のらりんくらりん

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2008年09月19日

京都ふたり旅からのはじまり

テーマ：京都。(6236)

カテゴリ：のらりくらり

私は写真を撮るのは人並みに好きですが、

免許や履歴書以外で撮った写真は最近ありません。

引き出しの中に５年前に母と行った
京都旅行の写真があります。
平成１５年９月１８日から２１日まで３泊４日
１９日に行った金閣寺で、案内してもらった
タクシーの運転手さんが、
「せっかく親子で来たんですから、記念に撮りますよ」

【親孝行したい時には親はなし】
なんて言葉がちらつき始めたのは
舅と姑が平成１３、１４年とたて続けに亡くなった
ことがありますし、

それにもまして、その頃は親よりも早く
子供がなくなる事件が多かったせいなのか
【親孝行してもらいたい時には子はおらず】
になる可能性もあるんだなと考えておりました。

だから今のうちできるだけ
一緒に色々なことして思い出つくってあげよう
そう思い始めた頃でした。

拒んで老人ホームに自ら入った伯母も共に、
伊香保温泉・磯部温泉や伊豆半島１周の旅、
我が家に宿泊とか、ショッピング等など
この数年間いろいろ想い出づくりしてきました。

しかし、ここにきて

あんなに健康管理の良かった伯母が
病院設備のある老人ホームにいながらも
癌に侵されてしまったりと
人というものはいつ何時思わぬ悪夢をみることに
なるかは判らないんですね。

ふたりとも大差ない時期に亡くなり
後々になって、数年間に沢山の事をし過ぎて
生き急がせてしまったかのような気にもなって・・・

遠く離れて暮らす私が、母や伯母にしてあげたことは
すこしは別世界への持参品のひとつになったのでしょうか？
そんなこと写真見ながら思ってました。

また来週は群馬、２３日は母の納骨です。

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