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2008年12月16日

豊川稲荷と最後のご祈祷（東京探訪その１）

テーマ：どこに行きましたかッ!!??(462)

カテゴリ：ぶらりとお出かけお泊り

私が嫁いでからも２体増えて

豊川稲荷御神体

豊川稲荷東京別院へ posted by (C)くろすけcat

主人の両親が経営を始めた会社は、
建設・販売・運送などの企業には欠かせない
製品で財を成しておりましたが、今となっては
時代の波にかき消されつつあるものとなり、
会社も名前だけの今となっております

主人の両親が商売繁盛を願って、
わざわざ愛知県豊川市まで出かけ、
授かって参りましたのがこの御神体です。

主人の両親も亡くなり、会社も会社としての
役目を成さない今となって、
外にあった鳥居や社、神棚すらなくなった状態で
この３体の御神体をいつまでもしまったままに
しておくのは良くない事なのに、
主人ときたらそういうことはホント無頓着！無関心！！

豊川稲荷へお返ししなければならないと思ってはいても

私一人ではちょっと大変・・・
で、調べましたら、
東京の赤坂に別院があるって～じゃないですか

で、行って参りました！
本日、道案内に長男連れて

豊川稲荷東京別院

こちらはあの名奉行、大岡忠相が勧請し、
自邸に祀っていたものを、1887年に現在地に移転させて創建
されたものだそうで、豊川稲荷（愛知県豊川市豊川町1番地）の
唯一の直轄別院なんだそうで

＜思い立ったら吉日型＞の私
信心深くもなく、神仏は姑のおかげで
あんまり好きじゃなくなった私ですが、
こういうところに来ると自然と身が引き締まる、
自然と手と手を合わせたくなるものです。

御神体は古いお札やお守りと扱いが違うので、
受付で聞きましたところ、
「お世話になったお礼のご祈祷をあげなければなりませんが、
　御祈祷代５千円かかります。どうされますか？」

とのことで、
「ハイ、お願いします」
と、返すと、
「あと１０分ほどで御祈祷が始まります。本殿でご参拝できますが
　どうなさいますか？」

とお坊様が申されるので
まさかそこまでやって頂けるとは思ってなかったので
ちょっとビビリつつ、
促されるまま待合所まで上がらせて頂きました。
嫌がる不信心の長男も一緒に

愛知の豊川稲荷とはだいぶ規模は小さくなりますが
それでも何十畳？ってくらいの
畳敷きの待合所がいくつかあったその隅に座りますと、
美味しいお茶と＜とらや＞の最中

しばらくすると
ご祈祷の始まりの合図の太鼓の音
お坊様が待合所まで呼びに来て下さいます。

豊川稲荷別院本殿

廊下を通りこの本殿の中、
５人のお坊様があげる太鼓と銅鑼（ドラ）を使っての
テンポのある読経と、ジャバラに畳まれた経本を
左右に移動させるパフォーマンス？！を前にしつつ
息子とふたりで、手を合わせるのでした。

お稲荷さんは派手好きって聞きましたけれど、
境内にも塀を囲っても赤い提灯が賑やかに
並んでます。
この豊川稲荷は芸能関係者が参拝することでも
有名らしく、見ると＜森光子＞とか＜ジャニーズ事務所＞とか
ジャニーズメンバーの個人名の入った赤提灯が並んでいました。

もう、お稲荷さんには来る事ないんだろうなぁと
ちょっと寂しい気分にもなりましたけど、
気がかりだった事がひとつなくなって
ホッとしたのでもありました。

さて、これから何処に行こっか