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March 25, 2008
XML
カテゴリ: Linux記
wizpyを購入して、USBからLinuxが起動出来るようになりましたが、wizpyに入っているディストリビューションといえば、もちろんTurbolinuxです。(ターボリナックス株式会社から発売されているので当然ですね。(^^;))

しかし、wizpyにインストールされているTurbolinuxのバージョンが分かりませんでしたので、/etc/issueを見てみました。(Turbolinux以外でも、このファイルを見るとディストリビューションのバージョンが分かります。(^^))

wizpyのTurboLinuxのメニューからはターミナルが起動出来ないので、パネルにターミナルメニューを追加します。

下のパネルを右クリックして「パネルに追加」の「特殊ボタン」の中の「ターミナルセッション」を選ぶと、シェルが起動できるようになります。(^^)

そして、ターミナルを起動して、

cat /etc/issue

とすると、

Turbolinux Desktop 11

と表示されました。



wizpyに最初から入っているアプリケーションはちょっと少なめなので、TurbolinuxのFTPサイトからパッケージをダウンロードしてきて追加してみることにしました。(^^)

ftp://ftp.turbolinux.co.jp/pub/TurboLinux/TurboLinux/ia32/Desktop/11/install/turbo/RPMS/
↑リンク貼れませんでしたが、ここです。

まず、ブラウザからTurbolinux11のFTPサイトを開いてみます。

Turbolinuxはrpm系のパッケージマネージャを採用していますので、rpmファイルがたくさん置いてあります。

とりあえず、TurbolinuxはKDEというデスクトップ環境を採用していますので、KDE系のパッケージをインストールしてみることにしました。

KDEにはいろんなアプリケーションがあるのですが、数がたくさんありますので、アプリケーションの種類別に、まとめてパッケージ化されています。

まず、スクリーンショットを撮るために、kdegraphicsというパッケージをダウンロードして、

su -
rpm -ivh kdegraphics-3.4.2-5.i686.rpm

としてみると、

エラー: 依存性の欠如:
libImlib.so.1 は kdegraphics-3.4.2-5.i686 に必要とされています
libieee1284.so.3 は kdegraphics-3.4.2-5.i686 に必要とされています
libsane.so.1 は kdegraphics-3.4.2-5.i686 に必要とされています
libungif.so.4 は kdegraphics-3.4.2-5.i686 に必要とされています
xpdf は kdegraphics-3.4.2-5.i686 に必要とされています



それにしても、xpdfはパッケージの名前なので、これもダウンロードして一緒にインストールすれば良いのですが、それ以外はファイル名なので、どのパッケージに入っているファイルなのか、探すのは大変です。(><)

とりあえず、libieee1284とlibungifは同じ名前のパッケージがありますので、それをダウンロードするとして、それ以外は RPMfind で検索してみることにしました。

RPMfind は、ファイルの名前を入れて検索すると、そのファイルが含まれているRPMパッケージの名前を教えてくれるサイトです。(^^)

インストールした後のファイルが、どのパッケージのファイルなのかを調べるには、



などとすれば良いのですが、インストールする前には調べようがありません。(^^;)

そこで、RPMFindで検索すれば、そのパッケージ名を教えてくれるだけでなく、主要なディストリビューションであれば、そのパッケージのダウンロード先までも教えてくれるのでした。(^^)

さっそく、検索してみると・・・libImlib.so.1とlibsane.so.1はimlibとsane-backendsに入っていることが分かりました。

とりあえず、必要なパッケージをダウンロードして、

rpm -ivh kdegraphics-3.4.2-5.i686.rpm imlib-1.9.14-10.i686.rpm libieee1284-0.2.10-1.i686.rpm sane-backends-1.0.16-2.i686.rpm libungif-4.1.3-3.i686.rpm xpdf-3.00-8.i686.rpm

とすると、さらに、

エラー: 依存性の欠如:
libXm.so.3 は xpdf-3.00-8.i686 に必要とされています
openmotif は xpdf-3.00-8.i686 に必要とされています
urw-fonts は xpdf-3.00-8.i686 に必要とされています

というメッセージが出ました。(^^;)

でも、RPMFindで調べれば、libXm.so.3はopenmotifに入っていることが分かりますので、openmotifとurw-fontsをダウンロードして、

rpm -ivh kdegraphics-3.4.2-5.i686.rpm imlib-1.9.14-10.i686.rpm libieee1284-0.2.10-1.i686.rpm sane-backends-1.0.16-2.i686.rpm libungif-4.1.3-3.i686.rpm xpdf-3.00-8.i686.rpm openmotif-2.2.3-3.i686.rpm urw-fonts-1.1-16.noarch.rpm

として、無事にインストールすることが出来ました。(^^)

wizpyのルートディレクトリは、メインメモリの仮想ディスク上にあるので、再起動するとインストールしたパッケージは消えてしまうのですが、とりあえず、wizpyのデスクトップ画面のスクリーンショットは撮れたのでOKです。

TurboLinux11.png

今は、yumやaptなどの便利なツールがありますが、こういったツールが使えない場合には、RPMFindで検索してみると良いかもしれません。

最新のパッケージのダウンロード先を教えてくれるなんてことも、あるかもしれませんよ。(^^)

(つづく)





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最終更新日  March 25, 2008 11:48:19 PM
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