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ドイツの哲学者ニーチェの言葉に「人生について考えるのは暇なときだけにせよ」というものがあります。心理学を長いこと学び、忙しい時でも時々自分の人生を考えていましたので、少し癪に障る言葉だなと感じました。そのまま読むと「人生のことを一生懸命考えても仕方がない」と受け取れたからです。しかし、有名な哲学者ニーチェが、人生を軽視しているようなことを言うでしょうか? 真意は「人生のことを考えてもいいが、それは休暇のときにすることであり、普段は仕事に専念しよう」ということだったことがある本を読んで分かりました。では、なぜ、暇なとき以外に人生のことを考えてはいけないのでしょうか。それは、仕事中に人生のことを考えてしまうのは、たいてい仕事でうまくいかないことがあったり仕事がイヤになったりして、逃避したい気持ちがあるからだそうです。確かにそうだったなと自分を振り返ってみると思い当たります。仕事のことを考えたくないから、人生のことを考えているフリをしていると言われても仕方がなかったなあと思います(その時はそこまで思考が働きませんでしたが)。そういう状態で頭の中で人生についての理屈をこねくり回わしても、ポジティブな気持ちは持てません。だからニーチェは、仕事に専念することが大切だと言ったのでしょう。ニーチェの言葉には「仕事が自分を強くする」というのもあります。仕事に打ち込んでいる人は、自分に迷わないし、たじろがない。仕事によって心と人格が鍛錬され、ブレない自分がつくりあげられる。人間が強くなるためには仕事に熱中することが不可欠だということです。確かにそうだなと感じます。人は何かに夢中になっているとき、没頭しているときには余計なことを考える暇がないので邪念が入りません。目の前にあるやらなければいけないこと、解決しなければならない問題に全力を尽くして取り組むことが、新しい自分をつくる糧になるのだなあと改めて感じました。大学の授業では哲学が必須科目でしたが受け身的に学びました。社会人になってからはほとんど読んでいません。改めて、読んでみようかなと思いました。
2019.02.17

子どもの存在が私を救ってくれたことがありました。私は子どもが3人います。一番下の息子がまだ歩き始めてすぐの頃です。私は、不注意から交通事故を起こしました。幸い相手の方も怪我をすることもなく、お互いの車が少しダメージを受けた程度で済みました。相手の奥様が、ぶつかった際の衝撃でドア側の肩が痛いような気がするとのことでしたので念の為に病院で見てもらうことになりました。待合のホールで順番を待っている時でした。私の息子が、相手の奥さんのところに駆け寄っていきました。そして、まだ言葉になっていないのに、一所懸命に話しかけているのです。その結果、相手の奥様が笑顔に変わりました。とても緊張した雰囲気でしたので、救われた気持ちになりました。今から思うと、多動ぎみだった息子に感謝した一瞬でした。胸の中に込み上げてくるものがありました。今、息子は30歳。お陰様で大人になりました。この世に生まれてくれてありがとうと今でも思っています。もうだいぶ前になりますが、沖縄でチャネリングしてもらいました。私の「おでこ」をじっと見てそこに見えるものを描いてくれる人がいるのです。「優しく強く照らし、育ててください。子どもの笑顔」というメッセージも添えられていました。今度は、私が、子どもたちの為に役に立ちなさいという「ミッション」を伝えてくれたのかなと、嬉しくなりました。自分自身を見つめ直す時間を持ってみませんか?そして、これからの人生を充実させましょう!何のために生まれてきたのか?何のために生きているのか?そして、これからどのように生きていくのか?そんなことを探ってみませんか?
2018.08.06

誰でも否定的な感情は起きるものです。嫌なことを言われればイラッとするでしょう。自分の能力以上の仕事が来たら恐れを感じます。大事な人や物を失ったら悲しい気持ちになります。自分の思うようにことが運ばなかったらガッカリします。一度も否定的な感情になったことが無いとすれば、気づいていないか、無意識に無かったことにしているかです。心療内科に受診する人の中に「失感情症」という状態があります。感情を感じないのです。過去に大きなトラウマを抱えるような出来事があったり、とても嫌な体験をしていたはずですが、そのような状況の中で、自分の心が壊れてしまうのを防ぐために感じなくしてしまったのでしょう。そのトラウマの記憶さえ消してしまう人もいます。人間が自分の身を守るために備えた本能的なシステムなのでしょう。そこまでひどくなくても、否定的な感情が湧いてきたとき、それを無いこととして前進してしまう人がいますが、それは危険です。カウンセリングに来られる方にもそういう方を見かけます。私も若い頃、一時そのような状態の時期がありました。本当は怒りを感じている状況なのに、感じていなかったのです。その結果、その後の成人病検診で胃に炎症を起こしているのが発見されました。その時の私は「失体感症」でもあったようです。検診をするまで胃の痛みさえ感じていませんでした。ドクターに「痛かったでしょうに。よく我慢していたね」と言われて自分でビックリしました。心理学では感情を押さえ込んでしまうことを「抑圧」というのですが、本能的に働く自己防衛のためのシステムです。しかし、それは心に蓋をしているだけで、細胞はちゃんと覚えています。その感情は、きちんと処理しないでいると、いつまでも身体の中に留まり続けます。そして、その影響で身体のあっちこっちに症状が出始めます。ですから、否定的な感情が湧いてきたらその感情としっかり向き合うのが大事なようです。まずは、その感情をしっかりと感じる。そして、自分がその感情を感じているのを受け入れ、自分に「よしよし」をしてあげる。その後、否定的な感情が収まるのを待ってください。否定的な感情に浸ったまま事後処理に当たるのは適切な対応ができません。むしろ、かえってこじれてしまうことも多いでしょう。否定的な感情が起きるメカニズムがあります。出来事によって感情が湧くと思っている人が多いですが、そうではありません。出来事に自分がどのような「意味付けをしたか」の結果として感情が湧いてくるのです。脳はものすごいスピードでその処理を行いますが、意識をどう向けるかで感情は変わります。そのときに、その状況を「受け入れる」ということが役立つ場合があります。「今、起きている感情は自分自身が起こさせている」ということを受け入れるという意味合いになります。感情の責任は自分自身にある訳です。アクセプタンスといいます。アクセプタンスできるようになると、それに抵抗するよりも、気持ちや身体がずっと楽になれるから不思議です。そして、その感情をいつまでも持ち続けるか、すぐに対処して後はスッキリとして過ごすか。全部、自分自身に選択権があるのです。嫌なことがあっても文句を言わず我慢しろという意味ではありません。自分自身をだまして黙らせることでもありません。自分の思考のパターンに気づいて、そのパターンが不都合を引き起こしやすいなら変えていく必要があるでしょうね。自分自身を見つめ直す時間を持ってみませんか?そして、これからの人生を充実させましょう!何のために生まれてきたのか?何のために生きているのか?そして、これからどのように生きていくのか?そんなことを探ってみませんか?
2018.08.02

そろそろ新入職員の研修も終わり、職場での仕事の実践段階に入るころでしょうか?私の知人で研修に携わっている方が多くいますが、口を揃えて言うのが「今の若い人は叱るとすぐにめげてしまう」ということです。実際、そういう方がカウンセリングにもやって来ます。カウンセリングで扱う内容ではないと内心思いつつ、仕事の段取りの仕方を一緒に考えたりしています。「先輩の仕事の仕方を盗んででも頑張れ」というのは今ではもう通用しなくなっているのでしょうか。また、パワハラで体調を崩したという方の話しを聞いていると「それ、叱られただけでしょう」というものもあります。叱られるというのは、力を伸ばしたいという先輩や上司の期待があるからだと思うのですが、少ししかられただけで「パワハラ」となってしまうのは残念です。先輩や上司はオチオチト言葉もかけられなくなってしまいます。家庭や学校でもう少し「叱られる練習」をしないといけない時代になったように思います。
2018.05.26

子どもの頃は「遠くへ行きたい」「新日本紀行」という番組を親と一緒に見ていました。 そして、いつも「どこか行きたい病」でしたので、お小遣いを貯めて買うのは地図か時刻表でした。まだひとりでは行かせてもらえませんので、地図とにらめっこし、時刻表で列車を乗り継ぎ日本全国へ妄想旅行をしていたものです。(写真のお寺は渥美清さんも映画ロケで訪れたそうです)そのうちにフーテンの寅さんが主人公の「男はつらいよ」という映画がお盆と正月の年に2回封切られるようになり、毎回登場する日本各地の美しい風景に魅入られてしまいました。 中学生の時に見た寅さんは九州の阿蘇山に行きました。雄大さ、迫力は言葉では表現できない感動を受けました。長崎県の平戸も綺麗なところだなと思いました。ただ、景色のよいところ、歴史のあるところを映しているだけでなく、そこにドラマがあったから余計に印象に残ったのかもしれません。高校が終わったとき、仲良しだった友達とふたりで阿蘇と平戸へ行きました。残念なことに阿蘇は真っ白な雪の中でした。でも2年後再チャレンジ。今度は緑の絨毯の阿蘇を堪能しました。ただ面白おかしくフーテンの寅さんの映画を見ていただけでなく、日本各地を巡る寅さんにあこがれを抱いていたのかもなあと、今になると思います。時々、テレビでやっていますが、一度見たものでもまた見てしまいます。渥美清さんはもうこの世にいませんが、フーテンの寅さんは今でも私の心の中に健在です。そして、フーテンの寅さんのように生きてみたいという思いがある半面、国民健康保険、住民税、年金など現実的なことを考えると夢がシューっと音を立てて萎んでいくように感じます。でも、細胞のどこかに、その思いが刻み込まれているのでしょうね。もうしばらくは妄想旅行と単発の旅行で我慢します。
2018.05.22

人の行動パターンって、ときに面白いなと思うことがあります。今、最優先でやらねばならないことがあるにもかかわらず・・・・どうして掃除や片付け事を始めるの・・・。私の知っている人で、このパターンのある人がひとりではないのです。私に実害がないときは、そのままにしておきます。でも、影響を受けるときはさすがに直言。「○○が優先ではないでしょうか? 今、掃除をしないといけませんか?」嫌な顔をされたことが何度もあります。このように、本来向き合う必要のあることに目をつぶって、別のことをするのは「回避行動のパターン」と言われています。だんだん時間が無くなって、ギリギリになって慌てだします。イライラとして周りを不愉快にします。そして、時間がなくなってきちんと出来上がらず中途半端なものを出してきます。何がそうさせるのでしょう?交流分析にドライバーという考え方があります。考え方や行動を駆り立てるパターンをいい、その人の生き癖のひとつです。ドライバーには「急がなくてはいけない」「完璧でなくてはいけない」「人を喜ばせなくてはいけない」「強くなくてはいけない」「努力しなくてはいけない」という5つのパターンがあります。どのパターンも少しは必要な要素なのですが、それが強迫的になると生きづらくなります。私も以前は「急がなくてはいけない」のドライバーが強くありました。食事をするのも急ぐ、歩くのも急ぐ、メールの返信も急ぐ、仕事の進捗も急ぐ、本を読むのも急ぐ・・・・。そういうパターンを身につけた原因は分かっています。子どもの頃に母親から「お前はいつもぐずぐずしている」「走るのが遅い」「のろま」などの言葉のメッセージを受け取っていました。靴の紐を結ぶのが遅いと、あからさまに嫌な顔をしました。子どもの自分にとって、母親に気に入ってもらうための方策は、とにかく急いでさっさとやること。中学生、高校生、大学生、社会人と成長するプロセスでは、その急いでやることは評価されましたから、「急げ」のドライバーは更に強化されていったかもしれません。そして、あるとき「もっと、ゆっくりと、リラックスして生きたい」という願望が芽生えました。様々な心理学のワークショップを体験し、その生き方は手放しました。気持ちの焦りは、今はほとんどなくなりました。ただし、ビジネススキルのチェックリストでは「迅速性」がいつも満点になります。気持ち的な苦しさはなくなりましたが、行動パターンとしては残っているのだなあと思います。さて、前置きが長くなりました。先ほどの、最優先でやらねばならないことがあるにもかかわらず掃除や片付け事を始めてしまう人の場合です。その人の場合は、「努力しなくてはいけない」というドライバーがうごめいているようです。無意識だとは思いますが、その人にとっての「価値観」は「努力すること」なのです。「努力している自分があると安心できる」という無意識のパターンがある訳です。努力する目標がたくさんあったほうが、より「安心」も高まるわけです。ですから、何かを完璧に終わらせずにちょっとだけ残しておく、ギリギリまで手をつけずにおく等、最後に努力しなければならない状況を無意識に作り上げていくのです。そして、ギリギリで頑張って仕上げると「よく努力したね」と自分を褒める訳です。しかし、ギリギリですから見落としもあるでしょう。訂正する余裕はなくなります。場合によっては、他の人に多大な迷惑をかけることもありえます。本人もきっと薄々分かっているのだと思いますが、なかなか直りません。不思議ですね。一生、そのパターンを持ったままの人も多いようです。これらのドライバーを持ったまま生きていくことは、常にストレス状態にいるようなものです。できれば早めに気づいて、それを解放して欲しいものです。
2018.05.16

映画「火天の城」を見ました。その中で、岡部又右衛門(西田敏行さん)のセリフが心に残りました。織田信長から近江安土に五重の天守閣を持つ城の設計・建築を命ぜられた尾張熱田の宮大工です。「山の南の斜面に育った木は南側に、山の北の斜面に育った木は北側に使え。そうすれば百年いや千年持ち堪える城ができる」というものです。人間に例えたら「適材適所」ということでしょうか。その人の能力や資質が最大限活かせる仕事につけたら、雇う方も雇われる方も幸せですしパフォーマンスもよくなります。しかし「適材適所」は言うは易し、行うは難し。現実は厳しいです。なかなか「適材適所」にはなっていないようです。たくさんの人員を抱えている企業ではそれも可能かもしれません。しかし中小企業や個人企業など少人数で仕事をしている場合は、そうも言っていられません。ある程度は考えたとしても業務全体のバランスを考えた場合、その人に合わない仕事を任せなければいけないこともあるでしょう。しかし、自分に合わない仕事を任せられ、それが長いこと続くと、メンタルヘルス不全になってしまう人もいます。それとは反対に、自分に合わない仕事だと思っていたのに、やるうちにどんどん面白くなり、その道のスペシャリストになってしまう人もいます。何が違うのでしょうか?ひとつは、今の仕事の中に「楽しみ」を見つけられるか?楽しみながら出来る仕事はストレスにならないですね。もうひとつは、人生イコール仕事になっていないか?仕事は人生のほんの一部です。仕事以外の楽しみもとても大切です。最後に「適材適所は待っていてはダメ」ということを伝えたいです。自分に合った場所は何か? 自分に合った仕事は何か? 今の職場でも同様に考えてみたらいかがでしょうか。
2018.05.05

西村貴好さんの「ほめ達」がマスコミで取り上げられることが増え「ほめることが大事」という認識がだいぶ広まってきているように思います。しかし、日常の家庭や職場でのコミュニケーションの中でほめることを実践するのはなかなか難しいようです。何をほめたら良いのか? どのようにほめたら良いのか?そもそも多くの日本人が、人をほめたり、ほめられたりということがあまり得意ではないということも関係しているかもしれません。そして、それが自己肯定感の低い日本人が多い原因のように思えます。そして、ほめなきゃ、ほめなきゃと構えすぎると、コミュニケーションがぎこちないものになってしまうこともあります。では、どうしたら良いのでしょうか?交流分析の「ストローク」理論では、もらって嬉しい、もらうと快になるプラスのストローク。もらうと嫌な気分、不快になるマイナスのストロークのふたつがあると言っています。ですから、まず自分を基準に考えて「快」「不快」を物指しにして考えてみてください。「快」のストロークは、相手も「快」になる公算が大きいです。そして、快になるストロークは、それ自体がパワー、エネルギーを与えてくれます。やる気を引き起こしたり、自信につながったり。自己肯定感をあげるためのツールと考えても良いかもしれません。自分自身に快になるストロークをたくさんあげましょう。そして、周りの人にも快になるストロークをたくさんあげましょう。そのためには、普段から他者の言動や活動をよく観察しておく必要があります。視覚、聴覚、その他の感覚を鋭敏に働かせて「快になるストローク」のネタを探してください。ただし、その時は「不快」に感じたとしても、長い人生で考えたら、その不快なストロークが自分にとってとても大事なものだったということも大いにあります。「耳が痛い」と感じる不快なストロークはそれです。交流分析では「建設的なマイナスのストローク」といいます。耳の痛いことであっても、相手にとって必要なこともたくさんあります。それによって、関係が壊れてしまうのではないかという恐れで言わない人も多いようです。しかし、その時は関係が壊れたように思えたとしても、意図がちゃんと伝わる人であれば、また元の関係に戻れるはずですね。親子関係でも、子どもの機嫌が悪くなるのを恐れて、苦言をしない親を時々見ます。子どもの自立、自律、人間性の成長をきちんと考えているのであれば「建設的なマイナスのストローク」は必須です。それこそが本当の「プラスのストローク」なのではないかと思います。
2018.04.11

意識できるものと意識できないものがありますが、人は誰でも「注目」されたい気持ちがあります。芸能人の多くや目立ちたがり屋の人は、注目されたいという意識が自分でも分かると思います。 仕事で頑張る人、スポーツで頑張る人、勉強で頑張る人等どれも注目を集めますね。努力するプロセスも結果も注目の対象となります。そして、人からプラスのメッセージをもらえるので、嬉しいし自信にも繋がります。しかし、無意識に心の中で動いている「注目されたい」気持ちは、時に曲者です。人からプラスの評価をもらえない、無視されているように感じる等の状況が続くと「注目されるための行動」が社会的に不適切なものになったりします。例えば、よく怪我をする。よく仕事を間違える。よく失言をする。よく人が嫌がることをする等です。非行に走る子ども、万引きを繰り返す人等もそのパターンの人が見受けられます。つまり、プラスに注目されることが無かったり少ないと、マイナスに注目されることでも良いから注目されたいという心理です。「そんなバカな!」と思われる方もおられるでしょう。交流分析という心理学で「ストローク」という理論があります。人と人との関わりの中で必要不可欠な欲求と言われるものです。優しい言葉がけ、励ましの言葉など自分に元気ややる気をくれる、嬉しくなる「プラスのストローク」。逆にイヤミであったり、ケチを付けたりというやる気をなくす、悲しくなるような「マイナスのストローク」です。その中に「ストローク経済の法則」というのもあります。「プラスのストロークをもらえないと、人はマイナスのストロークでも構わないのでもらおうとする」というもので、先ほどの怪我や万引きなどの否定的な行動の意味を裏付けるものであるのが分かると思います。周りに、もし、そういうパターンの方がいたら、気にかけてください。もしかすると「プラスのストローク」が不足しているのかもしれません。プラスのストロークをたくさんあげても直らないとしたら、その人は親子関係でプラスのストロークをもらってこなかったのかもしれません。子どもの頃のパターンが抜けきらずにそのまま大人になってしまったのです。心理療法やカウンセリングが必要かもしれませんね。
2018.03.27

心がすぐにくじけてしまったり、どうしてもやる気が起きないことってありませんか?また、すぐにイライラしたり、感情的になったり。そして、そういう自分をダメだと評価してしまうことはありませんか?それは自分が今まで生きてきた中で作り上げてきた信念システムに影響されています。どのような信念システムなのでしょう?「くじけてはいけない」「感情を表に出してはいけない」などの自分を制限するものが多いです。交流分析に「禁止令」という生き方にマイナスに働く信念システムを整理したものがあります。「感じてはいけない」「親しくしてはいけない」「子どもであってはいけない」など、12の禁止令があります。これらは、生まれてから成長するプロセスで親や関わった人たちからの影響で身につけてしまったものです。そして、今現在では、役に立たない、いや、むしろ生き方を邪魔する要因にもなっています。さて、最初に書いた「すぐにくじけてしまう」「すぐにイライラしてしまう」、そんな自分は本当にダメな奴なのでしょうか?まず「すぐに」という言葉が本当かどうかチェックしてください。確かにくじけてしまうこともあるでしょう。イライラすることもあるでしょう。しかし、いつもいつもではないですね。そうではない時間の方が明らかに多いはずです。「そういう時もあるさ」「そんなこともあるさ」と、そういう自分を受け入れることができると、ずっと気持ちが楽になります。自分のそういう側面を否定的に見て鬱々としていると、エネルギーが奪われていきます。そして、他の否定的な面まで頭に浮かんできて、更に嫌な気分に落ち込んでしまいます。まさに悪循環のスパイラルにはまってしまうのです。そういう思考は、まず中断しましょう。そして、そういう自分の側面を受け入れてください。気持ちに余裕ができます。気持ちに余裕が出たところで、自分に問いかけてください。「さて、これからどうする?」と。すぐに答えが出てこないこともあります。そんな時は、少し間を置くことも大切です。別なアイデアが浮かんでくることもあるでしょう。同じアイデアでも、もう一度チャレンジするエネルギーが湧いてくるかもしれません。メンタルをタフにするための、ひとつの方法。それは、その時の自分を否定せずに受け入れてあげることなのです。
2018.03.24

写真は、オフィスにある観葉植物です。葉っぱがツヤツヤして、作り物かと思うくらい艷やかに光っています。オフィスに来るお客様やカウンセリングのクライエントさん、講座の生徒さんなどが、「すごいねえ」「気麗だねえ」「元気だねえ」など、たくさんプラスのストロークをくださるからか、どんどん元気に枝を広げています。皆さん、元気な植物をほめてくださっているのですが、私もよい気持ちです。一緒に元気をいただいているような感覚になります。「人材をほめて育てる」ということが最近よく言われています。確かにほめてもらえればモチベーションに繋がります。自分で考えて仕事を成功させたり、新しい奇抜なアイデアをだしたり、辛抱強くやり遂げたり。そんな時は、ほめて当然です。しかし、失敗続き、アイデア枯渇、辛抱できない等そんな人にはほめる機会はありません。無理やりよいところを探してほめても、何か取って付けたようになってしまいます。そして、人材は「ほめる」だけでは育たないと。言うべきことを「愛」を持って伝えること、「愛」を持って叱ることが必要だろうなと思います。そのためには相手の自尊心を傷つけないように配慮しながら言うことが大事です。その場合、行動や結果に対して叱る、苦言を呈するということが必須です。人格攻撃は絶対に慎みましょう。これは、親子、教師と生徒、上司と部下、同僚などどのような関係でも言えることですね。そうそう、この観葉植物の名前が分かりました。「ザミーフォーリア」または「ザミオクルカス」というそうです。サトイモ科の植物です。中国では葉の形がお金に似ていることから「金銭樹」と呼ばれ縁起が良いとされているそうです。直射日光は避けて、半日陰で管理するのがコツ。一年を通じて、人間が心地良いと感じる場所がもっともザミーフォーリアにとって心地の良い場所だそうです。
2018.03.18

嫌なことが続いたり、誰かとケンカしたり・・・・気分が落ち込んだり。否定的な気分に浸っている時間が長いと東洋医学でいう「気」が不活発になります。そうすると免疫システムが不活発になり、身体の調子にも影響を与えます。日本に心療内科が誕生するきっかけを作られた故・池見酉次郎先生は講演の中でよく「心身一如」ということを言っていました。病気の一番の原因につながるのは、心の問題と考えられており、感情のバランスが崩れるといろいろな臓器の働きに悪影響を及ぼすと考えられているのです。例えば「怒り」過ぎれば気は上昇し「肝」を痛めます。「憂鬱」によって気は弱まり「胃」に悪影響を与えます。「恐れ」過ぎれば気が弱まり「腎」を傷つけてしまいます。ということは、喜びがもたらされるとき生命エネルギーが高まるということです。心と身体はとても密接に繋がっているからです。そのためには、日頃から自分はどのようなことに喜びを感じるのか意識していることが大事です。リストアップして意識付けしてみましょう。喜びのリストは多ければ多いほどいいのです。最低でも5つくらいは上げておきたいですね。うつ症状などでカウンセリングに来られる方にこの質問をすると、なかなか答えが出てきません。ひとつでも喜びを感じられるものが出てきたら、そこから話しを広げるようにしています。すると、だんだんと過去の喜びの体験も思い出してきます。それを、これから未来の時間の中でキャッチできるように感覚を鋭敏に働かせるよう意識付けします。次の来談までに宿題として出すこともあります。喜びのリストが増えるに従って、どんどんエネルギーがアップしていくのが分かります。「心身一如」を言い換えれば「ホリスティック(全体的)」ということです。東洋医学の根元にあるのが、全体的な心と体のバランス(気のバランスをとる)ということなのです。大事ですね。
2017.12.22

「心の風邪」と言われる「うつ病」。しかし、本当のうつ病は肺炎か結核くらい重症なものだそうです。「心の風邪」と言っていいのは、最近働く人に増えている「適応障害」が妥当なようです。適応障害は、ストレスのレベルがその人の許容範囲を超えてしまうと起きるもので、本人もそのストレスの原因が分かっている場合が多いとのこと。原因の多くは、職場や学校生活など環境にうまくなじめないことや、人間関係がうまく築けないことからくる心のトラブルです。また、目標やノルマの達成に振り回されて起きてしまう「昇進うつ病」も適応障害の一種のようです。症状としては、抑うつ状態や不安、意欲や自信の喪失、体調面での不調、イライラして怒りっぽくなる、アルコールなどへの嗜癖などがあります。このような症状が見られたら、イエローカードが出ている証拠です。レッドカードになる前に、カウンセリングを受けるとか、上司や周りの人に話しを聞いてもらうなどの対策が必要です。適応障害がうつ病と大きく違う点は、本人がストレスの原因から解放されると元気になってしまうこと。職場ではうつ病のような状態なのに、職場以外の場面では通常通りかむしろ元気な人もいます。休みの日に元気で遊びに行ったりしていると、サボっているとかズルいやつとか評価を受けてしまいます。適応障害は、明確なストレスの原因があり、3か月以内に症状が現れ日常生活に支障をきたしている場合です。ですから、放っておいてはいけません。適応障害が長く続くとうつ病に進展するとも言われています。周りにそういう人がいたら早めの対処が必要です。
2017.11.11

以前、テレビ番組ビフォーアフターで、故・立川談志師匠の家をリフォームしたときに、先輩落語家桂文楽師匠が贈ったという色紙が映りました。そこに書かれていた文字が「らしく ぶらず」の六文字。私の仕事はカウンセラー、ライフコーチ、研修の講師などです。それらに当てはめると奥が深い六文字だと思いました。カウンセラーらしく、だけど、カウンセラーぶらず。ライフコーチらしく、だけどライフコーチぶらず。研修講師らしく、だけど研修講師ぶらず。書いていてふと浮かんだ考えは「上から目線ではいけない」ということでした。カウンセリングやコーチングのクライエントさんとは、同じ人間として対等に接する。研修を受けている方にも同じ人間として対等に接する。「ぶらず」の部分です。しかし、やはり「らしく」していないといけません。クライエントさんや受講生さん、目の前にいる人が「らしく」なかったら、不安になりますから。仕事に限らず、親子や夫婦でも同じですね。父親らしく、父親ぶらず。母親らしく、母親ぶらず。夫らしく、夫ぶらず。「らしく ぶらず」と唱えるだけで、何か心が落ち着きます。NLPサンタフェのマスターコースで「自己一致の箱」というマインドを表す地図を学びました。「らしく」は、まさに自己一致の状態です。「ぶらず」は、自分は凄いんだぞと自分を大きく見せようとする姿勢を戒めているようです。いつも「心穏やかに、平静な心」でいられるために、この六文字の言葉をアンカーとして使おうと思います。
2017.11.01

人生を自分で考えていく、そんなの当たり前?でも、親や周りの人の思惑に左右されて生きている人が多いのではないでしょうか? それが悪い訳ではありません。自分自身が「それでよし」と受け入れているのであれば構わないと思います。そうではなく、自分の人生は自分で考え、他の人には邪魔されたくないと思っているにもかかわらず、周囲の人に影響を受けて搖れてしまう場合です。その場合は、やはり「自分の考えた人生を歩む」ための、考え方の転換、人との関わり方の変換などが必要になります。では、具体的にどうしたら良いのか?文章に書けるような「簡単な答え」はないでしょう。自分で自分に向き合って、どうしたいのかを明確にし、どうすればよいのか具体的な方策を考えないといけません。そのための方法のひとつは、起こった出来事に対する「自分の意味付け」を、もう一度考えてみることです。リオロジー・リトリートでジェイク・イーグルも言っています。その出来事を解釈して意味付けしているのは自分であること。どう意味付けするかを決めているのも自分です。その意味付は変えることができます。自分にとって役に立つ、自分にとってパワーを与えてくれる意味付けを考えてみましょう。目の前の見方を少し変えるだけで景色が変わるをことを「パラダイムシフト」といいます。見え方が変わるだけでなく、感覚も変わります。TOKIOというグループが歌った「宙船(そらふね)」の中のワンフレーズが私は好きです。「お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな」というフレーズを聞いたとき、私の中でパラダイムシフトが起きました。それまで、自分以外の人たちの思惑が鉛のように重く、身体にのしかかってくるような感覚でした。そして、視界は狭く、暗いイメージの中でした。しかし、この歌を聞き「そうだ」と思えたとき、視界は開けすべてが明るく見えました。そして身体がとても軽く感じられました。自分の思考、信念システムが身体に与える影響はものすごいものがあるという実感を味わったのもこのときです。NLPの体験は、そんなパラダイムシフトのお手伝いが可能です。本やDVDで学ぶのも役立ちますが、やはりコースに参加して、実感するのが早道です。
2017.10.31

会話のできない自閉症の東田直樹さん(23歳)が書いた「跳びはねる思考」(イーストプレス)という本を読みました。彼が考えていることを、文章としてまとめた本です。自閉症の彼が、普段、何をどのように見、聞き、感じているか。それをどのように解釈しているかなどを素直に書いてくれています。知っている人と道で出会ったとき、我々はあいさつをします。しかし、彼は人も景色の一部分としか認識できないため、あいさつしないのだそうです。相手は「知っているのに、あいさつもしないなんて・・・」と思うでしょうね。東田さんなりの理由がそこにあるのですが、それは他の人に伝えるのはなかなか難しいことです。彼の「跳びはねる思考」を読むきっかけはあるテレビの報道でした。それを見て、本を読み、今までの私の認識とは違う「思考の世界」のあることに気づきました。そして、自分以外の人の心の中はそう簡単に分かるものではないということを実感しました。言葉を使ってコミュニケーションしていても、なかなか相手の本心が分からなかったり、自分の本心が伝わらなかったりします。人と繋がっている安心感は誰でも感じていたいものですが、何から何まで自分のことを分かってもらっているという「前提」は手放しておいたほうが楽に生きられるように思いました。自分自身の心の中でさえもなかなかきちんと整理が出来ないものだと思いますから、他人の心の中を理解するにはもっと労力が必要ですね。以下は、東田さんの「跳びはねる思考」の中で印象に残った部分です。「絆は、人が人であることを自覚し、今生きていることを感謝するための祈りの言葉だと思います。だから、絆によって人は結びつくのではなく、絆は確かめ合うものではないでしょうか」「僕は、相手のためだという理由で、好き勝手な意見を伝えるよりは、その人の悲しみや苦しみに、ただ寄り添うほうが、大切なこともあると感じています」とても心に沁みました。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・神戸開催2017年11月3日(土)開講
2017.10.15

新婚さんいらっしゃいという番組で「一目会ったその日から恋の花咲くこともある」というフレーズが流れますね。好きになった人との出会いを振り返ってみたときに「ああ、自分は、あの人に一目惚れしていたな」なんて思うことはありませか?五感をフル動員して目の前にいる人が自分に危害を加えないかどうか、本能が常に警戒しているのは知っていました。しかし、その逆の場合はどうなのでしょうか?時間をかけて、情報収集して、自分に合う人かどうか判断しているのが本当のようです。ですから「一目惚れ」だと思ったとしても、脳が勝手に自分に都合のよいように記憶を編集しているみたいなのです。苦しく思うことも嬉しく思うことも自分が自分で作り出しているようです。リオロジーのリトリートでも、ジェイク・イーグルが同じようなことを指摘していました。「天気に左右される気持ち」なども自分で作り出しているのは明白ですね。私も、快晴の青い空を見ると気分が爽快になり気分がウキウキします。高校生の時に、朝起きて窓を開けたら快晴の青い空が広がっていました。何かいいことが起きるような予感がしました。その頃好感を持っていた女の子に「つき合ってください」と伝えたらオーケーしてもらえました。これがキッカケのようです。それが私の視覚的なアンカーになっているのだと思います。ですから、今でも快晴の青い空を見るとそういう気分が蘇ってくるのです。その日は、それだけで1日いい気分で過ごせます。何も根拠がある訳ではないのですが、脳が勝手によい方に動いてくれるようです。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催2017年10月7日(土)開講
2017.08.26

潜在意識を活用して自分の願望を叶える、成功できるという「引き寄せ」が流行っています。 引き寄せのワークショップや本もたくさんありますね。しかし、多くの人たちがいつまでたっても状況が変化しない、あるいは状況が悪くなってしまうのは何故でしょうか?それは、行動と努力が伴わず、潜在意識活用などのノウハウだけに傾倒しすぎるからのようです。ただ奇跡の起きるのを信じて待っているだけでは「引き寄せ」は起きないのだそうです。そして、不安や疑いの気持ちを抱えたままでも引き寄せは起きないと言われています。なぜなら不安や疑いを引き寄せてしまい、それが現実化してしまうからだそうです。確かに「失敗したらどうしよう」という気持ちがあると、実際に失敗してしまったという話もよく聞きます。否定的な目標もダメですね。「緊張しないようにしたい」という目標を立てると、緊張してしまいます。否定的な気持ちを解放して欲しい目標を明確にすれば、脳は自然とそれに関した情報収集を開始します。すると、目標に近づくために必要なものに接近しやすくなるのです。情報も人も、ときにはシンクロまでも。自分の行動力と努力がベースになって、その上に潜在意識の活用が加われば、望む物は比較的早くに手に入るとのこと。努力することや行動に移すことが面倒くさいという思いは断ち切らないと天は味方してくれないということですね。それを引き寄せてしまいますから。普段から、「ああなったら良いな。こう出来たら良いな。」と好奇心を持っていろいろなことを意識しておくと、もっと楽しい人生を引き寄せることになりそうです。書いていてワクワクしてきました。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催2017年10月7日(土)開講
2017.08.24

自分が人間として生を受け、この年まで生きてきたのには、きっと私にしかできない「人生の課題」があるのでしょう。そんなことを最近よく考えるようになりました。スピリチュアルな内容の本では「人生の課題」をクリアすると、次の次元へアセンションするとか、進化するなどと書かれています。そういうこともあるかもしれませんが、今は3次元の地球に生きる人間として考えています。私自身、少し前までは、自分の使命、人生の課題などということをあまり考えていませんでした。そして、やっている仕事もその日を生きていくための生活の糧を得るためのものでした。やっと今になって、自分の使命、人生の課題としている仕事の中身が一致してきたように思います。意識が変わると、同じような内容の仕事でも、疲れ方やストレスのたまり方が大きく変わります。集中力も変化します。元気に長生きするためには、この状態が必要なのだと分かります。70歳になっても、80歳になっても元気に活動している方を見ると、その方にとっての「人生の課題」に向き合って生きているのが分かります。「人生の課題」は、到達点が決まっていて、それを達成したら終わりというものでもなさそうです。好奇心を持って、さらに良くし、さらに満足するようにやり続けることが出来るものなのではないでしょうか。悩んでいるとき、苦しいとき、人生の大切な課題がそこに示されているということを読んだことがあります。少し立ち止まって、自分を客観的に見て、自分の「人生の課題」が何かを考える時間は必要だと思います。超特急で人生を駆け抜けるのではなく、各駅停車で時々立ち止まってみようと改めて思いました。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催2017年10月7日(土)開講
2017.08.11

現在・過去・未来という時間に関するフレーズ。どうしても、この後に「あの人に会ったなら~。私はいつまでも待ってると誰か伝えて・・・・」という渡辺真知子さんの歌が連想して出てきてしまいます。30年以上も前の歌詞や歌声が蘇ってくる「脳」の仕組みは凄いですね。どのようになっているのでしょうか?さて、ここで書きたかったことは、私たちの気分、感情と身体が密接な連携をしているということです。心身医学やストレスに関する情報を見ていると、気分や感情が影響して起きる身体の症状がたくさんあることに気づきます。免疫力が低下して風邪が治りにくくなる、頻繁にお腹が痛くなる、下痢をする、喉がイガイがする、皮膚が痒くなる・・・・本来、脳は身体のいろいろな部分との連携のバランスを取っていい状態を保持しているのですが、ストレスなどでそのバランスが崩れると症状として出てくるのです。マイナスの気分や感情を長いこと引きずっていると、身体の機能面では異常がなくても、様々な症状として出てきてしまうことがあるのです。例えば「過去」の自分の失敗をいつまでもクヨクヨと考えている。「過去」の出来事による人への怒りを持ち続けている。分かれた昔のパートナーのことを思い出して悲しい気持ちになる。罪悪感を持つ。怒りを感じる・・・・例えば「未来」についてはどうでしょう?まだ起きていないことを不安に思う。いつも漠然とした不安の中にいる。目標に向かって活動しなければならないのに「自分には無理」「やっても無駄」などと無力感を感じる。思うようにならないのではと不満を募らせることもあるでしょう。このように例えはいろいろと考えられます。過去や未来に意識が行きやすい人は、「今、この時間。この場所」に意識がありません。つまり、その場に没頭できなかったり、集中できなかったりします。「今の積み重ねが未来を作る」という言葉も聞いたことがあります。その時、その時に意識を集中できたらいいですね。10月から沖縄でNLPのトレーニングコースをします。人とのコミュニケーションで自分がどのように反応しているか?その反応が、今の状況に見合っているだろうか?その反応を身につけてしまったのは、どんな意味があったのだろうか?そして、もっと楽に人とコミュニケーションするために、今、変えられることはなんだろうか?満足した人生を送るには、自分は今何をすべきなのか?ご自分の人生にとって、大事なポイントを探し、考えをまとめるという作業をこのワークショップでしてみませんか?NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催2017年10月7日(土)開講
2017.08.10

「ジャッジしない」。これは、NLPの師、ジェイク・イーグルの口癖です。自分に対しても、相手に対しても「ジャッジしない」。ジャッジは、良いか悪いか、上手か下手か、好きか嫌いかなどなど2極性を作り出す元になるからです。では、なぜ「ジャッジしない」ことが我々の役に立つのでしょうか?まず、自分をジャッジすると何が起こりますか?うまくいった時は、いい気分でいられますが、うまくいかないと自己否定、罪悪感、自責など自分へのマイナスの評価が始まります。他人をジャッジする場合はどうでしょう?これは自分に返ってきます。相手を低く評価してイライラしたり、相手を高く評価して自分の自信をなくしたり・・・では、どうしたら良いのでしょう?自分の中にある様々な側面を観察する方法があります。NLPのパーツモデルです。例えば、自分の中に臆病な面があるとします。これは、ひとつのパートです。そのパートが存在することを嫌がっていると、「僕は臆病なんかじゃない!」と言い張ったり、それを人に見られないように隠したり、あるいは逆に強がったり。人は、いろいろなパターンを使って、自分のそのような側面を見ないようにしています。でも、それでは、いつまで経ってもそのままです。変化や成長は見込めません。まずは、自分には「臆病な面があるんだな」と受容することが大事です。次は、その部分の肯定的な側面を考えてみます。「臆病であることで、どんな役に立った?」とか「臆病であることで、自分のどのようなことを守ってきた?」などと質問してみます。「危ない目に遭わなくて済んだ」「人と競争しないで済んだ」「人の失敗を客観的に観察することができた」等など、役に立ってきた側面がたくさんあるのです。そんな自分を認められると、気持ちが楽になります。自分の中にある、様々なパートを探し出して、それぞれの肯定的な側面を探してみてください。自分が好きになるチャンスです。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催2017年10月7日(土)開講
2017.08.07

アメリカのマサチューセッツ工科大学で「悪い思い出を軽減する技術」が開発されたというニュースを見ました。忘れられない嫌な思い出。トラウマになっているあの出来事。誰しも1つは「乗り越えたい苦い記憶」を抱えているのではないかと思います。その新たな記憶操作とは、まず記憶のおさめられたニューロンを特定するのだそうです。それらは光に反応するタンパク質を持つニューロンで、光を照射することでそのオン・オフが可能となるとのこと。まるでスイッチのようです。この方法で、実験したマウスが特定の記憶に対して持つ「負の感情」を軽減することに成功しました。いずれ人間にもこの方法が活用されるようになるのでしょうか。うつ病などに対して薬物に頼らない画期的な治療法となるといいなと思いました。同じ方法で記憶に対する「正の感情」を減退させることも判明したそうです。そんな遠くない未来には、記憶を書き換えることも可能になるのではないかと報じられていましたが、期待の反面、SF映画で見たような怖い使い方もできるのでは・・・・と、ちょっと不安になりました。私が学んでいるNLPにも「過去の記憶を書き換える法」というものがあります。過去の出来事を客観的に眺めたり、その頃とは違ったリソースを持った上でその記憶を再体験したり、記憶の映像を逆回ししたり、いろいろと方法を練習しました。「恐怖症の急速治療」というテクニックは、蜘蛛やゴキブリが怖い人の恐怖症が簡単に直ったのも見ました。私自身は、恐怖と感じるものがそれほど無いので嫌な記憶でやってみました。以前は、すぐにその記憶が蘇ってきたのですが、最近はその記憶にアクセスすることが無くなって、気持ちが楽になっています。NLP役に立ちます。ただし、ここできちんと線引きをしておかないと危険ですね。それは何かというと、人間に不安や怒りなど否定的な感情があったからこそ、それを避けたり安全を確保するために「思考」が発達した訳です。思考が発達し、コミュニケーションが発達し、文明が発達しと関連してくる訳ですね。もし、人間が、否定的な感情をまったく感じなくなってしまったらどうなるのでしょう?そこを履き違えない使い方が大事だと思いました。NLPサンタフェ認定・プラクティショナーコース・沖縄開催
2017.08.06

父親との関係で、ずっと悩んでいた男性(40代)がいました。彼は、仕事を一所懸命にする父を尊敬していましたし、嫌いでもありませんでした。しかし、なぜかよそよそしい付き合いしか出来ませんでした。それでも、あまり深く考えないまま大人になり、自分自身も子どもを持つ身になっていました。彼が、NLPプラクティショナー・コースに参加したときに「知覚の3つの位置」というテクニックで大きな気づきがありました。このテクニックは、自分の立場、相手の立場、第三者の立場と場所を変えながら、それぞれの視点を体験するというものです。頭の中でいくら感がえても分からなかったことが、相手の身になったり、客観的に観察したりすることで分かってきます。彼の気づきは「祖父が戦死し、小さい頃から祖母と2人きりで苦労してきた父は、働いて暮らしを裕福にするのに精一杯だったんだ。子ども心に、自分が勝手に遠慮して父に近寄らなかったんだ。もっと自分から甘えていけばよかった」というものでした。体験の後に、彼が言った「父の背中を暖かく感じました。すぐにでも後ろから抱き着いてその背中の温かい感触を味わいたい衝動を抑えるのに必死だった」という言葉は印象に残っています。彼は、きっと無意識には気づいていたのでしょう。しかし、どうしたら良いのか意識に昇ってこなかったのだと思います。「知覚の3つの位置」は、15分程度の体験でした。それが、何十年も抱えてきた悩みの解決に繋がったのです。見ていて「凄いな」と思いました。彼の感動が伝わってきて鳥肌が立ちました。NLPには、これ以外にもたくさんのテクニックがあります。自分の目的に合わせてNLPのテクニックを選び、それを実行することができます。自分ひとりでできるテクニックも多いですし、カウンセリングやコーチングのように誰かにやってもらうと、更に効果的なものもあります。じっくり感覚を味わったり深く考えたりするには、誰かにやってもらうのが良いでしょう。
2017.07.24

オキシトシンとは、分娩時に子宮を収縮させる働きと、乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ物質です。脳の視床下部にあるニューロンから分泌され、良好な対人関係が築かれているときにも分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる働きもあるそうなのです。このオキシトシンが愛情を促進するのではないかということが発見されたのは、草原や森林に生息するハタネズミの生物学者の観察からでした。このハタネズミは、1匹の雌と1匹の雄がペアをつくり雄が子育てを手伝うそうです。一夫一妻制は、ほ乳類の中では数%しかいないので、何がそうさせているのか調べたのだそうです。そして、発見した要因が「オキシトシンの量」だったそうです。そして、その生物学者は実験をしました。一夫一婦制を取らない他のネズミの雄と雌に、このオキシトシンを投与したところ、2匹はぴったりと寄り添うようになったのだそうです。ということは、世界中の人の脳の中でこのオキシトシンがもっと増えれば、紛争、戦争などがなくなり、もっと幸せな世の中になるのではないでしょうか。身の回りでは、いじめや心無い暴力なども減るはずですね。
2017.07.20

身体のデトックは、人体に悪影響を及ぼす重金属や合成化合物、薬物など有害な物質を体外に排出することを指します。食物繊維の摂取でダイオキシン類を吸着して排泄させる方法や、ミネラルウォーター、ハーブティの飲用など様々な方法があります。太古から地球上に存在していたフルボ酸を飲むこともそのひとつだそうです。私は、3年くらい前から飲むようになりました。そして、私たち人間にとって同じくらいに大事なことが「感情のデトックス」です。マイナスの感情やそれに伴うストレスを溜め込まずに解放することが必要なのです。先史時代の人間にとっては目の前のトラなどの猛獣が最大限のストレスでした。目前の猛獣と闘うべきか逃げるべきか瞬時に決定しなければ命を守れなかったし、人間の本能がそうさせていました。その闘争/逃走メカニズムを司どっているのが脳の中にある扁桃体です。そして、危険が去ると扁桃体は自分自身をリラックスさせ、リセットする働きも兼ね備えていたので、そのことはすっかり忘れて笑って過ごすことができました。しかし、大脳皮質が発達した私たちには、人間関係や仕事、老後の問題など他のストレスが加わり、闘争/逃走以外に「固まる」というパターンが加わりました。身動きせず、その問題が存在しないかのようなふりをするのがそれです。ジェイクのリオロジーでも、この3つを扱ったワークをしました。大きなストレスがかかったときに、自分はどの反応をするかという検証です。自分の今までの反応パターンを振り返ってみると、闘争/逃走はあまりないことに気づきました。弟との兄弟喧嘩くらいでしょうか。しかし「固まる」というパターンは、たくさんありました。仕事の中で思いもよらないことを言われたとき。親が友だちとの関係を壊したとき。相手が勝手に勘違いした思い込みで激怒してきたとき。そんな時は、確かに固まってしまいました。闘争/逃走の場合は、その危機が去った後は、ストレスも解放されるのですが、この「固まる」というパターンだとその解放という部分が置き去りにされてしまいます。先に書いた私の例は、まさにこれです。何十年という時が過ぎても、まだ心の中にマイナス感情が残っていたのですから。そうすると扁桃体にストレスがかかりすぎてしまうそうです。そして、そのまま過ごしてしまうと、知らず知らずのうちに私たちは心身共に疲れ果てていきます。いろいろな機能のバランスが崩れてしまいます。今、多くのストレス病(心身症など)が知られていますが、解放できずに溜め込んだままの問題が原因のひとつかもしれません。原因が特定できないのに、頭痛、背中の痛み、胸焼けなど身体の症状として出てきているのは、そんな過去の出来事などに元が潜んでいるかもしれません。私は、この扁桃体をリラックスさせリセットする方法を、今実戦しています。頬や顎などをタップするTFTや眼球を動かすEMDRなどが統合された方法で「ボディートーク」といいます。それは、身体に自分自身を治すのに何が必要かをたずね、そしてストレスやその他の要因ですり減ってしまった、身体の部位間のコミュニケーション経路のバランスを取ることによって健康や生活の質を向上させるというものです。NLPや心理学と合わせて「感情のデトックス」に役立てていきたいと思っています。
2017.07.10

私たちは生きていく中で瞬間瞬間に決断をしています。仕事のことであったり、遊びのことであったり、パートナーを選んだり、食事のメニューを決めたりと数限りない「決断」です。モチベーションが上がったり、いい気分になったり、ダイエットに成功したり、そんな時も、私たちは何かしろの「決断」をしているのです。決断にいたるプロセスは、人それぞれ違います。また、ひとりの人間でも、状況や内容によってもそのプロセスは変わってくるはずです。しかし、何かうまくいったときの「決断のプロセス」を、自分自身で把握しておき同じような状況になった時に使うことが出来たら便利です。NLPでは、これを「戦略」というテクニックとして紹介しています。ダイエットにこの戦略を活用しうまくいった人がいます。それまでは、目の前にお菓子やケーキなどがあると、自動的に手が出て口に運び飲み込んでホッとするというパターンだったそうです。しかし、それを長年繰り返している間に体重はどんどん増え、成人病検診のときに、もう少し痩せないと心臓や膝に負担が多くなり長生きできないよとお医者さんに言われてショックだったそうです。彼女は、その時に、頭の中でどのようなイメージが出て、自分自身にどのような言葉をかけているか、何を感じているかをチェックしました。まず、飲み込んでホッとしている身体の感覚が出てきました。自分自身に語りかけていた言葉は「これだけ頑張ったんだからいいじゃない」という、食べてしまうことにたいする言い訳でした。イメージはというと、冷蔵庫の中やコンビニのお菓子コーナーでした。ホッとすることは、自分にとってどのような意味があるのか?「クタクタになるまで一所懸命に仕事をしてきた自分へのご褒美」だったそうです。彼女は、ホッとすることと、自分にご褒美を与えることがキーワードになることに気づきました。そこで、食べること以外で、その意図を満たすことがないかを考えました。ここで、NLPのテクニック「TDサーチ」を使いました。これは、身体の感覚をたよりにして、過去の体験を探しにいくテクニックです。身体がホッとする体験の記憶をさかのぼっていくと、飼っていた猫を抱いて毛並みをなでているシーンが出てきました。その猫が大好きでもありました。その頃の自分は、だいぶほっそりとしていたことも思い出したそうです。彼女は、家に帰ってきた時に「今日も頑張ったね」と自分に言い、飼っていた猫のことを思い出し、ホッとするというパターンに切り替えました。まず、帰って最初に目にするテーブルの上に、その猫の写真を置き、ソファには、飼っていた猫に似たぬいぐるみを置きました。毛並みも本物に近い感覚のものだそうです。そして、アロマポットにいい香りのアロマを入れ部屋で焚き、足をマッサージする機械でリラックスするという生活に切り替えたところ、お菓子などに手を出すことがめっきりと減りました。その結果、10キロのダイエットに成功。それが、とても自信にとつながり、さらにダイエットをする意欲が出てきたそうです。頭の中でどのようなイメージや言葉、感覚が出てくるかに注意を向け、それを変化させることが、このような結果に結びつくのです。人の「脳」って不思議です。NLPのテクニックをいくつか組み合わせて使うと、さらに効果が出ることが実感できる話でしたので紹介しました。
2017.07.08

「ストレス解消疲れ」という言葉を聞きました。「ストレス解消」を目的にしている行動が、疲れや新たなストレスを生んでいるこの現象は、何が起きているのでしょう? その人たちの「ストレス解消法」を聞いたところ「お酒を飲む」「買い物をする」「カラオケに行く」「パチンコ」などがあがりました。そして「その解消法を選んだ理由」としては「他に思いつかないから」という人が半数以上。多くの人が、根拠が明確でない中で解消法を選んでいる実態が浮き彫りになったそうです。まず、考えられるのは、ストレス解消をしようとしたそもそもの原因が何なのかという、原因の特定がきちんと出来ていないようです。それがはっきりしていれば、ストレスが解消できたのかどうかは自分でも分かります。ただ何となく現状から逃げたいという回避行動としての「ストレス解消」は役にたたないと言えるようです。「何のためにストレス解消をするのか」という目的意識が必要なようです。そして「何のために」という目標・目的がはっきりしないで過ごす時間が多い日は、何をしても「ストレス解消」になりません。無為に過ごす時間を人は耐えられないのでしょうね。つまり「ストレス解消」を先に考えるのでなく、自分のやりたいこと、目指すことを考える時間を設けて、それをはっきりさせる方がいい時間を過ごせそうです。やはり、意識の持ち方、気持ちの持ち方が大いに影響しているように思います。
2017.07.01

飲み屋さんやレストランで「ご注文を伺ってよろしいですか?」と聞かれることがあります。「もう決まりましたか?」ということが言葉の裏にかくされているのは分かります。でも、ちょっとへそ曲がりな私の心の声は「嫌って言ったら、どうするの?」などと考えてしまいます。言葉には出しませんが。書きながら、子どもとの会話を思い出しました。子どもが「お父さん、そこの本を取ってもらっていい?」と言ったら「嫌だよ」と言っていた自分がいました。子どもは「お父さん、そこの本を取ってください」と言い直して自分の望みを叶えた記憶です。医療機関で注射をしてもらう時に「服をまくってもらっていいですか?」と言わたことがあります。頭の中では「嫌って言ったらどうするのよ」と呟きながら服をまくって腕を出している自分がいたのも思い出しました。日本人は、どうして、このような言い回しを多く使うのでしょう?相手にお伺いを立てるように表現することで、相手に敬意を表しているのでしょうか。記憶をたどってみると、自分の親も含め周りの大人もそうだったように思います。「謙虚」なのは美徳だとする意識がどこかにある日本人が、無意識にそういう言い回しを使うようになったのでしょうか?すぐには自己主張せずに、関係を考えたり雰囲気に合わせたりしながら、ゆっくりと間接的に自分の考えを表明していくのが日本人のパターンのようです。欧米の人は、もっとストレートですね。そんなことを、つらつら考えている自分ですが、このような言い方を使ってしまっているのにも気づいています。良い、悪いということではないですが、欧米の人との関わりも増えてきたことですし、これからは、もう少しダイレクトに表現してみようと思います。
2017.06.30

ユング心理学で知られる故・河合隼雄氏の「おはなし おはなし」という本の中に、最近カウンセリングの中で感じたことを要約してくれているような部分がありました。それは、「悩みがなくて、生きがいのある生活」などというものがこの世にあると思いこんでおられる人がある。これは「働かずに食う」のよりもっと難しいことで、こんなことを理想にしている限り云々という部分です。問題の解決に対して自分は行動を起こすことなく、目の前の問題に直面するのを避け、自分を取り巻く周囲が変わってくれるのを期待ばかりしているというタイプの人に、どのように関わっていくのがよいかを考えている時にこの本を手にしたのです。そして、河合氏は「考えてみると、私の仕事は、悩みから逃げようとしてもがいている人に、安心して悩みにどっぷりとつかっていただくのを援助している職業と言えるのかもしれない。」と結んでいます。私も、目の前にいる人が、問題、課題を直視してどっぷり悩んでいただくお手伝いをしようと、心に固く誓ったのです。しかし、ずっと本棚の奥にしまってあり、紙も茶色くなりかけているこの本を、このタイミングで手にしたのは、どんな共時性(シンクロ)なのでしょう。それもシンクロニシティを唱えていたユングを研究、実践していた河合隼雄氏の本であるという不思議。人生、面白いと思いました。
2017.06.13

若い頃は、よく山登りに出かけました。印象に残っているのは青森県の岩木山。この山は津軽平野にぽつんとある印象の山です。遠くから眺めると麓から山頂までスッキリと見えます。標高差がよく分かります。頂上からは、青森県全体がまるで地図のように見渡せます。北海道も津軽海峡の向こうに。苦しかった記憶より、遠くまで見渡した絶景の記憶とその際の感動が蘇ってきます。もうひとつ印象に残っているのは、尾瀬にある燧岳。こちらは、ずっと雲の中にあり、時折強い風が雨粒を下から上へ吹き上げるような状態でした。ほとんど視界もきかず、先の見えない苦しい登山でした。お尻や腿の裏から濡れていくという変な体験もしました。さて、この2つの登山を通して仕事へのモチベーションに似ているなと思いました。目標が見えていると、具体的に何をしたらよいかも分かります。行動して失敗があったとしても、目標地点を見ながら修正もできます。一番大きな影響は、多少無理があっても「頑張れる」という点です。長時間仕事をしていても気になりませんし、集中度も違います。ところが、どうでしょう。目標が見えないとき、頑張っているけれど結果が出るのか出ないのか分からないときは、頭では「頑張らなくちゃ」と分かっていてもモチベーションが湧きません。なかなか集中もできません。こんな時は、働いているのが短時間であっても、疲労度、ストレス度も違います。マネジメントの方法で「目標管理」というのがありますが、プロジェクト全体の進捗を管理するだけでなく、モチベーションに直結する「各人の目標設定」を行うことが大事であると改めて思いました。若い人がなかなか定着しなかったり、メンタルヘルス不調の方が多い職場への処方箋は、もしかするとそんなところにあるのかもしれませんね。
2017.05.23

人類史上初の南極点到達に成功したアムンゼン(ノルウェー)と、目前まで行っていながら到達できなかったスコット(イギリス)は何が違ったのでしょう? 資金力や装備力にすぐれ、人物、能力共に大変優れていたスコットが敗れ、それだけでなくスコットの隊は全員死亡してしまいました。そして、民間のアムンゼンのチームは無事南極点到達。そして無事生還しました。様々な要因がからんだのだとは思いますが、大きなポイントはリーダーシップの取り方の違いだったのではないかと言われています。スコットは軍人でした。軍では上意下達が当たり前です。スコットがすべて考え、それを指示するという形です。軍人は如何なる状況であれ上からの命令を聞かなければなりません。アムンゼンは軍人ではありませんでしたから、他の隊員の考えも取り入れ一緒に挑戦していったのです。今で言うサーバントリーダーシップだったようです。この違いが、団結力、モチベーションの違いとなり、まったく異なる結果になったのです。この教訓は私たちの仕事の仕方やチームで動くことに対して何を教えてくれているでしょうか。ひとつは、一方的な命令の怖さです。完璧に合っていれば良いですが、人間の判断です。間違うこともあるはずだからです。もうひとつは、人は「理」だけでは動かないということです。最初は理詰めで上意下達で動いていたとしても、長い目で見たら無理がきます。うまくリーダーシップを発揮するには、可能な限り人を育て、現場の責任者の判断力を高めることと、モチベーションが継続するよう「情」をかけることが大事になるようです。「情」だけでは仕事は動きません。「理」が必要なのは言うまでもありません。しかし、「情」のないところではモチベーションは上がりません。「経済は感情でうごく」「世界は感情でうごく」という本があります。まさに、「情あっての理」なのだと思います。
2017.04.14

子どもの頃、否定的な気分(罪悪感、絶望感、虚脱感)になった記憶はありますか?きっと誰にでもあるでしょう。その否定的な気分が「いつも同じようなパターン」で今でも出てくることはないでしょうか?(春ですね)それに引きずられるように、否定的な言葉を吐いたり、否定的な行動をしたりしていたら、他者とのコミュニケーションはうまくいきません。子どもの頃に抱いた否定的な気分は、本来抱く必要のなかった感情かもしれません。無意識ではあるのでしょうが、子ども心に、自分がそういう状態に浸っていると誰かが助けてくれる・・・・と期待していたのかもしれません。あるいは、実際にだれかが「どうしたの?」と聞いてくれたかもしれません。子どもながらに精一杯、論理を働かせて導き出した「結論」によるものが尾を引いてしまっていたら、それを手放すことが楽に生きるコツではないかと思います。謙虚、自己卑下、遠慮、など生き方に影響を与える「固定観念」も同じ。リオロジーのワークショップに参加したとき、ジェイクの口から何度も出てきたのが「オートパイロットに気をつけろ」という言葉でした。無意識に行っている自動的な思考や行動を言っています。いつのまにか、それがクセになってしまい、大人になっていろいろと論理的に考えられるようになっても同じようにそのパターンを繰り返しているとしたら・・・・自分自身も生きづらいし、他者とのコミュニケーションにも悪い影響を与えます。
2017.03.13

風邪をひいているとか、アレルギーでもないのに、鼻をつまんだり、いじったりする場合、何らかの不快な理由があるからなのだそうです。例えば、あなたがある男性に、重い荷物を動かすのを手伝ってくれるよう頼んだとしましょう。彼は「いいですよ」と言う前に自分の鼻にてをやりました。この仕草によって、彼が本当は手伝いたくないのだということが分かります。発言した後に口を触ったりふさいだりする仕草も同じような意味合いがあります。つまり、その人は本当のことを言っていない、あるいはあなたが言ったことが気に障る、ということです。目をこするのは、もうたくさんということ。つまり、あなたのしていることをやめてほしいと伝えているのです。首の後ろをさするのは、不快感の表れであり、おそらく本心を言っていないといえます。例をあげたこれらの仕草は、真実を伝えようという気持ちを抑えて溜め込んでいるサインです。ただし、100パーセントの確率ではありませんので、決めつけるのではなく、質問するなどの方法で確認することは忘れないようにしてください。アメリカの心理学者ポール・エクマンは、人の微表情や非言語の仕草に隠れている本音を探り出す研究で有名です。何冊かの本が翻訳されていますので参考にされたら、きっとコミュニケーションに役立つと思います。
2017.03.08

リオロジー・ワークショップを受けたときの記憶です。教えてくれたのはNLPサンタフェの会長、ジェイク・イーグル氏とその奥さんであるハンナさん。とても大きなストレスを受けたときに、人間はどのように反応するかという内容は面白かったです。自分は「固まる」という反応が多くあるのを改めて気づきました。周囲に自分の考えと違う人が複数いると、よくこの反応が起きます。なぜか。祖母と母の板挟みになっていた、子どもの頃の反応なのです。まだ、きちんと解消できていないのかもしれません。もういい加減、それを手放して、新しいパターンにならないといけませんね。危険が迫った状況で固まっていたら、危ないですね。むしろ、逃げ出すか、反撃するかどちらかの反応の方が自らの命の危険から回避するには適していそうだと思います。次に、役に立った点は、自分のコミュニケーションのパターンに関する考察です。人とのコミュニケーションで、自分がどのように反応しているか?その反応が、今の状況に合っているだろうか?その反応を身につけてしまったのは、どんな要因があったのだろうか?そして、もっと楽に人とコミュニケーションするために、今、変えられることはなんだろうか?このようなコミュニケーションに関わる内容を考えるよい時間を持てました。そして、自分自身との「関係性」を考えるよい材料にもなりました。よく心理学の中で「今、ここ」という表現が出てきます。頭では分かっていても、自分をその状態にキープするのはなかなか難しいものです。いろいろな感情が起きますが、それはすべて自分が自分にそうさせているという点は、今回のワークショップで納得がいきました。NLPにも「心理地図」が出てきます。そして、地図と現実は違うということも言われています。未来への不安に気持ちがとらわれていると、今、ここにいられません。過去の出来事に対する怒りや罪悪感など否定的な気持ちに圧倒されていると、やはり、今、ここにいられません。他人の言動や評価にばかり気持ちを向けているのも、今、ここにいられない要因になります。自分のことにばかり注意が向いているのも同じです。これらのバランスを取り、その時その時に集中して、気持ちをリラックスさせることが出来るようになりました。その心理地図は自分が自分で作り上げているということを、様々なワークを通して実感することが出来ました。ジェイク・イーグル夫妻は、この4月にニューメキシコ州サンタフェから、ハワイ州ハワイ島に引っ越しをするそうです。日本に少し近くなりました。ハワイでのワークショップや、日本でのワークショップの機会が増えるかもしれません。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。NLPサンタフェの認定コースです。NLPプラクティショナーコース開催基礎モジュール:7月8日(土)開講・全6日応用モジュール:9月30日(土)開講・全6日詳しくは下記サイトをご覧ください。http://www.coapa.jp/semi/20170708NLP.html
2017.02.23

所ジョージさんが司会をするTV番組「ビフォーアフター」は、時に感動の涙を誘いますね。それが、たまらなく好きで時々見ています。仕事で見ることが出来ない日にはレコーダーに予約。お金をかければ、新しい家を作れる訳ですが、なぜか元の家にこだわっている。先だったご主人との若い頃の苦労した思い出だったり、何代にも渡って住み続けている旧家だったり・・・・。デザインを担当する人が、そういう思い出の部分を上手く活用するんですね。完成したときのお母さん、お父さんの感動の「涙」が、またいいんです。さて、家のビフォーアフターのことを書きましたが、NLPのワークショップのビフォーアフターも紹介します。匿名ということで、公表を許してもらえましたので、Cさんのワークショップの場面をお読みください。Cさんのテーマは、「会議や大事な場面で頭の中が真っ白になってしまう」ということでした。「そのことで、何か思い当たることはありますか?」と聞かれたCさん。「いいえ。気づいた時にはこういうパターンがありました。一番印象に残っているのは高校のときのディスカッションの場面です。私は初めに意見をいいました。前の日に遅くまでかかってまとめた内容です。そして、クラスメイトの何人かが意見を言い始めたのです。そうしたら、頭の中が真っ白になって・・・・」Cさんはそう言いながら視線を中空に投げ、首を左右に振りました。「何も考えられなくなってしまったのですか?」「はい、そうです。」「そのときに、どんな感覚がありましたか?」「感覚ですか?」「そう。身体の感じでもいいですし、何か声が聞こえたような印象でもよいです。」「なんだか、おろおろとしているような、誰か助けてと叫びたいような気持ちでした。」「では、Cさん。目を閉じて。その、おろおろとしているような、誰かに助けてと叫びたいような気持ちを少し味わってください。十分に時間を取って。」Cさんは、うつむき加減でしばらくじっとしていました。「その感覚って、小さい頃に感じたことはありますか?」Cさんは、まだじっとうつむいていました。しばらくしてCさんが語り始めました。「ああ、子どもの頃、まだ祖母が生きていて、一緒に住んでいました。母とあまりうまくいっていなかったようで、いつも言い争をしていました。そのふたりの声を聞いていると、私はおろおろとしているような、誰か助けてと叫びたいような気持ちになりました。」「Cさん、あなたは、お母さんとおばあさんと、どちらが好きでしたか?」「私は、どちらも好きでした。母は優しく髪を編んでくれたし、祖母はよく昔のお話を聞かせてくれました。」「あなたは、本当はどうしたかったのでしょう?」「母にも祖母にも嫌われたくない・・・・」そう言うとCさんは嗚咽をあげ始めました。「子どもだったあなたは、お母さんとおばあさんが言い争う場面で、どうしてよいか分からなくなってしまったのですね。どちらの味方もできないし、どちらからも嫌われたくない。」「そうだったんだと思います。」「今、大人になったあなたがその場面にいたらどうしますか?」「私は、お母さんもおばあさんも大好きなの。だから言い争いをしないで。」「もう一度。」「私は、お母さんもおばあさんも大好きなの。だから言い争いをしないで。」「もっと、大きな声で。」「私は、お母さんもおばあさんも大好きなの。だから言い争いをしないで。」大きな声でそう言った後、Cさんは再び大粒の涙を流しながら泣きました。身を折るようにして顔を手で覆いしばらく泣いた後のCさんは、スッキリした顔をしていました。「今の気持ちは? そして、頭の中が真っ白になるというテーマについて、どう考えましたか?」「今、身体中の緊張がなくなって、本当にリラックスした感じです。自分の気持ちをもっと表現していいのだという事に気づきました。あの頃はちいさかったから、言えなかった。そして、おろおろしてしまったのだけれど、今の私ならもっと冷静になれます。会議や大事な場面でも、自分の意見を表現していいんですね。」「そう。今のあなたならできますね。」Cさんは、とても嬉しそうな表情でした。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。NLPサンタフェの認定コースです。NLPプラクティショナーコース開催基礎モジュール:7月8日(土)開講・全6日応用モジュール:9月30日(土)開講・全6日詳しくは下記サイトをご覧ください。http://www.coapa.jp/semi/20170708NLP.html
2017.02.15

手持ちのiPadとスマホに「Kindle(キンデル)」と「楽天kobo(コボ)」の2つのアプリケーションをインストールしました。成人する前から好きだった吉川英治さんの「三国志」や「宮本武蔵」が無料でダウンロードできてしまうのです。夏目漱石、太宰治、芥川龍之介等など文学作品も無料。これは、すごいと思います。マンガも無料のものがあります。以前TVでドラマ化された「ブラックジャックによろしく」全13巻、ダウンロードしました。医療とは何か、生とは、死とは・・いろいろ考えさせられます。既に100冊近くダウンロードしました。読書好きな私にとって天国です。さて、表題の「わかりあえないことから」、これは本のタイトルです。平田オリザさんが書いたコミュニケーション能力とは何かを問いかけた一冊です。(講談社現代新書・740円+税)なんと、新書版を注文したつもりが「電子書籍」のボタンを押してしまってました。新書版でじっくりと読み返すつもりでしたので、ちょっとガックリ。気を取り直してちゃんとした本も購入しました。つまり2冊分支払ってしまった・・・・・・涙。この本は、前提として「わかりあえない」ことから出発するコミュニケーションを考えようとするものです。NLPや交流分析を一所懸命に学んできましたが、それは、やはり「いかにして分かりあうか」を前提にしていました。「わかりあえない」が当たり前と考えてみたら、すごく気持ちが楽になりました。NLPなどの勉強でアメリカへ何度も行きましたが、その際は「英語が苦手」だと認識していましたから「わかりあえない」のが前提でした。だから、自分が伝える事を一所懸命していて、向こうの人がどんなコミュニケーションをしているかなど気にしている暇はありませんでした。「自分を分かってもらえない」という悩みでカウンセリングを受ける方も少なくありません。そういう方に「わかりあえない」が当たり前と思えと言う気はありません。でも、この本の内容は、きっと役立つ部分があると思います。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。NLPサンタフェの認定コースです。NLPプラクティショナーコース開催基礎モジュール:7月8日(土)開講・全6日応用モジュール:9月30日(土)開講・全6日詳しくは下記サイトをご覧ください。http://www.coapa.jp/semi/20170708NLP.html
2017.02.14

人は好意を持っている相手からは好かれたいと思うものです。そして、自分を好きになってくれた相手を好きになりがちです。自分に好意を示し、高く評価してくれる相手に好意を持つものです。また、人は好意を持つ相手にほど「イエス」と言いやすいですし、他者からの称賛を信じ、称賛を与えてくれる人を好むとも言われています。 これを「好意の返報性」といいます。また反対に「嫌悪の返報性」というものもあります。自分を嫌っていることがわかっている相手や、悪く評価する相手に対しては嫌悪感を抱いてしまうものです。 私は単純ですから「そりゃ、そうだよね」と思ってしまいます。人間関係で悩んでいる場合、もしかすると「嫌悪の返報性」が問題の方がいらっしゃるかもしれませんね。自分が気持ちよく接してもらいたいときは、まず自分から「気持ちのよいコミュニケーション」を投げかける。そうすれば「好意の返報性」の法則で相手も気持ちの良いコミュニケーションを返してくれるはずです。NLPに「ペーシング」「ミラーリング」という方法があります。相手と短い時間でよい関係を築くための方法です。活用しない手はありません。しかし、この「好意の返報性」をテクニックとして使うのはどうでしょう?きっと相手から見透かされてしまいますよ。やっぱり心からの好意を持って人と接することが一番ですね。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.02.12

3年前のソチでの冬季オリンピック、日本は「メダル8個」と頑張った選手がたくさんいました。しかし、前評判で「金」メダルの候補として騒がれていた人が成績を上げられないで終わってしまいました。何度も「オリンピックの魔物」という言葉を聞きました。 「失敗するかもしれない」「飛べないかもしれない」「失速したらどうしよう」というような否定的な思考がちょっとでも出てきたら、人はそれに影響を受けてしまうのですね。身体が緊張し、柔軟性がなくなり、タイミングもずれてしまう。いつものように出来なくなってしまう。私も高校生のとき、バレーボールでそれを実感したことがあります。県のブロック予選では、気持ちも身体もリラックスしていました。スパイクやブロックも上手くいきました。しかし、県大会に行き、強いチームの戦いを見たとたんに、身体がすくみ、視野が狭くなり、いつもと同じ高さのはずのネットが異様に高く感じました。不思議なものです。世界の優秀な人たちが集まって競うオリンピックでは、私の体験など比べようもないプレッシャーだろうと思います。そんな中で戦うのですから「凄い」「偉い」と思います。さて、私が期待していたのは、スキージャンプの高梨沙羅選手でした。高梨選手はオリンピックまでの世界大会で1位、2位とずっとよい成績を上げ続けてきたので大丈夫だろうなと思っていました。彼女に何が起こっていたのでしょう?技術も磨いてきたし、経験も十分に踏んできていた訳です。「このオリンピックで初めてプレッシャーの恐ろしさを感じました」と心情を吐露したことが報じられました。会場での練習をした夜、現地入りしていたお父さんに電話し、涙ながらに「自分のジャンプができない」と訴えたそうです。お父さんは「あんな沙羅を見たのは初めてだった」と言うくらいですから、重圧は想像以上だったようです。自分にとって初めてのオリンピックである。オリンピック新種目の女子ジャンプである。初代の女王になるよう日本中から期待が寄せられている。それらのプレッシャーがある上に、ジャンプ台が今までに経験のない傾斜だったことが、プレッシャーに拍車をかけたのでしょう。飛び終えた後の、能面のように表情のない高梨選手の顔はかわいそうでした。でも、よく考えたら4位なんです。世界中から集まった選手の中で4位なんですよね。その後の、高梨選手の活躍は、凄いですね。韓国・平昌(ピョンチャン)での五輪が、あと1年後。だいぶ近づいてきました。高梨選手、頑張れ~!海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.02.10

嗅覚は脳に直結していると言われています。昔に嗅いだ匂いはよく覚えていると思いませんか?私は「クチナシ」の花の匂いを嗅ぐと、祖母の顔や声、祖母の家の景色などが走馬灯のように蘇ってきます。ひとりで住んでいた祖母の家の入口の階段の脇に「クチナシ」が植わっていたのです。おばあちゃんっ子で可愛がってもらったので、良い記憶と結びついています。また、NLPを学びにアメリカのサンタフェに行ったときに、ゴーストランチという高原にハイキングに行きました。頂上に近い乾いた道をあるいているときに白檀の香りがしてきました。よくお香で嗅いだ匂いです。今もお寺さんに行ってこの白檀の匂いを嗅ぐとサンタフェの記憶が蘇ってきます。「匂い」はNLPでいう「アンカー」の役目になっているのですね。アンカーとは、何かと記憶をつなぎとめておくスキルです。モチベーションを上げたいとき、リラックスしたいときなどシチュエーション別にアンカーを作っておき、必要なときにそれを発動させるということで役立ちます。今、アロマのエッセンシャル・オイルに興味があり勉強しているのですがアンカーとしてカウンセリングやコーチングにも使えるなと思っています。オイルの中に「サンダルウッド」という名前のものがありますが、まさにサンタフェの高原で嗅いだ白檀から抽出したエッセンス。これを手に入れたので、お寺に行かなくても、いつもアンカーを発動できるようになりました。私の人生の転機を作ってくれたサンタフェの記憶にいつでもアクセスできるのです。身体全体でその時の解放感、幸せな感覚を味わえます。その他にも、手にれたオイルで毎日のリフレッシュ、リラックスに役立てています。●朝起きたときや頭をスッキリさせたいとき:ペパーミント●身体の酸化を予防するために:レモン●風呂上がりの後の足裏のマッサージとケア:ティーツリー●寝る前のリラックス用:ラベンダーフランキンセンス(乳香)というオイルもユニークですし好きな香りです。イエス・キリストが誕生したとき、星に導かれてベツレヘムにやってきた東方三賢人がイエスに捧げたものだそうです。昔からお香の一種として使われており、それを焚くことよって、ストレス、不安、マイナス思考が心の面でも感情面でも抑えられるといわれています。また、フランキンセンスを使った瞑想では、現在の悲しみを克服し、永遠に視座を置いた人生に関する広い視野までも得ることができるかもしれないと言われています。さて、本屋さんで医療関係のコーナーで、介護やターミナルケアにこのアロマオイルを活用している本を何冊も見かけました。日本ですと、香りを使ったリラックスの手法くらいのイメージが強いのですが、欧米では医療保険の適用にもなっているそうです。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.02.08

プラス思考に似て非なるもの世の中には「プラス思考主義」の人が多いと、筑波大学の宗像教授から聞いたことがあります。「主義」とは「~ねばならない」という考えが無意識に潜んでいる場合をいうそうです。一見「プラス思考」のように見えるのですが、似て非なるものなのですね。何か目標があって行動する際に「プラス思考」の人は、目標が達成したときのワクワクした感じやイメージを抱いています。そして、そのプロセスでも、どうしたらその目標が速く、確実に手に入るか肯定的な面に目がいきます。ところが、「プラス思考主義」の人はというと、「プラス思考でなければならない」訳で、本来はネガティブ思考、慎重、臆病な面が多いはずなのです。速くしなければならない、確実にしなければならない、失敗してはならない・・・・。これは、苦しいです。いつも「急げ、急げ」と焦っているかもしれません。「完璧でなければ」と必死です。「努力しなければ」と自分を叱咤激励しているかもしれません。でも、本人は「プラス思考」だと思い込んでいる可能性もある訳です。周りの人、注意が必要です。筑波大学の宗像先生も、それに気づかないと「抵抗に合う」と言っていました。「抵抗」を経験した人に聞きました。その人は研修会社の企画部長です。それまで、一緒に頑張っていた部下から急に「部長のやり方に付いていけません。」と言われたのです。プラス思考だと思っていた部下は「プラス思考主義」だったのです。部長は根っからの「プラス思考」でしたので、イケイケドンドンな部分があります。部下は失敗のないように慎重に仕事を進めます。よく話しを聞き、よく確認し合うように変えたことで、ふたりの関係は以前よりもよくなったと聞きました。成果もあげているようです。違うタイプの上司と部下が、それぞれの能力を補完し合えるようになったのです。自分の思考のタイプを知り、相手の思考のタイプを知ることはよりよい関係の構築に役立ちます。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.02.01

うつになる方、心身症になる方は自己肯定感が低いということが心身医学で言われています。自己肯定感が低いということは、自分の行動に自信が持てなかったり、行動の結果を評価できなかったり、自分自身に対してマイナスの感情を抱いていることが多くなります。このような心理パターンが続いていると、免疫力にも悪い影響を与えます。免疫力が下がりますので、風邪や感染性の下痢などに罹りやすくなってしまいます。風邪がなかなか治らなかったり、疲労感がなかなか抜けないような状態が続いている場合、このような心理的な側面から自分を見つめてみてください。心理学で「自分をもっと好きになろう」「自分自身をもっと認めよう」ということを聞きます。頭では、分かっていても、普段マイナス思考になりやすい人にとって、そう簡単にはいきません。実は、15年くらい前まで、私もマイナス思考のクセがあり、なかなか抜け出せませんでした。交流分析とNLPを学び、そこで気づいたのは「自分に対してマイナスの評価をし始めたら、その思考を中断する」というものでした。無意識に放っておくと、マイナス思考がどんどんと継続します。あるひとつの嫌な出来事を思い出し、それがどんどんと鮮明な映像になって動き出す。人の声や、その時の嫌な感覚まで思い出してしまいます。そうこうしているうちに、他の嫌だった場面まで思い出し、それを延々と頭の中で続けてしまうのです。ですので、思考がマイナスに動き出した時点で、自分に「ストップ」をかけるのです。単純なことですが、これを意識することで、だんだんと自己肯定感が増えてきたのです。もしかすると、以前と同じくらいなのかもしれませんが、否定的に感じている時間が減ったために、相対的に増えたのかもしれません。さて、この「自己肯定感を上げる」ということで、スローガンは良いが、方法を間違えている人が時々います。他者のマイナス点を見つけ、そこを否定し、相対的に自分が上になったような錯覚で、自己肯定感を上げようとする人の場合です。もちろん、本人は無意識にやっています。絶対的に自分自身の能力が上がった訳ではないので、何か自分の中に釈然としない部分が残っているようです。無意識はちゃんと分かっているようです。これも「生き方のパターン」になっていますので、気づかないと延々と繰り返してしまいます。気づくための方法としては、「カウンセリングを受ける」「心理学のワークショップに参加する」などの方法が近道です。海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.01.26

私たちは、過去に起きたことは過去のことと客観的に見ているつもりになっています。しかし、カウンセリングをしていると、過去の出来事がまさに目の前で起きているかのように、ありありとその場面を再現しているのが分かることがあります。カウンセリングの場面でなくとも、過去の出来事を思い出してムカムカしたり、イライラしたりした経験はお持ちだと思います。過去に起きた嫌なことを、何度も何度も思い出して否定的な状態になっていることは、非常にストレスになりますね。それは今起きている現実ではありません。しかし、その感情は、嫌なことが起きた時と同じように生理機能への影響を与えます。ホルモンのバランスが崩れたり、マクロファージやナチュラル・キラー細胞など私たちの身体を守ってくれている免疫機能が低下したりしてしまうのです。このように私たちの「脳」は、過去と現在をきちんと区別できずに同じように反応してしまいます。NLPのトレーニングを受けたときに、過去に起きたことを現在形にして表現するというワークがありました。どのような意味があるのか飲み込めないまま始めましたが、あることに気づきました。 過去に起きたことは終わったことと思い込もうとしている自分がいたこと。でも、何十年も経ったその時も、まだ怒りを抱えていたことです。頭の中できちんと整理して、否定的な気持ちを手放すことが大事だなと思いました。ということは、未来も脳は区別できないはずです。これからやりたい目標、手に入れたい目標があったら、あたかも手に入れたかのように頭の中で想像してみれば良いのです。その状況を目で見て、聞こえる声や音を聞いて、ワクワク感や達成感などを実際のように感じてみるのです。NLPのテクニックに「アズイフフレーム」というものがあります。効果抜群のテクニックです。2017年の目標を決めたら、ぜひこのテクニックをやってみてください。実現に向けて、一歩前進です。好評受付中!好評受付中!海の綺麗な沖縄県の恩納村で「スピリット・ジャーニー」ワークショップを開催します。3月18日(土)から2泊3日です。
2017.01.13

「男は黙ってサッポロビール」というCMが昔ありました。高倉健さんが出ていたCMです。中学生、高校生の頃の私は、無口だけれど、行動力のある、そんな高倉健さんのような「不言実行」的な生き方に憧れていました。今、思えば、ただ、カッコつけていたのかなと思います。成人して、心理学を多く学ぶようになってから、あることに気づきました。「不言実行」の姿勢は、実現できなくても他人に気づかれない、裏を返すと「出来そうなところだけ言う」ことにもなるということです。社会人になってから、会社の上司が朝礼で「仕事をしていくには有言実行が必要」と言いました。言うことはきちんと言う。言ったことはきちんと実行する。なるほどと思いました。自分がやろうとすることは、言葉に表現することが大事だということは、NLPを学んで実感しました。表現することで、その時の自分の声が自分の耳に入る。それが潜在意識にインプットされる。そうすると、その後、自然に行動できていることに気づいたり、脳が自然に情報収集を始めていることに気づきます。年始にあたって「今年の目標」を立てるのも、そんな意味がありますね。若い頃から、そんなものは普段からやっていれば良いというような、否定的なことを思っていました。しかし、この歳になって思うと、そんなにのんびりと構えていてはまずいなあと考えるようになりました。年が始まるにあたって、今年の目標を、自分に向かって宣言しようと思います。1.週に1冊のペースで本を読む → 仕事に活かす。2.心身医学についてもっと学ぶ → 仕事に活かす。みっともないのは「有言不実行」ですね。かっこいい事をいっているのに、それを実行しない人をたまに見かけます。「それってカッコ悪いよ」と直接いってあげたいところです。自戒をこめて。まもなく開催です!好評受付中!好評受付中!
2017.01.05

わかりやすい心理学「交流分析」に「人生脚本」という考え方があります。これは、親や周りの大人からの影響で獲得したり、自分で感じて決めたりして作り上げた、その人オリジナルな生き方のパターンです。肯定的なものでも、否定的なものでも「無意識」の領域に書き込まれたもので自動的に動いてしまうものなのです。交流分析の世界で、よく紹介されているものにマリリンモンローの人生脚本があります。20世紀を代表する女優と謳われた「成功者」の一面を持ちながら、実生活では「 幸せでない、健康でない、孤独である、成功しない 」という、幼児期から埋め込まれた人生脚本通りに生きて、人生に幕を引きました。モンロー自身は、死に物狂いで幸せになろうとしました。けれども、人生脚本には強力な支配力がありました。モンローのように否定的な脚本に気づかずに、そのまま生きていく人も多いのですが、気づいて違う生き方を選択することで、その後の人生はずいぶんと違ったものになります。ですから、自分の一生を左右する脚本( シナリオ)を探ることはとても意味があります。私も長いこと交流分析を学んできました。そこで私の気づいた脚本は「成功するな」「子どもであるな」「親しくするな」というものでした。お付き合いの長い方には、この3つがピンと来ないとおっしゃる方もいます。そして、これらの脚本を埋め合わせするような行動パターンで生きてきましたので、表面的には分からなかったと思います。そこそこ成功しているし、そこそこ子どもっぽいところもあるし、そこそこ親しいところもあるからです。それを解消してくれたのがNLPでした。NLPサンタフェのジェイク・イーグル氏のワークショップで、気づいた部分を自分の意志でコントロールできるようになり、意識しなくともよい状態にまでなれたのです。好評受付中!まもなく開催です!好評受付中!
2016.12.28

時々、気分転換にマンガを読んでいます。里中満智子さんという方が描かれた「天上の虹」という持統天皇の歴史を題材にしたマンガはおもしろかったです。大化の改新から壬申の乱。天智天皇から天武天皇。全巻読みましたが、昔も今も、気持ちの行き違い、言葉の行き違いは絶えず起きているという、当たり前のことを、改めて実感しました。コミュニケーション・スキルを練習する、アサーション、交流分析、NLP等様々な研修会がたくさん行われているのですが、テクニックもさることながら「自分の心の安定」があってこそ活きてくるものだろうという気がします。天智天皇( 中大兄皇子)と天武天皇( 大海人皇子)は、実の兄弟ですが、最後は相容れない敵のような存在にまでなってしまいます。日本を治めて、安心、安全な国家にしたいという「究極の目標」は、同じであるにも関わらず、どんどんと気持ちは離れていってしまう。何なのでしょう?この時に、アサーション、交流分析、NLP等のコミュニケーション・スキルをこの2人が学んでいたら、もっと関係が良くなっていたのでしょうか?少しは改善したかもしれません。しかし「究極の目標」を確認しあうという根本的なことが行われなければ、どんなスキルを持ち合わせていても、なかなか関係の改善は見込めないのではないでしょうか。たくさんの人が共に働く場である企業や団体において、今、「ビジョンの共有」「目標の共有」が、「何のために働くか! 」という前提の確認とともに重要になってきていると思われます。
2016.12.27

12月27日までの「クリスマスプレゼント」です。電子書籍「サンタフェの青い空 ~NLPワークショップの記録~」を無料でご覧ください。http://www.coapa.jp/market/2000年に学び始めたNLP。アメリカのサンタフェ(ニューメキシコ州)やオーランド(フロリダ州)まで学びに行きました。そこで体験したNLPのテクニックは、人生を大きく変えてくれました。仲間と学んだNLPを小説風に書いてみました。文章にしてしまうとNLPのテクニックの良さが半減してしまうかもしれません。しかし、まだ知らない人にひとりでも多くNLPの良さを伝えるために役立てばよいなという思いで書きました。電子書籍「リーダーシップ~人生のかじを取る」好評です
2016.12.24

ある大手の会社のサービスを受けていて、先日送られてきた請求書の内容が大幅に違っているということがありました。自宅まで来て、サービスを提供してくれた担当者の置いていった報告書に記載されている金額と、請求書に記載されている金額が、どう調べてみても一致しないのです。それも、1度で終了したサービスが2つの項目で別々に請求されているというおかしな状況になっています。さっそくコールセンターに電話して、調べてもらいました。最初は「こちらは間違うはずがない」という感じが伝わってくる声のトーンだったのですが、こちらがゆっくりと、一つひとつの項目や金額の意味や、こちらの手元にある記録などを説明してあげることで、相手側のミスであるということが判明しました。大きい会社だし、歴史のある会社だから、ということでそのようなミスが起きようとは思っていなかったのですが、やはり人間がやる作業。時々はそういうこともあり得るんですね。その間、何度も電話のやりとりがあって、結局請求されないことになりましたが、このやり取りで学んだことは、1.冷静に事実を伝える2.対応してくれている相手を尊重して伝えるこれが大切だなあと言うことでした。相手のミスだからと言って、怒鳴ったり、嫌味を言ったりしても、速やかな解決にはつながりません。電子書籍「リーダーシップ~人生のかじを取る」好評です
2016.12.21

人とコミュニケーションしている時、たくさん話してくれるのだけれど、なかなか話のポイントがつかめない人に出会ったことはありませんか?そういう場合、どうしたらポイントを明確にして、お互いに共通の認識に立つことが可能でしょうか?ひとつは、相手が話した内容を単純に繰り返して「・・・・・ということですか? 」と伝え返すことが役立つ場合があります。(上の写真は何でしょうか? ヒント=乗り物です)NLPの「バックトラック」という手法です。話している人は一所懸命ですから、気持ちが入りすぎていろんなことを言いますが本人も、どの部分が一番言いたいのか分からなくなっていることがあるので、こちらが言葉を繰り返して聞いてもらうことで、少し客観的になることが可能なのです。また、一所懸命に話していると、省略されている部分に気づかないこともあります。本人は内容が分かっているので、話が飛んでもどんどん続けますが、聞いているほうは解らなくなる場合もあります。そういう場合「誰が? 」「何が? 」「どのように? 」などの質問をすることで言わんとすることを明確にするお手伝いをすることが出来ます。これはNLPの「メタモデル」というテクニックです。話している内容をまとめる、省略されている所を明確にするという作業によって、よりよいコミュニケーションが達成できるのです。話している内容をまとめる&省略されている所を明確にすることがポイントです。電子書籍「リーダーシップ~人生のかじを取る」好評です
2016.12.18

「怒り」と聞くと「いけないもの」という印象が強くないでしょうか?確かに周りにいつも怒っている人がいると、気まずい雰囲気になってしまいますし、イライラが伝染してしまうこともあります。怒り続けていると生理機能的にも、心臓や血管、ホルモン系にも悪影響があるのは知られています。人にもよりますが、この「怒り」がモチベーションとなることも多々あるようです。しかし、通常「怒り」は役立たないことが多いですね!ある現場での体験です。一人の女性が発した言葉で、もう一人の女性が傷つきました。その時とても「怒り」を感じたのだそうです。何日か経ってもその「怒り」が収まらなかったそうです。その時彼女の頭の中では「怒り」を増幅させる作業が行われていました。相手の表情を何度も何度も頭の中で思い出し、その時に感じた怒りの感覚を思い出し、言われた言葉が何度も何度も・・・・・さらに、この時の出来事とは関係ない過去の出来事まで記憶から引っ張り出して、嫌な気分に浸ってしまう。こんな内的なことをしているうちに、さらに「怒り」が膨らんてでいってしまったとのことなのです。こんな状態が続いていたら、冒頭に書いた生理機能的にもよくないですし、企画したり、創造したり、集中したりということが難しくなると思います。「自分の感情に気づく」ことが、まずは解決の糸口。そして、そういう自分の姿を客観的に分離してみることができると、早く冷静な状態に戻れます。NLP( 神経言語プログラミング)という心理学&コミュニケーション手法の中に「ブレイク・ステート」というものがあります。ブレイク: 壊すステート: 状態直訳すると「状態を壊す」ということですが、「怒り」の状態を一時中断して、別な視点へ気をそらすという作業です。それによって、少し落ち着きを取り戻したら。次の段階として「今、何が必要なんだろう! 」と冷静に考えることが出来るようになっていく・・・・「怒り」の対処の上手な人は、こんなことを頭の中でやっているようです。電子書籍「リーダーシップ~人生のかじを取る」好評です
2016.12.17

三重県の伊勢でレストランを経営する中村文昭さんのCD「出会いを生かせば道は開ける」を聞きました。その中で、自分の仕事や行動に対して「何のために? 」と問いかける部分は考えさせられました。自分自身のやっている仕事は「何のためなのか」は、普段意識してじっくりと考えてはいません。>上空からの三宮。オフィスのビルも自宅もこの写真の中にあります。実は、これは模型です。すごい。目先の処理しなければいけない仕事に追われたり、雑用に時間を取られたりしていると、だんだんとモチベーションが下がってきてしまいます。「何のために」というのも「ミッション( 使命) 」まで明確に意識できていれば日々の仕事も苦しいとは感じなくなるでしょう。すべての仕事が、おおきな目標に到達するための1 歩なのですから。中村さんのCDは、とても面白かったので、すぐに彼の本を買いました。そこに書いてあったのが表題の「忘れるためにメモる」でした。私も仕事のスケジュールや約束事は忘れないように手帳にメモする習慣はできています。メモできない環境のときは携帯電話から自分のパソコンのアドレスにメールを送るようにしています。この私の意図は、脳をいつもクリアにしておきたいからです。「頼まれたことを忘れないようにしよう」「いいアイデアが浮かんだのを忘れないようにしよう」と記憶だけを頼りにすると、脳のメモリーが常に満杯のように感じます。その意識に影響を受け、他の情報が入ってこなくなってしまうのです。中村さんの本で学んだのは「人の言ったいいこと」「本に書いてあったいいこと」「TV で見たいいこと」などを名刺大のカードにそこに書いておく習慣です。「忘れちゃいけない」「今度言おう」と思うと脳のメモリーをそれが占有してしまい他の情報が入ってくるのを妨げてしまうのだそうです。なるほどと思いました。人前で講演をする機会の多い自分にとって、それは「財産」になるような気がしました。体験談を中心に語ることが多いのですが、それを裏付ける知識が合わさったらもっと役立つ情報を提供できるようになるなと反省しました。デジタルコンテンツ(電子書籍)・好評発売中です
2016.12.07
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