映画は最後まで観る子のブログ

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2021.10.03
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​ラストにサイヒルのクリーチャーみたいなのが出てきてちょっと興醒めする!​​



こちらもNetflixの映画。


まあ、 Netflix制作の映画に当たり外れがあるのは周知の事実。


ホラー系は特に弱いかな?宣伝で流れるショートムービーとか最初のつかみとかは上出来なのに、それから 乱高下していつの間にか不時着しているくらい出来が悪い映画 もあるし笑

よく飛ばして見てるよ、そういう類のは。





で、こちらの作品。



序盤の雰囲気がすごくいい。不法就労の訳あり女性が見つけたのは、家賃が安い古びたお屋敷。管理人の男は不躾だが、新天地アメリカでの生活を模索する彼女には宿があるだけマシというもの。だが、ある日シャワーを浴びていると、 排水口から悲鳴が聞こえてくる。 この建物の地下で一体なにが行われているのか、、そして一人の隣人女性が行方不明になり、得体の知れない不気味な幻覚が彼女を襲う。


、、的な、ホラー要素満点なストーリー。


あの、古びた建物がすでに否応なく恐怖を駆り立てる。


主役のアンバーが不法就労者という設定も、 行く当てのない八方塞がり感 に説得力がある。彼女の助けに応じるのは、あまり親しくはない遠縁のおじさんだけ。その精神的にも肉体的にも拠り所のない彼女の 孤独や虚無感 のようなものが、恐怖演出の一つにもなってたと思う。


あの箱の演出もよかったよ。手だけぬっと出てきて、、電車に乗っている時も見えた時点で、本当に憑かれているのは家なのかアンバー自身なのかの境目がわからなくなってくるし。あの箱はかつて考古学者が採掘したもの。いわくありげどころか、 最早いわくしかない。


そして物語も終盤に差し掛かり、アンバーは不気味な儀式を行う地下に連れてゆかれる。


祭壇の上に寝かされ、恐怖の箱から諸悪の根源である『化け物』が出てくる。






そして違和感が生まれる。






化け物がちょっとチープすぎないか?笑








正直、あのサイレントヒルのクリーチャーもどきが出てきたとき、笑っちゃったよ。


手だけの演出だけだどすごく怖いのに、正体がちゃんと見えた途端に怖くなくなるんだよね、、なんでだろ。 得体が知れないから怖いのかな。



突然 『遊星からの物体X』 みたいな未知の生命体が箱から堂々と出てきたから、 あれ?なんか違う映画になった? って思った。よくあんなでかい図体が、あんな小さな箱に入ってたよねーびっくり箱みたい。


それに比べたら リチュアルのアレ はまさに神々しささえある登場シーンだった。


やってることはどちらも同じで 生贄捧げる系 なんだけど、リチュアルのが悪魔の中でも大物の部類に入るとしたら、こちらのはなんか 小物感 あるんだよね、、



あと、アンバーに悪夢を見せようとして失敗してるし。



跳ね返されてるし。



で、おずおずと帰っていくし笑





途中までは本当にしっかりホラーしてただけになんか消化不良。




あと最後、アンバーの足が治ったのは、彼女が 大家の男を祭壇に生贄として捧げた からかな?


で、今度はアンバーがあの館の女主人として、苦境にある人々をおびき寄せて生贄にするのかなーとか。





それからアンバーが母親を殺している夢は、 ただの悪夢なのか、それとも正夢なのか。


アンバーは母親の看病で自身を犠牲にしてきた。母親がいなければ自分はもっと自由に生きれたはず、、と思っていても不思議じゃない。ただ、母親の留守電を聞いてるアンバーを見ると、彼女がそんな薄情で残虐な人間にも見えないし。





まあすべててはあの、 小さな箱からこんにちはクリーチャー(改) にもってかれたけど笑





B級で既視感のある俳優がいなかったので、出演者に関しては割愛。



箱から出てきた クリーチャーの造形 がね、、うん、なんか醒める。





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最終更新日  2021.10.03 16:05:29


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