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2006.01.11
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カテゴリ: 教育
先日、遅ればせながら初詣に行きました。

参詣するのは筋が違うと言っているのを聞いて、
なるほどと思ったため、今年は平塚八幡様の他に地元の
神社にも参ることにしました。

どんど焼きや節分、夏祭りで旅芸人の芝居を祖母が楽しんだ
境内は子どもの頃の記憶の中でも、そう大きいものでは
ありませんでしたがしばらくぶりに訪れたその場所はとても
ひっそりとしていて小さく、地元の神社が大事にされている町は


そこに先駆けて八幡様へ参った時のことです。
賽銭箱の前で礼をして、背筋を伸ばし、これから昨年中の謝辞と
新年の願をかけようかという段になって静寂が破られました。
ここ登っていいの?あれ買って!
子供の大声が響きます。
既に賽銭を投げて目を閉じていたので、その場を
立ち去るわけにも行かず、腰砕けの初詣になってしまいました。

母親が幼い男の子二人の手綱を操るのは大変な事なのでしょうが、
初詣をするという気があるのならば、せめて事前に
ここはこういう場なのだからこういうことをしてはいけない等と
言い含めておく気遣いが欲しいものです。

投げようが、人間社会で心よく受け入れられるとは思えません。
彼らをたしなめることもなく野放図にした母親は我が子の
折角の教育の機会をみすみす放棄しているようなものです。
自由放任主義も結構ですが
自由な意思決定には責任も付き纏います。

それを代行しなくてはなりません。
子供の双眸に最初に映る
全知全能、慈愛に満ちた神が親なのですから。


今日、11日は鏡開きですが、子供は親の姿を映す鏡です。
親の日常が子供の「普通」という基準になるのです。
そんな事を考えながらのお御籤は末吉。
そこには早くも見透かされたのか、怒りを抑えるように、
とのご宣託がありました。

昨年中に政府の予測を上回るペースで人口の減少が
始まった日本では、14歳までの子供の数より犬・猫を
併せたペットの数は3割以上多い2400万超だと、04年、
ペットフード工業会は発表しました。
歴史書「大鏡」には犬の法要を依頼された僧の話がありますし、
ペット対象の健康保険まで登場する昨今です。
少子化が進む一方でペットを子供代わりにする人間はますます
増加していくのでしょうが、あなたにとっての家族が
他人にとっての獣にしかずというケースもあるでしょう。
しかし、それよりも尚、困りものなのは子供のペット扱いです。

可愛がるだけで得た交情は成長と共に見くびりへと発展します。
責任ある躾が、未来ある未熟者のためには必要なのです。
ひっそりした地元神社の社殿の中の鏡には、
新年早々の大切な場で怒りを抱いた未熟者が映っていました。





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Last updated  2006.01.11 00:56:13
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