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一般謁見が終わったあと、どこに行くのかは結構迷うところです。移動だけを考えるならば、そのまま聖ペトロ大聖堂かバチカン美術館を訪れるのが普通ですが、当然人が多いのです。もし、時間に多少余裕があるなら、お昼ご飯を済ませた後、移動してしまうのも、いい選択肢だと思います。 この日も、昼食後、思い切って、スペイン広場、トレビの泉、パンテオン、聖ルイ教会のコースを選んでみました。スペイン広場は、スペイン階段があり、ローマの休日やダビンチ・コードなどで有名な観光地です。観光のほかに、スペイン広場には、よい彫刻があるので、それを見るのも面白いと思います。ちょうどスペイン大使館のまん前に、オベリスクが建っていて、その周りに、モーセ、ダビデ、ダニエル、エゼキエルの4人の預言者の像があります。これが結構いい感じです。オベリスクのてっぺんには、マリア様の像があります。これを見るのも、結構いいと思います。(オベリスク)(預言者の像)(スペイン階段)(沈みかけた船の噴水)(階段の上から) ここから、15分くらい歩くと、トレビの泉に行くことができます。これは巡礼とは、ほとんど関係のない場所ですが、パンテオンに行く途中にあります。ローマでも、最も人気のある観光のポイントで、多くの人が後ろ向きになって、小銭を投げ入れるので有名です。写真で見る感じよりも大きなものです。それ以外には、特にコメントはいらないでしょうか。(トレビの泉) トレビの泉から、歩いて10分くらいのところに、パンテオンがあります。ここは、もともと教会ではなかったのですが、後に教会になったところだそうです。教会であるか、どうかを別にしても、ここはローマを訪れたら、是非行かれるといいと思います。できれば、夕方くらいがお勧めです。とにかく、美しいです。外から見るとたいしたことがないのですが、中に入ると、丸天井になっていて、何か吸い込まれる感じがします。うまく表現できないのですが、美しい空間です。(パンテオン外側)(パンテオン内部1)(パンテオン内部2)(パンテオン内部3)(パンテオン内側から外側) ここから、もう少し足を伸ばすと、フランス人の教会、聖ルイ教会があります。何が違うのか分からないのですが、何となくフランスの教会という気がします。ナボナ広場に行く途中にあります。静かですし、巡礼中によるのには、ふさわしい教会だという気がします。 実は、このあと、ナボナ広場に行き、ジェズ教会に行ったのですが、なぜか写真を撮っていなかったようです。 ナボナ広場は、いつ行っても画家のおじさんがいて、似顔絵などを描いてくれます。もちろん、結構な値段がするのですけど、うまい人は、とってもうまいので、ローマの思い出にいいかもしれないです。 そして、ジェズ教会ですけど、ここはフランシスコ・ザビエルの右手があるのと、イグナチオのお墓があるので有名です。ここも見るものが多いところですけれど、巡礼に行くなら、この教会はお祈りするところでしょう。日本に初めて福音を述べ伝え、祝福を与えてくれたフランシスコ・ザビエルの前で、また彼を日本に送り、その後も多くの宣教師を送り続けてくれたイグナチオのお墓の前で祈ることは、大きな意味があるでしょう。遠い歴史のことで、あまり気にもならないのですが、彼らの働きなしに、今の私達の信仰はなかったかもしれないのですから。 ローマを回ったことのある人なら、今日の日程がかなりきついということが分かられると思いますが、かなりがんばって歩きました。しかもバスではなく、ローマの街の雰囲気を感じながら、歩いて移動したので、私も巡礼団も、いきなりくたくたになりました。でも、よく祈れた一日だったのではないかと思います。
2008.02.20

私が東京で奉仕していた小教区から巡礼団がやってきました。4日間と短い期間に、ローマでなにか信仰に役立つことをと考えると、教皇様とお会いすること、巡礼教会でお祈りすること、そして絵画や彫刻などの信仰の表現を目にして心に刻むことなどがあげられるでしょう。 ちょうど今日は水曜日、一般謁見がある日です。教皇様はペトロの後継者で、ペトロを通して保たれた教えを、責任を持って民のために保つ役割を担われている方です。この方から直接話を聞き、自分の信仰を見つめるのは、それだけで素晴らしいことです。ただ、日本人の場合、ことばの問題があるので、必ずしもお話を理解できるわけではないのですが、教皇様を直接見ると、教皇様の回勅やメッセージが心に響いてくることは間違いないでしょうから、それだけでも意味があると思います。 一般謁見の切符は、同じ修道院の神父様にお願いして手に入れてもらいました。朝8時くらいから並べば、いい席を取ることも出来るのですが、昨日の夜到着して、疲れもあるわけですから、少し後のほうでも仕方がないと思い、ゆっくりとバチカンにあるパウロ六世ホールに向かいました。 やはり長蛇の列が出来ていて、入場するまでに45分くらいかかったでしょうか。運良く、7人固まって座ることが出来ました。半分からちょっと後くらいの端のほうでした。謁見が始まるまでに、1時間くらい待ちましたが、ようやく教皇様が入ってこられ、ホールはすごい熱気に包まれていました。 謁見の中での、お話はアウグスティヌスについての話でした。謁見の話はバチカンのホームページで聞くことが出来ますし、パソコンがあるなら映像でも見ることができるようです。 謁見でのお話もそうですが、遠い国から、この謁見のために来ている巡礼団も少なくなく、事前にお願いしておくと、グループの名前をよんでもらえるのですが、名前が呼ばれると、そのグループが立ち上がったり、歌いだしたり、なかなか楽しいものですね。その国のお国柄がでたり、グループの性格や年齢とかによって、手の振り方などのアピールも違って、それを見ているだけでも楽しくなります。 ほぼ2時間くらいの謁見でしたが、私も入れて、巡礼団7人は自らの牧者の顔と声をきっちりと頭に刻み込んで、大満足でバチカンを後にしました。みんなまだ疲れや時差ぼけが抜けていなくて、ちょっとつらそうでしたけれど、きっといい思い出になったことでしょう。
2008.02.20

ローマはもう春がやってきましたね。お天気もいいですし、暖かいです。冬は曇っていて、暗いのですが、一気に明るくなるのが不思議です。 まだ学校が始まらないので、散歩に行ってきました。本当は本屋さんにいくつもりで出たのですが、途中で財布を忘れたのに気づいて、急遽、大散歩に切り替えました。 1時間くらい歩いて、修道院の近くに戻ってきたら、カメラを持ってきていることに気づきました。ちょうど聖ステファノ・ロトンド教会があいていたので、撮ってきました。この教会はヨハネ黙示録で有名だそうですが、なぜかは知りません。今度聞いておきましょう。外から見ると、普通の教会ですね。中に入ると、丸くなっているので、びっくりします。 内部の壁には、初代教会の殉教者の殉教の様子が描かれています。様々な方法で迫害されたのが分かりますし、教会がそれを保っていこうとしたのが分かります。この教会が初代教会にあったわけではないのですが、キリストの絵ではなく、殉教者の絵が並んでいるのは、かなり珍しいのではないかと思います。 日本語では、殉教者というと、少しマイナスイメージを持たれるような気もしますが、イタリア語だと、尊敬される言葉の一つです。 もう四旬節にはいりましたが、この四旬節は、主と共に死ぬというパウロの言葉を黙想していこうと思っています。
2008.02.12

城には、フランシスコ・ザビエルの記念聖堂が立っているので、当時の姿とは、少し違うようです。もちろん、この城も再建されたもので、当時のものは、ごく一部だそうです。(聖堂)(聖堂の入り口にある)(聖堂内部)(聖堂にあるフランシスコ・ザビエルの像)(フランシスコ・ザビエルが生まれた場所) 聖堂の位置には、もともと党があって、それが聖堂になっています。だから、フランシスコ・ザビエルは、今聖堂になっているところの一角で生まれたそうです。聖堂自体は、それほど大きいものでもなく、むしろ質素さが表れていますが、きっと多くの巡礼者がここで祈ったのでしょうね。 さて、城に入ってみました。(門です)(復元模型) 内部は簡単な博物館みたいになっています。当時、城の中にあった絵や、フランシスコ・ザビエルゆかりの品が展示されています。その中でも、この模型は当時の城の再現ですから、よく分かります。(塔の下の部分。これはオリジナル) これが有名な微笑む十字架像です。この周りの壁に、骸骨が描かれているのでも有名です。(城の側面) 小さな城ですから、ゆっくり見ても1時間くらいでしょうか。ここに来るには、半日をこれだけのために使う必要がありそうですね。でも、フランシスコ・ザビエルは、日本に福音を延べ伝えるために、何年という日々を費やしてきたのです。それに比べると、巡礼に使う時間は、ほんの少しですし、フランシスコ・ザビエルの熱い思いを感じるために、来る価値はあると思います。ただ、本当に地味な巡礼地であることに違いはないでしょう。 これで、一応私のスペインに来た目的は全部終わりました。明日、ビルバオに戻り、あさって、ローマに帰ります。休暇という名目で来たのですが、休むことよりも、心を奮い立たされることの多かったスペインでの日々でした。
2008.02.07
スペインの管区の修練院に来ました。ここはスペインにある3つの管区、そしてポルトガルの管区と、南米のスペイン語を話す管区の修練者が集まってきている合同修練院です。 私の中で、国際修練院というのは、一つのイメージが出来上がっているのですが、実際にその場を見てみたかったので、今回来たわけです。 修練院は、秘密ではないのですが、公にする場でもないので、ここで具体的に、ああだこうだは書きませんが、自分の中で、ひっかかっていたものや、気がつかされたものが多くありました。ここを訪れずに、日本に戻って修練をしなくてよかったと思えるほど、収穫がありました。 (写真を入れる) そして、今回会った修練長は、とても素晴らしい人でした。私に色々話をしてくれて、修練長をするうえでの注意や、それに向けての心構えなどを、優しく教えてくれました。そして、何より大切なのは、修練者を一番大切にする生き方をすることだと、何度も語っていたのが印象に残っています。これは、私に向けて、一番大切な言葉だと思って、これからの生活を組み立てていかなければならないと思っています。 ということで、あまり書けない部分なので、今日はこのくらいにしておきます。
2008.02.06

サラゴーサという街に移動してきました。この街は、今年の6月から万博が行われるそうで、町中が工事をしています。スペインの町は、新旧がうまく調和していて、とてもいい感じですね。 街の教会を、ここの神父様に案内してもらったのですが、ローマ時代の教会もあれば、現代建築の教会もありますし、様々ですね。でも、どこも落ち着きがあっていい感じでした。スペイン語しか話さない神父様が案内してくれたので、説明の半分くらいは分かりませんでした。ということで、今日の写真は説明なしで、ずらっと並べましょう。街の雰囲気を味わってください。 私の会の管区本部は街から少し離れたところにあります。ここには、小教区もあるのですが、ここは現代建築ですが、いい感じの建物です。内部もデザインに非常に凝っていたり、信徒席の間隔とか向きとかに非常に気を使っているといっていました。なるほどと思いました。 実は今日から泊まるのは、修練院なのです。市内から車で1時間くらいです。今回の旅の目的はここに来ることだったのです。これについては、また日を改めて書くことにしましょう。
2008.02.05

サラゴーサという街に移動してきました。この街は、今年の6月から万博が行われるそうで、町中が工事をしています。スペインの町は、新旧がうまく調和していて、とてもいい感じですね。 街の教会を、ここの神父様に案内してもらったのですが、ローマ時代の教会もあれば、現代建築の教会もありますし、様々ですね。でも、どこも落ち着きがあっていい感じでした。スペイン語しか話さない神父様が案内してくれたので、説明の半分くらいは分かりませんでした。ということで、今日の写真は説明なしで、ずらっと並べましょう。街の雰囲気を味わってください。 私の会の管区本部は街から少し離れたところにあります。ここには、小教区もあるのですが、ここは現代建築ですが、いい感じの建物です。内部もデザインに非常に凝っていたり、信徒席の間隔とか向きとかに非常に気を使っているといっていました。なるほどと思いました。 実は今日から泊まるのは、修練院なのです。市内から車で1時間くらいです。今回の旅の目的はここに来ることだったのです。これについては、また日を改めて書くことにしましょう。
2008.02.05

今日はマドリード最後の日なので、朝おきて、スペイン人の神父様と二人でミサをして、9時に出発しました。ここはまだ8時だと薄暗い感じですね。 初めは、もう一度プラド美術館を訪問するつもりだったのですが、今日は月曜日で休館日です。昨日、「明日見ればいいや」といくつかの絵を飛ばしてしまったので、少し悔いが残っています。でも、休みですから仕方ありません。 そこで、今日は気分を変えて、マドリードの王宮と、土曜日にいったカテドラルをもう一度訪れました。王宮はカテドラルの隣にあるので、両方一度に周れるので、これは幸いでした。 まず王宮にいってみました。朝早いこともあって、人も少なく、ほとんど並ばずに入れました。ただ、この王宮、写真撮影を徹底的に取り締まっていて、内部の写真は撮れませんでした。それにしても、外見は結構質素というか、ぎらぎらしていないのですが、内部はぎらぎらです。本当に、昔のスペインがいかにお金持ちであったかがよく分かります。多分、お金を使い切れないと、これだけ豪華なものが作れるのでしょう。部屋全体が豪華で、安っぽいところが全くないというのが適切な表現でしょうか。 写真がないと、説明もしづらいのですが、もしマドリードに来られたら、この王宮を訪れるのはおすすめです。 さて、隣のカテドラルに来ました。 新しいとはいっても、つい最近できたというものではないようですね。この地区には、古い教会が集まっているので、新しく見えましたけれど。 聖堂の大きさは、ローマの大聖堂と同じくらいでしょうか。聖ペトロほど大きくはありませんが、聖パウロくらいの大きさではないかと思います。祭壇の方にいると、それほど大きく感じなかったのですが、相当な大きさですね。 そして、この教会の右側には、立派な祭壇があります。これもすごいものです。 この祭壇のすぐ横に、お祈りするための聖堂がありました。誰もいなかったのですが、私がしばらく祈っていたので、写真を撮る気がしなかったので、とりませんでしたけど、いい感じの聖堂でした。 祭壇の裏から、聖堂を覗くと、こんな感じです。立派なパイプオルガンが見えますね。 結構、このカテドラルに圧倒されて、帰り道についたのですが、なにやら小さい教会が目に付きました。よく見ると、カテドラルと書いています。どうやら、軍隊のための教会のカテドラルのようです。こじんまりとしていますが、結構立派な教会です。 マドリードには、養成の家がないので、もともとルートに入っていなかったのですが、色々興味深いものを見れました。修道院の共同体もお年寄りが多いですが、まだまだパワーがあるという感じですし、来てよかったと思います。
2008.02.04

マドリードは、スペインの中でも、最も有名な都市のひとつではないでしょうか。今回の目的に、初めマドリードは入っていなかったのですが、せっかくスペインを訪れたのですから、3つある管区を全部訪問したほうがいいだろうと思いましたし、この街にあるプラド美術館は一度は見ておきたいのでした。 2月2日、この日は主の奉献の祝日で、特に修道生活を送るものの祝日でした。マドリードでも、枢機卿である大司教様の司式でミサがあったので、行ってきました。マドリードのカテドラルは、新築されたものですが、決して古い建物に引け劣らない素晴らしい聖堂でした。 現代建築も得意なスペインですが、伝統的な建物を安心した感じで作ることもできるのですね。外側を見ても、内側も安っぽいさが全く感じられませんね。 もちろん、ミサ中は写真を撮るという雰囲気もありませんし、ことばが通じないので、おとなしくしていました。司祭も大勢、シスターや信徒も大勢参加していました。いいミサだったと思います。 そして、私はマドリードの管区長館に泊まっているのですが、ここは聖ジェンマ・ガルガーニの巡礼教会があります。ジェンマはスペインではすごい人気があるそうです。今日の日曜の9時のミサを共同司式しましたが、結構多くの人が来ていました。ちなみに9時のミサはスペインでは早いそうです。大体10時以降のミサが人が多いそうです。 そして、ミサ後、念願のプラド美術館に行きました。こっちの神父様が、日曜日は無料だといっていたのですが、無料になるのは午後5時からで、午前中はちゃんと入場料を払わなければなりませんでした。6ユーロで、ベラスケスの特別展に入るのに2ユーロいったので、8ユーロでしたが、結果として、これは十分な価値がありました。特にTITIANのキリストとキレネのシモンの絵は、素晴らしかったです。もちろん、エルグレコやゴヤの絵がよかったこともいうまでもありません。3時間しかいることが出来なかったのですが、3時間では全く時間が足りません。おそらく7,8時間いて、もう少しいたいと思うくらいではないかと思います。広いだけでなく、迷路のように部屋が分かれているので、迷子になったりしていると、すぐに時間が過ぎてしまいますね。 あと1日マドリードには滞在するのですが、何となくの感じですけど、ローマよりもマドリードのほうが日本人には過ごしやすいでしょうね。日本と似ているところが多いですから。スターバックスコーヒーもありますし、バスや地下鉄には落書きがないですし、街自体が近代化されていますから。ローマの良さは、近代化をあえて受け入れないところにあるのでしょうけれど、これは便利になれている日本人には少しつらいですね。 ということで、ほとんど内容のないものになりましたが、これは別にないというのではなく、美術館で絵を見て、疲れたのと、絵の感想というのは、なかなか表現できないからなのです。それでは、また。
2008.02.03
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