演 奏 会 の 旅
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開催日:2012.1.22(日)10:00開演場所 :長野県民文化会館中ホール(1,070名収容) 2012年の演奏会の旅のスタートは、冬の風物詩であるアンサンブルコンテスト。寒い中ではありますが行ってきました。今回は3年ぶりに拝聴することとなった高等学校の部・県大会です。プログラム 表彰 中学校名 編成 自由曲1.銀 伊那弥生(南信) 打4 水面に射す赤き影の波紋2.銀 飯田風越(南信) 打5 5人の打楽器奏者のためのセレモニー3.金代 長野東 (北信) 打5 ペンタゴン 4.銀 屋代 (北信) 打6 セレブレーションとコラール5.金 松本第一(中信) 打8 紅蓮の斜陽~8人の打楽器奏者のために~6.金 小諸 (東信) Sax4 パルティータ第4番ニ長調BWV828より7.銀 上田 (東信)Sax4 「サクソフォーン四重奏曲」より8.銀 須坂東 (北信) Sax4 四重奏曲より39.銀 伊那北 (南信) Sax4 祀り-サックス四重奏のための- 10.銀 松本蟻崎(中信) Sax5 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第3楽章11.銀 長野 (北信) Sax5 「五重奏曲ハ短調K.406」より第1楽章12.銀 須坂 (北信) Sax7 ブエノスアイレスの春13.銀 松本蟻崎(中信) 金8 「フランス・ルネサンスの舞曲集」より14.銀 長野 (北信) 金8 「高貴なる葡萄酒を讃えて」より515.銀 松本第一(中信) 金8 「テレプシコーレ舞曲集」より16.銀 飯田 (南信) 金8 向日葵の咲く丘~アンダルシアの印象~17.金 松本深志(中信) 金8 「幻影」より 1切り裂かれた都市18.銀 長野東 (北信) 金8 「高貴なる葡萄酒を讃えて」より519.銀 伊那北 (南信) 金8 「高貴なる葡萄酒を讃えて」より520.銀 伊那弥生(南信) 金8 「12の英雄的行進曲」より1・6・1021.金 上田 (東信) 金8 「テレプシコーレ舞曲集」より22.金 豊科 (中信) 金8 「幻影」より 1切り裂かれた都市23.銀 屋代 (北信) 金8 「水上の音楽」より24.銀 小諸 (東信) 金8 第1旋法による8声のカンツォン25.銀 佐久長聖(東信) 金8 選ばれた場所26.銀 下諏訪向(南信) 金8 「組曲ニ短調」より27.金 松本美須(中信) 金8 コラールとトッカータ28.銀 伊那北 (南信) Fl3 小組曲第2番より 春の歌29.銀 下諏訪向(南信) Fl4 グランドカルテット30.金 松商学園(中信) Fl4 大四重奏ホ長調 作品10331.銀 豊科 (中信) Fl4 四重奏曲32.銀 佐久長聖(東信) Fl5 「シンフォニエッタ」より第1楽章33.金 長野 (北信) Fl5 「シンフォニエッタ」作品75より134.銀 諏訪二葉(南信) Fl6 星の響く空35.銀 諏訪清陵(南信) Cl4 スリー・ラテン・ダンス36.金代 豊科 (中信) Cl4 バード ウォッチング37.銀 松本深志(中信) Cl4 オーディションのための6つの小品より38.金 長野東 (北信) Cl4 スリー・ラテン・ダンス39.金代 小諸 (東信) Cl4 オーディションのための6つの小品より40.銀 長野吉田(北信) Cl4 オーディションのための6つの小品より41.銀 文化長野(北信) Cl5 ガレイドスコープ42.銀 佐久長聖(東信) Cl6 「弦楽四重奏曲」より第4楽章43.銀 伊那弥生(南信) Cl7 クラリネット七重奏のためのサンバ・オスティナート44.銀 屋代 (北信) Cl8 「ネーニエ」-嘆きの歌45.銀 飯田風越(南信) Cl8 クラウナリー フォー クラリネッツ46.銀 飯田 (南信) Cl8 パーテル ノステル47.銀 伊那北 (南信) Cl8 リクディム~4つのイスラエル舞曲~48.金代 長野 (北信) Cl8 メフィスト ワルツ 第1番49.金代 上田 (東信) Cl8 「ネーニエ」-嘆きの歌50.金 長野吉田(北信) 木5 5つの管楽器のための小室内音楽レポート打楽器の部5オクターブの特大マリンバを中央に配置してのド迫力の編成。そしてダイナミックなマレットさばきにシンバルを巧みに使った効果的なサウンド。太鼓との絡みも大変興味深いものがありました。そしてパーカッショニストたちのまさに全身を使った巧みな表現力にも魅了されたひとときでした。サクソフォーンの部艶っぽい音色のサクソフォーンの魅力が十二分に感じられるアンサンブルでした。特にアンサンブルでは独壇場となるソプラノサクソフォーンの音色のプレイヤーによる違いも興味深いものがありました。金管の部宮廷音楽を思わせるピッコロトランペットの音色に加えて、パリッとしたトランペットの音色。トロンボーンのハーモニー感。ホルンやユーフォニアムの柔らかい音色。支えるチューバと金管8重奏は独特の重厚感の魅力がありました。また同じ楽曲でも編曲者によるカラーが違いが楽しめました。特に上田高校のテレプシコーレ舞曲集は躍動感があって特に印象に残った演奏でした。また葡萄酒を演奏したある団体はバスケットに入れた葡萄を持ち込んでビジュアル的にも目をひきました。フルートの部フルート独特の高音部の澄んだ音色と低音部の落ち着いた音色のブレンドがとても良い感じでした。いずれにしても熟練するとここまで美しい音色が出るものなのか・・・と思わずにはいられない見事なアンサンブルでした。クラリネットの部音域の広いクラリネット特有の立体的なサウンド感はさすがと思いました。編成的にはベークラオンリー、ベークラ3+バスクラ、フル(エスクラ・ベークラ・アルトクラ・バスクラ・コントラ)とさまざまでしたが、出場50団体の3割を占める14団体がクラリネットということで、改めてクラリネットアンサンブルの間口の広さを感じた次第です。特に印象に残ったのはオーディションのための6つの小品を演奏した小諸高校の演奏・・・こちらは暗譜の上、4人の立ち位置を通常よりかなり詰め、奏者の息遣いが細かくわかる位置まで接近させているようでしたが、とにかく4人の息のピッタリ感が神業!という印象でした。木管の部同じ木管とはいえダブルリード・シングルリードの混成の上、ホルンも入っての木5ということでなかなか大変かと思いますが、さすが代表団体と思わせる見事なアンサンブルだと思いました。まとめ朝10時から夕方17時近くまでの長丁場ではありましたが、6つの編成(実質的にクラリネットは4重奏と5重奏以上に分かれた感あり)のそれぞれの醍醐味を楽しめたのであっという間の数時間という印象でした。またコンテストという性格上かもしれませんが曲がかなりかぶっていたため、団体による解釈の違いのようなものも同時に楽しめたかと思います。いずれにしてもアンサンブルは奥が深い・・・と改めて感じた1日でした。
January 28, 2012