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2017年10月06日

■　天孫降臨、その後の、ニニギ命と、大国主と、その一族はどうなった？　ツキヨミとは？

カテゴリ： ◆　日本史

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　■　初めに　

　が、偽書とされている幾つかの、古史古伝にも、とても偽書とは思えない興味深い記述がある。

　また、「日本書記」は、ヲシテ文字で書かれた「ホツマツタヱ」を漢字に翻訳したものと言われているので、「ホツマツタヱ」の方が古い事になる。

　しかし、古いとは言え、書かれたのは、紀元前（ＢＣ）ではなく、紀元後（ＡＤ）であると考えられる。

　となると、天孫降臨の時期から、１０００年ほど、経過している訳で、その内容は、多かれ少なかれ、その時代の常識で判断されたもの、と言う事になる。

　ここでは、その時代の常識によって、ふるい落とされた事柄に、新たな解釈を与える事により、歴史の核心に迫ろうと思う。

　それ故、ここに記述する歴史は、どの歴史書、どの、古史古伝とも、違う解釈になるが、これが、現代的な、私の解釈である。

（１）日本の歴史は、世界一古い。

１、ニニギ命は、富士に降臨し、大国主から、政権を譲り受けた。

　天孫降臨の時、「ニニギ」が、「大国主」から政権を譲り受け、「葦原の中つ国」を平定する。

　そして、ニニギから、４代目が神武であり、日本の、初代の天皇となる。

　この「葦原の中つ国」は、富士山の「御殿場」に在った考えられ、そこは、大国主（国王）の拠点でもあり、日本の首都であったと考えられる。

　つまり、縄文時代の、日本の中心地だったのである。

２、「日本書記」「古事記」以外の、古史古伝の解読が進み、日本の歴史は、世界一古い事が分かって来た。

　日本の古代の歴史書は、「日本書記」「古事記」が有名であり、正史とも言われているが、それ以外にも、多くの古史古伝がある。

　それらに、ほぼ共通なのは、現在の天皇の王朝以前に、幾つかの王朝が在ったと言う事だ。

　その、古史古伝の中で、最近、解読に成功したのが、ヲシテ文字で書かれた「ホツマツタヱ」である。

　関係者によると、「日本書紀」は、「ホツマツタヱ」を、漢字に翻訳したものである、と言う事が、次第に分かってきた、と言う事である。

　その、日本書記の原本が、蘇我氏が滅亡する時に、焼失し、完全には、復元されなかったのではないか、と思われる。

　完全に復元出来なかった理由は、おそらく、その時代の人々が、すでに、「ホツマツタヱ」の存在を知らなかったからであろう。

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　私の「ホツマツタヱ」に対する印象は、大変、真面目な歴史書であり、あまり、超現実的な記事は無いと言う事だ。

　年代に、８５万年とかあるので、日本書記にある１７９万２４７０年の様な、一般人には、とうてい、受け入れられられない様な記述は有るにはある。

　「日本書記」や、「古事記」になると、山幸彦の妻の、豊玉姫が、ワニに変身するとか、神武の妻が、ヘビであるとか、仮面ライダーの変身ものみたいな感じもする。

　日本の皇室を、レプタリアン（爬虫類人間）の仲間に、引きずり込もうとする、薩長、似非右翼の陰謀か？

　しかし、ホツマでは、豊玉姫は、ワニの船に乗って来たとか、神武の妻は、「大国主」の子供である「事代主」の娘となっている様だ。

では、なぜ、今まで、日本史の、過った解釈が、まかり通ったのか？

　それは、「古代日本には、文字が無く、漢字が伝来して初めて、歴史書が書かれた。」と言う理論があったからだ。

　これは、何処かの、イルミナティの工作員が考え出した様な、幼稚な理論に基づく学説であるが、そう言う理論が、その根底にあったからだと思う。

　日本に、文字が無かったどころか、日本には、おそらく、世界一、多くの古代文字が、残されているのではないかと思われる。

　何しろ、エジプトの、古代ヒエログリフでさえ、日本の神代文字で解読できたのだから。

３、ニニギの子孫は、スサノオ（須佐之男）が作った王朝を引き継ぐ？

　さて、多くの歴史研究家が、皇統に関して、問題とするのは、「ウガヤフキアエズ」である。

　その、名前を聞いただけでも、何か、南方の言語の様な感じもしないではない。

　もしかしたら、ムー大陸に在った日本の王朝なのかも知れないが、とにかく、異質な名前である。

　それを、解明する為に、ここで、日本の「三貴神」について、述べておく必要がある。

「三貴神」とは、太陽神アマテラス、月と夜の神、ツキヨミ、現世と海の神、スサノオである。

　この中で、生きた人間と直接関係あるのは、スサノオ命（みこと）である。

　スサノオは、命があるから、人間であり神でもある、現人神（あらひとがみ）である。

　彼は、海の支配を任されているので、ワタツミ神や、オオヤマズミ神など、他の、「海の神々」の上に立つ存在であり、彼らと、血縁関係もあるのではないか、と思われる。

　山幸彦は、海幸彦と争い、ニニギの継承者となったが、海神の娘、「豊玉姫」と結婚する。

　海神とは、その、スサノオではないか？

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中村啓信

　ニニギは、スサノオの、子孫、「大国主」から、政権を譲り受けたが、スサノオの子孫と血縁を結ぶ事により、彼らの不満を解消しょうとしたとも考えられる。

　ニニギの息子、山幸彦は、海神の娘、「豊玉姫」と結婚し、その息子に、「ウガヤフキアエズ」と言う名前を付ける。

なぜ、その様な名前を付けたのか？

　仮に、スサノオの王朝が、「竹内文書」などで言う所の、ウガヤフキアエズ朝であったとすると、山幸彦が、「ウガヤフキアエズ朝」を引き継ぐと言う、強い意思表示では？

　そして、その、「ウガヤフキアエズ」もまた、豊玉姫の妹の「玉依姫」と結婚し、「神武」を産むのである。

　さらに、神武は、大国主の息子の「事代主」の娘と結婚する。

　これらの婚姻関係を見てみると、天孫の後継者は、すべて、海神である、スサノオの系譜との、婚姻関係にあるのではないか？

　古史古伝は、偽書あつかいされる事が多いので、仮に、それを切り離して考えたとしても、「現在の王朝」以前に、スサノオの王朝が存在していた事は、容易に推測はつくのである。

（２）天孫降臨の後、ニニギ命は、どうなった？

1、ニニギ命は、「葦原の中つ国」を平定したが、箱根の噴火が、その地を襲う。

　さて、天孫ニニギは、富士山頂に降臨し、「葦原の中つ国」を平定したが、その後、どうなったのだろう？

　天孫は、１７９万２４７０光年、彼方の宇宙から、スターゲートである、富士山頂に降臨したが、その時、マイクロウエーブが発生し、ツキヨミの拠点であった、箱根山が、噴火をし始めた。

　それは、今から、２８００年前の事である。

　これに関し、ＳＦではないか、そう思われるかもしれないが、科学の世界では、すでに、量子テレポーテーションが成功しているのである。

アインシュタインの相対性理論は、すでに古典力学に入るらしい。

■　【テレポート】　量子テレポーテーションはすでに存在！？　Dr.苫米地が熱く語る！？

　富士山は、何度も噴火しているので、噴火のエネルギーは、それ程、無かったと考えられるが、箱根は、めったに、噴火しない山である。

　ちなみに、箱根山は、三神山の一つで、「根の国」（棺）を意味し、「ツキヨミ命」の拠点と考えられる。

　「命（みこと）」は、神霊の、アバターであり、神々が、現世に、肉体を持った時に、そう呼ばれる。

　スサノオや、ヤマトタケルも、神だが、肉体を持った人間である時は、スサノオ命、ヤマトタケル命と、呼ばれる事になる。

「根の国」は、死者の死体が行く、地下の世界であり、そこは、「イザナミ」が支配する場所でもあるが、霊魂が、行く所が、「黄泉の国」であり、月夜見が支配する、夜の世界である。

　ツキヨミは、月を拠点とし、霊魂の支配者であり、輪廻転生の、神である。

　太陽は、アマテラスの拠点、スサノオの拠点は、地球と言う事になる。

　太陽系の、全ての惑星は、太陽の支配下にある。

　木星（ジュピター）も、太陽の支配下にある、小さな惑星の、一つに過ぎない。　

　その、太陽系を作ったのは、アメノミナカヌシかも知れないが、その管理者である、スタッフの神々を、生んだのは、イザナミ命と、イザナギ命である。

　彼らは、最初の人類と言われているが、ＤＮＡ型の、生命体ではない、と思われる。

　彼らは、現世では、「命」を持っていたので、アバターと言う事になるが、アマテラス、ツクヨミ、スサノオなどの、三貴神と呼ばれる、神々を、創造した。

　このうち、現世の、特に、人間の魂と、肉体を、手配するのが、ツクヨミであり、これが、存在しなければ、この世は、意味がない。

　この為、ツクヨミを表す「月」と言う文字は、男性精器を、象った文字である。

　女性精器は、「貝」であり、人間が、産まれて来る時は、そこから、「目」が出る、「口」が、出る、「耳」が、出る。

　甲斐（かい）は、男女の、性交を意味し、「非」は、産道、「文」は、「ふみ」であり、遺伝情報を伝える事を意味し、男女の「交わり」の後、「父」になる。

　漢字は、この様に派生し、漢字を使う「ツキヨミ命」の一派が、日出る、アクロポリスの、日本から、日が沈む、ネクロポリス（中国）へ、移住した事により、中国全土に広がった。

　それが、漢民族の始まりである。

　事実、「殷」これは、倭国なり、と書かれた古文書が有るらしい。

　ツキヨミは、魂を、アバターに、セットする係であるが、しかし、死者の魂が、回収できない場合が、発生する事がある。

　その魂が、行く場所が、「黄泉（よみ）の国」なのである。

　これは、月の様に、黄色いが、「月」ではない。

　それは、読んで字のごとく、泉に映った、虚像としての「月」なのである。

　輪廻転生できない、魂が行く場所、それが、「黄泉の国」なのである。

　しかし、それは、体を持たない、成仏可能な、現世の「幽霊」では無い。

　それは、死者の行く、地底の「根の国」に属するが、死体に、魂が、宿ったままで、離れる事は、出来ない状態の者を言う。

　もし、この死体が、動けば、ゾンビ、と言う事になる。

　この、黄泉の国にも、支配者が居て、それが、イザナミである。

　あの、三貴神の、母である。

　後年、この日本の神話が、エジプトや、シュメールなどに、若干、誤解されて、伝わったものと思われる。

　誤解が、伝わった？　イナンナの冥界下りが、誤解だったのか？

　暇になったら、これに関する記事も、書こうか、と思っておりますが、

　日本の歴史の方が、西洋より、古いからです。

　日本の、竹内文書は、３万年前の事。

　カタカムナは、１０万年、以上も、前の、宇宙語。

　ツキヨミ命、の子孫「秦氏」も、太秦（うずまさ）も、カタカムナの、渦（うず）の中。

　「太」は、富士山、「秦」は、三神山。

　秦の、始皇帝の先祖は、富士の、「秦野」から中国へ行った。

　「秦」の、音の語源は、「死ぬ」。

　だから、日出る国へ向かって、兵馬俑に守られた、始皇帝廟を作りましたが、富士山そっくり。

　ヒフミヨイ　マワリテメクル　ムナヤコト　アウノスヘシレ　カタチサキ

　日文、宵（ひふみよい）。　太陽神の言葉を、死にゆく者に、伝えよう。

　胸の中に、去来する、思い出。　それは、暦の様に、めくるめく、やって来るが、会う前に知れ　アバターである、人間と言う形が無ければ、会う事も出来ない。

　　　（２０２１年　８月　１１日。　さらに、１５日　加筆、修正。）

　「死者の霊は、星になる」と言う、言い伝えもあるが、それは、成仏した人間の魂が行く所だ。

　さて、その孕み始めた、箱根山が、水蒸気爆発を起こす事態となった。

　つまり、古文書に出て来る、「孕み山」とは、噴火寸前になった火山であり、この場合、２８００年前の箱根山が、これに該当する。

　２８００年前の、箱根の噴火の記録は、ちゃんと残っているが、その噴火は、天孫降臨時に発生した、マイクロウエーブの影響で、地下のメタンハイドレートが、爆発の引き金となったのではないか？

　ちなみに、アメリカの原発事故の原因は、このメタンハイドレートの爆発が原因と言われている。

　また、噴火したのは、箱根ではなく、富士の可能性もあるが、その場合、２７００年前位に、年代がずれてくる。

　ともあれ、ニニギにとっては、せっかく、平定した「葦原の中つ国」であったが、それを、放棄せざるを得ない状況が生じたのである。

２、天孫は、「葦原の中つ国」を放棄し、筑波へ都す。

　そこで、ニニギ命は、一端、鹿島・香取へ逃れ、そこから、筑波へ宮越す（都す）が、そこで、新治宮（にいばりきゅう）を築き、冬を越す事になる。

　また、陸奥（みちのく）の、もっと北に、宮城（宮来）と言う地名が残っているので、もしかしたら、そこまで、行ったのかも知れない。

　一方、タケミカヅチや、大国主の軍神は、東北平定を行ない、その地域の人々に、新たな支配者に従うように、ふれを出した。

　さて、ニニギは、箱根の噴火が、静まるのを待っていたが、火山灰で、関東は住みづらくなって来た。

　それに、この地は、雪深いし、もしかしたら、津波が来た可能性もある。

　実際、筑波には、巨石文明があったらしいが、それが、津波か何かで、破壊された様な跡があるのだ。

　それは、あるいは、ムー大陸、沈没時の後遺症か？

　ニニギは、「葦原の中つ国」に、いったんは戻ったと思うのだが、もはや、降臨時の面影は無かった。

３、ニニギ命は、鹿島立ちし、九州の高千穂へ降臨する。

ニニギ命は、やむを得ず、遷都を実行し、鹿島から、船出する。

　一行は、常陸（日立）の鹿島から、九州の、日向（ひゅうが）へ向かったと考えられる。

　これを裏付ける、鹿島立ち伝説が残っているが、日は立ち、日は向かうで、これらの地名も、天孫ニニギの、古事から来ていると考えられる。

　さて、ここで、おなじみの「高千穂」が登場するのだが、高千穂は首都には向かない。

　そこで、色々、地域を視察したが、結局、大分に都す事になる。

大分には、九重山（ここのえやま）や、別府、中津などの地名が、残っているのも、それを裏付けるものだと思うが、耶馬溪（やばけい）の様な、邪馬台国を連想させるような、地名も残っているのである。

　結局、この地に、３代に渡って居住したが、４代目の神武の時、東へ都を移す事になる。

　神武は、稲の栽培法を伝授しながら、東へ移動するが、地域の豪族と戦になってしまう。

　神武の一行は、やむなく戦う事になるが、この一連の戦いを、後世の人々は、「神武東征」と呼ぶことになる。

（３）政権を失った、大国主たちは、どうなった？

■　出雲大社平成の大遷宮

１、大国主は、伊豆から、出雲へ移り、それが、「出雲大社」の始まりとなる。

　大国主は、東北へ、政権交代の事を伝えに行き、その地域の人々に、これからは、天孫に従う様に説得した。

　大国主は、国王と同じ意味なので、大政奉還した時点で、もう「大国主」の称号を使えないことになる。

　その為、自らは引退し、それと引き換えに、神々から、出雲の多芸志の小浜に、巨大な宮殿を建てもらい、伊豆の拠点から、そこへ移り住み、隠居する事になる。

これが、「出雲大社」の起源である。

　相模の地には、先祖のスサノオが住んだ、横須賀など、懐かしい所が沢山あったので、さぞかし無念であったろう。

２、息子の、夷（えびす）さんは、東北へ行き、「夷」「蝦夷」の祖となる。

　また、息子の夷（えびす）が、東北を統治する事になり、一般に「夷」「夷子（えみし）」「蝦夷（えぞ）」「東夷（あずまえびす）」と呼ばれるようになった。

　初めは、大国主が、大政奉還に応じた為、ニニギから、自治領として与えられたと考えられる。

　しかし、時代を経ると、朝鮮半島の、縄文系、地方自治体諸国が、中国周辺の「韓族・匈奴（三韓・濊）」の武装難民や、「唐」に侵略されたので、兵力を動員する必要性が生じた。

　その為には、中央集権にしなければならないので、自治領の蝦夷に、声をかけた。

　が、しかし、蝦夷（えみし）達は、それに従わず、しばしば、戦になった。

　その為、中央から、強力な、遠征軍を出し、武力で制圧する事になる。

　その時の、将軍が、征夷大将軍と呼ばれるものである。

３、息子の、事代主（ことしろぬし）の娘は、神武天皇の皇后となり、天皇家に、その血筋を残す事になる。

　さらに、タケミナカタの兄弟である、事代主（ことしろぬし）神は、ニニギ命から、４代目の神武に、自分の娘を嫁がせ、娘は、皇后となり、天皇家に自分の血統を残すことになった。

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