2017.10.15
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会話のできない自閉症の 東田直樹 跳びはねる思考 」(イーストプレス)という本を読みました。


彼が考えていることを、文章としてまとめた本です。


自閉症の彼が、普段、何をどのように見、聞き、感じているか。


それをどのように解釈しているかなどを素直に書いてくれています。





知っている人と道で出会ったとき、我々はあいさつをします。


しかし、彼は人も景色の一部分としか認識できないため、あいさつしないのだそうです。


相手は「知っているのに、あいさつもしないなんて・・・」と思うでしょうね。





彼の「 跳びはねる思考 」を読むきっかけはあるテレビの報道でした。


それを見て、本を読み、今までの私の認識とは違う「 思考の世界 」のあることに気づきました。


そして、 自分以外の人の心の中はそう簡単に分かるものではないということを実感 しました。


言葉を使ってコミュニケーションしていても、なかなか相手の本心が分からなかったり、自分の本心が伝わらなかったりします。


人と繋がっている安心感 は誰でも感じていたいものですが、何から何まで自分のことを分かってもらっているという「前提」は手放しておいたほうが楽に生きられるように思いました。


自分自身の心の中でさえもなかなかきちんと整理が出来ないものだと思いますから、他人の心の中を理解するにはもっと労力が必要ですね。


以下は、東田さんの「 跳びはねる思考 」の中で印象に残った部分です。


「絆は、人が人であることを自覚し、今生きていることを感謝するための祈りの言葉だと思います。だから、絆によって人は結びつくのではなく、絆は確かめ合うものではないでしょうか」


「僕は、相手のためだという理由で、好き勝手な意見を伝えるよりは、その人の悲しみや苦しみに、ただ寄り添うほうが、大切なこともあると感じています」






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最終更新日  2017.10.15 11:28:18
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