毎日1企画! 新規事業のネタを源泉かけ流し

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辻井啓作

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 最近、あまりブログを書いていないのに、また新規事業とは関係ないネタを・・・

 最近、テレビのワイドショーなどに小中学校の給食費未納問題がよく取り上げられる。
 詳しくは知らないし、テレビの言うことを真に受けるほどのお人よしでもないが、少なくともそうした問題が社会に存在するのだろう。
 最近見たいくつかのテレビ番組の報道では、「確かに未納は多いが、多くの家庭は給食費が支払えないほど貧困なのではなく、確信犯的に逃げている。けしからん」というものである。

 確かにその通りだろう。食べたものの料金を支払わないのは食い逃げである。良いことのはずがない。レストランでやれば、警察に通報されることは間違いない。
 しかし、そのことを偉そうに語るコメンテーターを見て、ちょっと反論したくなったのだが、給食はレストランではない。学校に通っている子供やその保護者の意思に関わらず、強制的に食べなくてはならないものなのだ。
 百歩譲って、子供が食事の好き嫌いを言うことが教育によくない、という言い分を認めたとしても、保護者の全員が給食を肯定している訳ではないということを誰も議論しないことが不思議である。

 もう少し説明する。
実は自分自身は小学校の頃、給食が嫌いで仕方がなかった。些細な好き嫌いや、小学校低学年の頃の食の細さが原因である。今、振り返ると、当時の自分にとっては、無理やり嫌なものを食べさせられた給食にはそれなりに意義があったと思う。


 子供というのは疲れしらずに運動することができる。単純な練習量なら大人のプロの競技者よりも名門高校の部活のほうが絶対に多いくらいである。そして、それを支えているのは食事である。
 ということで、親は学校に対し、給食に代えて弁当の持参を認めて欲しいと要望したのだが、それは認められなかった。理由は、「給食は栄養のバランスを考えて作られているので、それ以上の食事は必要ない。学校に(土曜日の弁当以外の)食べ物を持ってくることは校則で禁じられている」というものである。
親はすぐに学校に乗り込み、「男女の区別、身体の大きさ、そして将来ビジョンの違いによる生活内容の違いを一切無視した画一的な給食のどこに栄養のバランスがあるのか」と反論。弟に関しては弁当を持参するので、給食を止めるように申し出を行ったがかなわなかった。

 まあ、兄弟でこんなに違うものかと、振り返ればあきれてしまうが、ウチの兄弟の例は、給食の課題を端的に示すものではないだろうか。
 私の場合は、給食があることが、好き嫌いをなくすなど教育的にも役立つ面があったと自分では思っている。しかし、弟の場合には、給食により成長期の栄養摂取がかなり阻害されていたのは間違いない。
 実際、食が細く、スポーツの選手としては三流以下の私でさえ、「給食時代」を卒業した高校1年生の頃には、一日に4~5食の食事をすることになるのである。もともと食が太く、運動の量も多かった弟が学校給食だけで足りるはずがない。
 当時、親は本音で給食を憎んでおり、個人的に知人であった市長にまで苦情の電話を入れていたほどである。

 もともと学校給食というのは食糧不足の時代のものである。当時は子供に最低限の栄養を確保することが必要であったのだろう。また、共働きが増える中では、親の負担を軽くするという点でも意義はあるものだと思っている。加えて、食事も教育の一環であることも否定するものではない。
 しかし、その環境を作るために、給食以上の栄養が必要、という家庭の方針を犠牲にするのはいかがなものだろう。
 まず、給食を選択するかどうかを親の裁量で決めることが先ではないだろうか。

 もちろん、現在問題になっている給食費を払わない親が、給食を否定する抗議のために支払いをしていない訳ではないだろう。大半が、逃げ得を狙って払っていないことは容易に推察できる。


 はっきり言うと、食べたくない給食を強制しておいて、給食費を徴収するのは、ぼったくりバーより性質が悪い。この性質の悪さはNHKの受信料や、国民年金に匹敵するものである。

 ということで、今回は新規事業ネタではないが、提案。文部科学省は早急に、以下の1~3のどの立場をとるのかを表明すべきである。

1.学校給食を希望しない自由を家庭に与える
2.学校給食の財源を税金でまかない無料化する
3.学校給食を強制し、かつ現状の給食費を徴収するなら、「わが国の義務教育は無料ではない」と内外に表明する


 書きながら考えたのだが、もし中学校時代に給食がなかったら、私の身長ももう2~3cmくらい伸びていたかもしれない。これついては、泣き寝入りするしかないか・・。


 なお、WEBで調べたところ、学校給食の歴史については、このサイトに詳しく載っていた。
『ようこそ! こちら小学校の給食室です!!』

また、学校給食の利権構造についてはこちら。ページの中ほどに給食の話題が載っています。
『櫻井よしこ WEBサイト』

 以上、今日もあんまり新事業のネタじゃない話でした・・・。






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Last updated  April 24, 2006 03:14:50 PM
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