映画は最後まで観る子のブログ

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2021.06.03
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銀行に勤めるギョンミンは、都心の古びたマンションで一人暮らしをしていた。ある朝、ドアロックのナンバーキーに不審な粉が付いているのを見つけ、念のためパスワードを変更する。帰宅後に部屋で寛いでいると、突然誰かがドアロックを操作し、ドアノブを荒々しく回し始めた。もし、今朝パスワードを変更していなかったら…。恐怖に駆られたギョンミンは警察に通報するが、被害が無いために取り合ってくれない。それからというもの、ギョンミンの部屋で不審な痕跡が続々と見つかる。タバコの吸い殻、持ち上がった便座…。仕事も手につかず新たな引っ越し先を探し始める中、ギョンミンの部屋で変死体が発見され―。





韓国発の しっとりホラーだけど犯人が変質者すぎて思考がついていかない!




一人暮らしの賃貸を探すとき、何を一番の条件にするかは人によって違うと思う。私は3回引越ししたけど、不動産屋に行って提示する条件はほとんど変わらなかった。駅徒歩10分以内、築年数は15年以内、風呂トイレ独立洗面つきのいわゆるサンセパ。2階以上の部屋、フローリングである事、そして オートロック が付いているか。多分、女性ならオートロック付きかどうかは結構重要な条件で、家賃もこれがあるかどうかでかなり変わってきます。でも安心を買うためには仕方がない。この映画の主人公もそんな思考の持ち主で、決して防犯に疎い女性ではありませんでした。



だけど、もしマンションに自由に出入りできる人間がストーカーになったら?




そんなもの防ぎようがない。これの映画はそんな灯台下暗し的なホラーを描いている。怪しい人間が彼女の周りに様々あらわれるけど、結局彼女の部屋に出入りしていた犯人はマンションを管理する側の人間だった。まじどうしようもないわ。怖すぎる。


しかもこいつがかなりの変態。 普通、意中の女性に執着して部屋に入って犯罪的行為をするのはまあ理解不能だけど変質者としては普遍的な部類に入ると思う。絶対ダメだけどね。だけどこの犯人は違う。深夜、女性が寝静まっている部屋に侵入し、何か嗅がせて彼女を深い睡眠状態にすると、自分は裸になってシャワーを浴び、そのまま裸で女性の隣になるという変態度がブチギレマックスにキモキモしい男だった。いや、まだ刃物を出すとかの方がわかりやすいわ。わかりたくないけど。こんな変態相手にどうすりゃいいんだよ、マジで。



このストーカー男の変態度に唖然としすぎて本当に内容が入ってこなくなるところだった。危ない。




だけど個人的にこの映画で一番怖かったのは、この男と邂逅するシーンじゃなかったんだよ、、


一番怖いのは序盤のドアガチャ!!


深夜に自分の部屋のドアノブが乱暴にガチャガチャされたら、私だったらベッドから飛び上がるくらいに驚くし普通に怖い!友達に連絡する?警察に通報する?そんなの多分できない。心臓がドキドキしすぎてそれどころじゃないと思います。この映画の中で唯一、自分にも起こりうるホラーシチュエーションだったから余計に怖さが倍増する。ホラー御用達の閉鎖された精神病院とか、深夜の学校とかって絶対自分では行かないから。近寄りもしないから。自分の部屋で知り合いが首を括って死んだこともないし、友人が誘拐されて残虐動画がおくられてきたこともない。


でもこのドアガチャはリアル。怖すぎる。



部屋に誰か不法侵入しているかも思って防犯カメラを仕掛けて、帰宅後にそのカメラを確認したらやっぱり侵入者がバッチリ写ってた!通報する前に最後まで動画を見ると、犯人はベッドの下に隠れ、こわーと思ってたら動画の中のドアがガチャガチャ。なにごと?と思うと自分の帰宅シーンが流れ、だとするとまだこの部屋に、自分が座っているベッドの下に犯人が、、、?のシチュエーションはホラー表現としてはありがちで、彼女がカメラを仕掛けた時からこうなるって想像ついたよ、、都市伝説的なあれね。



韓国のホラーって日本に近くて、静かに淡々としているけど要所要所がちゃんと怖い。



確かにオートロックってそんなに万能ではないのかも?と思った映画でした。






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最終更新日  2021.06.03 17:25:25


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