まざこん、と結婚したのは、、、
彼は本社から出向中の身でありまして、いずれ秋田から出る人間で優秀とおもわれる人間が身を置くとおもわれる大会社の人間で
給料が秋田の人間と倍近く違ったのですね。
容姿そこそこ、性格も悪くないように思われた、そのころは。
何より、こっぱズカシいことに「ケロちゃん大好き」。。。。。望まれて嫁いだほうがいいかなぁ、と。
しかし、ある親しく性懲りもなくしてくれる女史が耳たこなほど人間的に欠点が「多すぎ」た、と。
ワタクシは、、、この人の偏食に、いや義母の呪いに負けました。
わりと、ほんのりお嬢様育ち風味で「ケロ子は勉強とか習い事とか、仕事をしていればいい」
というお育ちのワタクシは、料理なんかまったくできなかった。そのワタクシが、タヒぬほど努力して作ったものならば、
多少まずくても食べて欲しい。
あのまざこん、、、くわねぇ。許せん!!
に、端を発して、「実家に帰らせていただきます」何百回?
まずくて食わないならまだ許せる。
「呑んできっちゃった」(けろりんぱ)
ケロ子夜中でも、車のキーを引っつかみ、おうちにもう帰っちゃう。
こうかくと義母がさぞお料理上手、と、思われるでしょうが、味覚が狂っている、という味でして、それに慣れているヒトにあわせるって?
で、マザコンですので、自分の母を神のように正しいと信じてやがらぁ。
義実家を、たまに訪問すると買ったモノのばっかり。さば缶と納豆と赤飯とか、すばらしい組み合わせ。
火を通したものは赤飯だけ?
義実家で台所に立つようになったら、もう、気持ちが悪くて。
食器が怪しいぬめり?を発しておる。。。何か臭いと思ったら、もち米が水に浸されたまま腐ってた。
包丁が異常に切れない。
この味噌、いつ買ったの?ひからびてる。。。しょうゆの結晶化などなど。うつくしく、塩の結晶が。
だし、というものが化学調味料しかない。。。
義母自身が良く腹を壊している。もう付き合いきれない。(しょくちゅーどく!?)
で、めでたく、本社に帰りましたら、(神奈川県生活です)
開口一番
「もっとうまいきゅうりを食わしてくれよ」
ワタクシはスーパーのきゅうりは食べませんよ。
ってが、生野菜苦手?
きゅうりのまずいのまでワタシのせいかい!?(今はうまいきゅうりの入手ができますが)
ワタシの実家のきゅうりは、今畑からとりました、ってきゅうり。(ワタシの母の手料理で舌が肥えたらしい。。。)
道もろくにわからんところに連れてこられた嫁にどうにかしろといわれても。。。
大根おろしがまずい、と、切れられたときもあります。
しばらくは我慢しておりました。。。
ある日、ぶっつり。
「羽田空港までお願いします」
まだおさないコビをつれて、帰っちゃった。秋田に。
空港の人は親切で、どうしたらいい?と聞くと「キャンセル待ちなさいますか?」で、意外と簡単に帰れちゃうのねぇ。
道もろくにわからんとも、お忘れなさるな。。。
ケロ子は頭がいいのぢゃ(爆)
しかし馬鹿なのぢゃ。お前様がまざこんならば、ワタクシも負けないほどにっ!!
羽田から、
「これから帰るから、空港まで迎えに来てちょんまげ!」
という電話を母にかけたら、
あきれ返っていたで御座る。娘の行動力にw
でも、まだ、このころは、コビがお父さんを好きだったから
すくわれてたのよね。
それに、頻繁に出張で3ヶ月いません、とかだったし。
ああ、話を戻すと、簡単に言うと、
せっかく作ったのに、、、っていう気持ちがワタシにあったので、
いちいちだめだしされる、しかも比較対照が、あの義母ってのが許せんのが積み重なって、ワタシは料理がきらいになったのでありました。
あと、コンビニ食ね。うまそうに食うんだ。そんなに好きなら一生食ってろ、ってぐらい。
たまにはいいけど、ワタシは毎日はムリだよ。
一時期、まったく料理が作れず、無理すると具合が悪くなった。心の病気だったんだと思う、ワタシも。
このころになると、まぢゃこんも、すっかり病んでおりまして、それでも「自分は病気ではない」と言い張り、治療・改善を拒み
今に至る、と。
まぢゃこんは悪く学習していたのです。今思えば。
ワタシを傷つけるには食事に難癖を付ければOKって。
まさに「パトリオット巡航ミサイル発射」並みのしつこさで。
(攻撃目標をどこまでも追尾するミサイルのことです)
食べるほうに意欲がないんだもん。
それでも義務で、続けてたら、そりゃ心も病むよなぁ、、、と自分を褒めてあげたいです。
余談ですが、
お母さんにもたまには休みを、ってことで、
我が家では、食を母に頼らない日、ってのがあります。
母にまた病まれるとたまったもんじゃないと、心得きっております。
日ごろ溜め込んでいた雑事が、がーっとはかどります。
食事のことを気にしなくてよいと。
あと、遊びに行ったり。
もう、お子様はいないはずの我が家ですが(吐露が成人したから)まだまだ、ワタシのお母さん業務は続くようです。
うんざりのような、終われば寂しいかもなぁ、のような。。。
何事もバランスが取れているのが良いのでしょうね。
(しかし、吐露の凶生意気な依存はいかがなものかと思う。
あの子、ほんと、物の管理がワタシがいないとできないんです。
ナンダカニャア~。。。フゥ~)
家政婦のケロ?w
おしまい♪とっぴんぱらりのぷぅ~♪
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