毎日1企画! 新規事業のネタを源泉かけ流し

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辻井啓作

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 本日、ネットで見たニュースである

『経済的理由などで塾に通えない児童のため、文部科学省は2007年度から、公立小学校で放課後や土・日曜日に無料で補習を行う事業を始める方針を固めた。指導者には大量退職期を迎える団塊世代の教員OBを活用する。授業以外で勉強したい子どもに学習の場を提供することで、塾通いの有無で学力に差が付かないようにするのが狙い。
同省は「学びの居場所」(仮称)の名称で、全国約2万3000の小学校のうち、規模などが一定の条件を満たす1万校程度で実施する方向で検討。来年度予算の概算要求に反映させる』(NIKKEI NET)

 このブログの目的は社会批判ではないので、ニュースの引用などはしないのだが、今回は例外ということにしてほしい。
 というのは、先週末にとある地域の活性化事業として「無料の塾」を発案してきたところだからだ。

 発案した企画は、「格差社会に対する地域のささやかな抵抗として、無料の学習塾を設置し、有償ボランティアの講師が勉強を指導する」というもの。一見するところによるとかなり文科省のプラントかぶっている感じがする。

 しかし、ここで主張しておきたいのはその理念である。
 現在、格差社会とかいう現象が言われている。まあ現実の世の中に格差があるのは仕方が無いことであるし、我々のような自営業者にとっては日々これ格差の毎日であるが、社会に対してエントリーする前の子供の時代に格差が生じてしまうのは、あまりいただけない。
 でも冷静に考えてみると、子供の時代に格差が生じるのだろうか。

 格差が生じているのが、記事の通りに塾に通えるかどうか、ということであるならば、それは間違いなく学校で教育がなされていないことが根本の原因であろう。学校の勉強を一生懸命やれば進学できる、という根本的な部分が欠如していることが、格差の原因であって、塾の有無は二次的な要素に過ぎないのである。

 そこで、発案したのが先の案である。
 もちろん、無料の学習塾では進学塾のような勉強をすることは不可能である。それでも、子供が勉強する習慣をつける程度のことは可能だろうし、そこで新たな学校とは別のコミュニティーができることで子供の社会性も向上する、というのが目的である。また、街に子供を呼び込むというのも目的のひとつである。
 会場は無料で借りられる場所、これは時間が空いているカルチャーセンターとか、公的な機関の会議室、空店舗などいくつが候補がある。講師は有償ボランティアで地元の大学の教育学部などの学生や、地域のリタイアした世代にお願いする。運営費はせいぜい月額5~10万円程度なので、月替わりの冠講座として地元企業の寄付によりまかなう予定である。

 しかし、残念ながら文科省がこのような取り組みをおこなうのであれば、企画の立ち上げは断念せざるを得ない。非常に残念である。
 はっきり言う。今の子供の教育レベルを低下させた連中の再雇用のために、この企画は流れるのである。実行していないから何とでも言えるが、我々の企画は悪貨に駆逐されるのだ。あー腹が立つ。

 実は、実際に企業や役所に提案しているものは掲載していないだけで、儲かるもの儲からないものを含めて、新規事業の企画は常に考えている。もちろん、提案してもほとんどがボツになるので、そうなってからブログに載せたものもいくつかある。
 今回の企画は、まだ思いつきを関係者に話した程度、企画書にすらしていないので、提案したことにはならないかもしれないが、いつになく関係者の意思がまとまっており、予算もあまり必要ないことから、盛り上がっていただけに悔いが残る。

 まあ、愚痴を言っても仕方がない。このブログに掲載した段階で、「諦めた企画」という訳である。残念っ!






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Last updated  April 18, 2006 10:00:32 PM
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