脊髄刺激装置(SCS)と気分変調性障害のメンテナンスノート

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

HメディアクリエイターAT

HメディアクリエイターAT

フリーページ

2022.02.18
XML
カテゴリ: メンタルヘルス
世の中には結婚に向いていない男というものがいるらしい。
一般的に,結婚してもギャンブルがやめられなかったり,浮気や風俗に通ったり,家庭を顧みずにお酒を飲んだり,趣味に時間とお金を使いすぎたり,そういう人だと言われている。


私自身,元々ギャンブルや風俗遊びはしないし,お酒を飲んだり,帰りが遅くなるときは,必ずメールなり電話を入れていた。車もマニュアル車からオートマ車に買い換えた。
年収も,まあ,平均より少し上くらいだったし(数百万円だが),ここだけ見ると,それほど悪い旦那ではなかったように思う。

しかし,私は結婚に向いていないということに最近気付いたのである。

結婚していた当時,私は妻に経済的にも社会的にも不自由な生活をさせたくないと思っていた。たまには美味しいものを食べたいし,旅行にも行きたかった。子どもは,ちょっと置いておいて,それなりの収入を得ないといけないと思っていたし,妻の調子(メンタルにしろフィジカルにしろご機嫌にしろ)が悪い時はこちらもつらかった。

さらに,お互いの両親が歳を取ってくると,そちらの方も気になってくる。姉弟がいたとはいえ,私は長男だし,妻は一人娘のようなものだったし,4人(ダブル両親)の葬儀を出すのは私なんだろうなあ,とぼんやり考えていた。

そうなると,「妻と双方両親の生活は私の双肩にかかっている」と思ってしまうのが悪いところだった。
収入を得るためには,仕事を辞めるわけにはいかない。仕事でミスをしたり,健康を害すれば,降格や解雇になるかもしれない。



さらに,人間だから,無視の居所が悪いこともある。時には妻のご機嫌を取ったりしなければいけないこともある。
仕事で関係者のご機嫌を伺い,家に帰っては妻のご機嫌を伺う。
だんだん私は疲弊していった。家庭を持つことがこんなにプレッシャーになることだとは想像もしていなかった。心療内科の薬も少しずつ増えていった。

妻は子どもが欲しいと言ったが,私にも無理な話だった。子どもの責任まで背負っていたら倒れてしまう。まして,妻はメンタルの病気持ちだった。
申し訳ない話だが,一家の大黒柱になるだけの器量というか能力がなかったのである。離婚しか選択肢がなかった。

離婚して,両親を看取り,結婚をあきらめた私は,20年以上働いた仕事を辞めて,現在の仕事に移った。

仕事をしている以上,ノーストレスというわけにはいかないが,前職に比べれば,気を楽に働かせてもらっている。給料はワーキングプアレベルだが,結婚をあきらめていなければ,薬漬けになりながらも,年収を維持することに躍起になっていただろう。

家族がいないことを寂しく思うときもないではないが,二人で過ごしたいときにそばにいてくれて,一人になりたいときは一人にしてくれるような都合のいい人などいるわけがない。少し寂しいと思ったら,知り合いと飲みに行くし(コロナ禍で自粛しているが),そういう気分の時はグラビアでも動画でも眺めればよいのだ。

今は,自分一人の生活にだけ責任を持てば良いから,背中の荷物は軽い。経済的には苦しいが,心療内科の薬は半分以下に減った。
私は結婚には向いていないのである。

一つ問題があるとすれば,人生のクロージングである。

姉や甥,姪に迷惑をかけずに,静かに旅立ちたいものだが,さてどうなりますか・・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.09.08 05:05:12
コメント(0) | コメントを書く
[メンタルヘルス] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: