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A:漢字が「使える」ようになること。
B:作文は、書く前に考えることが必要だということを知り、
書く前に考えることを実行し、その力を鍛えること。
前回はAについて述べさせていただきましたが、
今回はBについて。
Bの考えることは、書くという行為(文章・漢字)と
切り離して 訓練した方が良いようです。
同時に進めようとすると、Aについて前回述べたように、
双方が進まなくなってしまい、 逆効果 になってしまいます。
しかし、ただ、ひたすら考えるといっても、
どこから考え始めて、どこまで考えが進んだのか、
深まったのか、考えている本人にも、
わからなくなってしまいます。
これは、どんな教科を勉強するときでも
当てはまることですが、
考えるということを続け、深めていくためには、
どこから、どこまで、どれくらい考えたのか、
それを本人が明確にするために、
視覚化する 必要があります。
視覚化し、残しておかなければ、
作文を書くために必要な思考量、
つまりゴールに達することができません。
例えば、ゴールが10だとします。
今日、0から4まで考えられたとしますね。
次の日、4から考え始められればいいのですが、
0から4までの思考を残しておかなければ、
また、0から考えなければならないのです。
途中で停止すると、またスタート地点に戻るのであれば、
誰でも考えることが嫌になりますね。
ですから、作文を書くときにも、
自分の考えたことを残しておかなければ、
つまり、 思考の足跡を視覚化 しておかなければ、
誰でも作文が嫌いになってしまうということです。
この思考の足跡を残すということは、
小学生の作文だけでなく、中学生にも、
特に、国語問題の本文内や、英語の長文内でも、
徹底して、指導しています。
英語を5文型を使って捉えていくのも、
答えにたどり着くまでの根拠、つまり思考の足跡を
残しておくためのものです。
作文においての思考を視覚化するために
当塾では、 イメージ・チャート を使っています。
1 作文のテーマを白紙のまん中に書き、
そこから関連するものを繋げていく、
イメージ・チャートを書く。
2 イメージ・チャートに書いた事柄の中で、
関心のあるものを、更に深く書き進めていく。
3 2を進めていくときに、疑問に思う事柄を
家族、学校の先生、本、などを通して
取材する。
1は、初めはテーマという1つの大きな事柄から、
そこを中心に 広い視野 で考えること。
2は、1の広さを、そのときの自分に合った視野に 絞っていくこと 。
3は、絞った視野を、 明確にしていくこと 。
この3段階で、考えを深めてもらってます。
特に2の取材に関しては、
作文の能力を上げるためだけでなく、
家族のコミュニケーション、
学校の先生とのコミュニケーション、
そういった人との関わりの中から、
たくさんのものを吸収して欲しい
という意図があります。
一つの作品を仕上げるのに、かなりの時間を要しますが、
確実に生徒の作文に対する意欲と、能力は向上しています。
また、そのためにする取材の中で、
先生、今回は、お父さんとお母さんに取材してみた。
次はねぇ、おじいちゃんとおばあちゃんにしてみるね。
先生、今日学校で、担任の先生にも取材してきたよ。
褒められちゃった。
こんなことを生徒は話してくれます。
その顔は、やらされる勉強では得られない、
自分から学ぼうとすることから得られる、
誇らしげな顔なんですよね。
次回は、実際に、作文を紹介しようと思います。
つづく・・・。
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