映画は最後まで観る子のブログ

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2021.09.19
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​​最後のどんでん返しにちゃんとゾッとしたよ!​​



こちらの映画は1996年の作品。


多分、有名だから観たことあるかなと思ったけど、全く一ミリも観たことなかったです笑


だから最後は ちゃんと裏切られたし、ちゃんと見応えあったし面白かった!




序盤は「ハリケーン」や「逃亡者」みたいに、無実なのに容疑者になった人間を救う映画だと思ってた。紆余曲折を経て、最後に法廷で無罪判決が下って 「うぉぉぉやったぜーー正義ーーー」 みたいな笑


けど、容疑者のアーロン青年を弁護するマーティンの作戦が尽く検察(元カノ)によって打ち崩されていくあたりから、ちょっと雲行きが怪しくなってくる。そして、精神科医のアーリントンとアーロンが会話するシーン。 アーロンが二重人格 だとわかり、わかったはいいが、結局アーロンの中にいるロイが大司教殺害の犯人だとわかって愕然。二重人格とはいえ、やっぱりアーロンが殺してたんか、、となった。


でも、これは使えるとマーティン。アーロンが悪いのではなく、ロイがやったのだ。

ロイの存在を証明できればなんとかなる 、と。


しかも、そのトリガーを元カノに法廷で引かせるという方法もなかなかトリッキー笑


で、この作戦は成功し、 アーロンの無罪が見事に証明された。


いや、普通によかったねってなったよ、この場面では笑(大司教が清廉潔白な人間ではないことが示唆されてたし)


ただ、本当は アーロンは二重人格でもなんでもなかった。その上、アーロンの正体がおどおどしたアーロン青年ではなく、粗暴で不良なロイであった というのが、、なんか救いようがない、、


気弱で優しい青年が自己防衛のために、荒々しい人格を作り出したのならまだちょっとは救いがあったかもしれないけど、 最初から悪辣で邪悪な方のロイが主人格 だったのは、ある意味この映画のハイライトだと思う。より悪質さが増す。そして恐怖も増す。



このシーンに至るまで、本当に全く疑ってなかった。

アーロンが 「首を怪我させてすみませんでした、お大事にって言ってください」 みたいに言った時、マジで マーティンと同じタイミングで、ん?ってなったよ笑


え、それ知らないはずじゃないの?

だって 別人格が出てる時、記憶ないって言ってたじゃん、、 って


しかも彼女?のリンダ殺害にまで絡んでたし、理由も救いようのないくらい馬鹿みたいな理由で殺してるし、、



マーティンよりアーロンが上手だったよ。演者の豹変がマジ怖かった。

独房を後にするマーティンにひたすら話しかけるアーロンが怖すぎた。


でも、 こういうどんでん返しのあるラストって後味悪いけど最高なんよ。






主演は リチャード・ギア 。最近だとハチとかシャル・ウィー・ダンスなどのリメイク作品によく出てるイメージ。今回も、いい映画でいい演技してるなー。で、そんなリチャード・ギアさえ霞んでしまうほどの存在感だったのが、アーロン役の エドワード・ノートン 。まじで怖かった。おどおどした自信なさげなアーロンと、狂気に満ちたロイの演じ分けがとにかく凄い。この作品で アカデミー賞助演男優賞にノミネート されたらしいけど納得すぎる。そして個人的に好きな女優さんの ローラ・リニー が検察官のジャネット役で登場。演技も顔の造形も好き。公平なミリアム判事役に アルフレ・ウッダード 。この人は絶対どこかで観た!って思ってWikiを調べたらデス妻のアップルワイトさんだった。そして同じく、どこかで観た!ってなった精神鑑定医?のアーリントン役はファーゴの フランシス・マクドーマンド 氏だったんよね、、全然わからなかった。記憶曖昧すぎる。後はERのアビー役の女優さんが出てたり、アグリー・ベティのスアレスパパが出てたり。この年代の作品もやっぱりいいな。





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最終更新日  2021.10.18 19:17:09


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