を発見して疑問を抱く―外の空気は汚染されているのではないのか?そして施設内を探索するうちに恐るべき真実を目撃する。彼らは、保険契約を結んだクライアントに臓器を提供するためだけに“生産”されたクローンであり、「アイランド行き」とは、すなわち臓器摘出の死刑宣告だったのだ!次の当選者に決まったのは、ジョーダン!二人は、生きるための脱出を試みる―!

監督のマイケル・ベイは、「パール・ハーバー」や「アルマゲドン」を撮った方ですね。
「パール・ハーバー」は未見ですが、「アルマゲドン」は、割と好きな作品です。
ただ、見ていて先の展開が読みやすい作品でした。
それが悪いと言う訳では無いのですが、確かに、この「アイランド」には同じテイストを感じます。
予告編については・・・やっぱり、もう少し違う形にした方が良かったんじゃないかと思います。

ところどころに出てくる、無垢(無知ともいう)な2人と現実社会(?)に住む人々のやりとりも、なかなか楽しいです。
前半の、マックが絡む部分のやりとりなどは、特に好きですね。
子供には見せられませんが(笑)。
ただし、つっこみ入れたい部分もいくつかはあります。
特に、会社に雇われて、逃げる2人を追うチームのリーダー。

それと、途中のカーチェイスからビルの看板のシーンまでについては、ストーリー展開のためならあそこまでやる必要は無かったんじゃないかと思いました。
なんだか、「今のVFXを使ったら、こんな事まで出来るんだぞー」というのを見せたいためだけにやっているような感じがして、しかも画面処理のせいか、もう一つリアリティに欠けていました。
結果、必要以上に被害が拡大している感じがして、しかもそれが生々しいものだから、もうひとつ逃げる2人に感情移入が出来ず、ちょっと釈然としない感覚が残ってしまいましたね。
良くも悪くも「ハリウッドの娯楽映画」の特色が強い作品だと思います。
「マイノリティ・リポート」とか「アイ・ロボット」あたりが好きな方には、楽しめるのではないでしょうか?

鑑賞データ
劇場:衣山シネマサンシャイン
観客:20名程度
監督:マイケル・ベイ
出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン他


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最終更新日  2005年07月27日 02時22分07秒
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