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昨日の年賀状のブログつながりです。年賀状になりそうな写真を探していて見つけた写真なんですが、夏休みの終わりに京都にある梅小路蒸気機関車館へ行った写真がありました。
この梅小路蒸気機関車館は、1972年に日本の鉄道開業100周年を記念して発足したもので、元々は東海道本線の蒸気機関車の機関庫として使われていたものなんです。扇状の機関庫に17両の蒸気機関車が保存されていますが、うち7両は動態保存といって動かせるようになっているのはうれしいですね。
ところで、蒸気機関車って実物を間近でみるとかなり大きいんですよ。子どもの背丈以上もあるし、私の背よりも高い175cmの動輪には圧倒されます。
↑ C55の動輪は自転車のようなスポーク状の動輪です。直径が175cmもあります
動態保存している蒸気機関車のうち、この日は一番古い8620型の8630号が使われていて、オープンタイプ(といっても、屋根はあるけえど)の客車を引っ張っていました。もちろん、子どもと一緒に乗ったのですが、ビデオを撮っていたので写真は撮っていません・・・。
↑ 大正3年(1914年)製造され、93歳なんですよ・・・。
8620型はすっきりとしたスタイルで個人的には好きな蒸気機関車なんですよ。元々は旅客用として作られ、ほぼ同時期に作られた貨物用の9600型とともに1975年頃まで活躍したという扱いやすい蒸気機関車だったようです。その扱いやすさゆえか、齢93ながら元気に活躍しているのは感動すら覚えます。
蒸気機関車は大きなボイラーで蒸気を作ってそれを駆動源として動輪を動かすという前時代的な代物で、運転のみならず点検や修理となればその苦労は大変だと思いますけど、鉄道の歴史の生き証人としてこれからも長く活躍して欲しいですね。
↑ 石炭です。さすがに手で触れば真っ黒になりました・・・。
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