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2008年09月17日

祝い事なくてもお赤飯食べる？

テーマ：食べ物語(309)

カテゴリ：食べ物語

めでたい事があるわけでもないのに

めでたい事があろうとなかろうと
お赤飯が食べたくなる。
めでたい事がないだけに
お赤飯が久しぶりに食べたくなったりもする。

だからって、めちゃくちゃ好きなわけでもない・・・

お赤飯

おにぎりになって売っていたりするから
重宝な時代になったもので。

お赤飯なんててまのかかるご飯は
私は作ったことがないし
実家にいても、姑からも教わったことはない。
第一、姑には

「おめでたい日にお赤飯炊いて失敗でもしたら縁起が悪いわ」

とか言われて
近所の和菓子屋さんへ祝い事の日は買いに行ったし、
神棚があった時分は、一日には必ずお赤飯をあげる為、
レトルトのお赤飯を常備していたものだ。

真似たかのように長男がこれまた大好き。
子供の頃は舅と競うように食べていたものです。

そんなお赤飯好きの長男の話。

高校時代の彼女はとっても家庭的で
掃除、洗濯、料理等、普通にこなしてしまう

ある日彼女の家におよばれした長男。
めでたい事があったわけでもないのに、
彼女が嬉しそうに言いました。

「今日はお赤飯作ってみたの♪」

息子はお赤飯は大好物の上、
彼女の手作りということで期待しつつテーブルへ。

「いただきま～す」

で、ひと口食べたところ即、感想を求める彼女。
長男は戸惑いつつ、反対に聞き返す。

「何でお赤飯なのに甘いの？」

「小豆がなかったから甘納豆入れてみたの。美味しくなぁい？」

「・・・」

お赤飯が甘いなんて、信じがたい息子は感想を
求められても（まずい！！）とは言えないで
黙ってしまったようで・・・
普通に作れば料理も上手なのに
たま～に、珍発想な料理を食べさせられた息子です。

でも、後々調べてみると金時豆の甘納豆を使うお赤飯は
実在しておりました。
北海道では甘納豆と色付けに食紅を使うとか。
（彼女の両親は北海道出身ではありません）
彼女のお赤飯はまさにそれらしいんですけど、
その存在を知ってか知らずか？？
存在を知らない息子に食べさせてしまったんですね

う～ん、一度位は味見してもいいかな。
甘納豆のお赤飯

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