私のブログ(詩的風景の見える、カフェテラス)懐かしの文学・シネマ・テレビ・文化館・DVDショップ

私のブログ(詩的風景の見える、カフェテラス)懐かしの文学・シネマ・テレビ・文化館・DVDショップ

2020年07月12日
XML
(1)鹿島神宮に、「信長が、天海であった。」と言う説が書かれた、ボードがあった。




■ 鹿島神宮ですす払い







(「安房」の間違いでは? それとも、2000年前は、「阿波」と、読んでいたのか?)

 この、「歴史学の論客達」では、歴史に興味深い説を述べている論客達の動画を、紹介して行きます。 私は、ここでは、解説者、あるいは、コメンテーターとして、その概要や、感想や、私の見解などを述べて行きます。



 この動画を、観ていたら、 鹿島神宮の、案内ボードに、「天海」僧正が、信長であったと、にわかには、信じがたい事が、書かれていた

 今回、 「歴史の論客」で、論客の対象となるのは、このボードに書かれた説を、述べた人である

 それが、誰であるかは、分からないが、その説が、信頼できる「鹿島神宮」の敷地に建てられた、ボードである事から、信憑性が、高いものと考え、この説を、伝えようと思った。

 最近では、「天海は、光秀であった」と言う説が、まことしやかに、言われ、その説は、結構、有名である。

 しかし、「天海」が、「信長」であると言う説は、初めてである。



 この説を支持する人を、 ネットで調べたら、秀吉が、首謀者である、と言う人も、結構、いる様である

私は、今回、それに基づいて、「本能寺の変」から、「天王山の戦い」までを、短編小説にしてみた


(2)その前に、「天海」とは、何か? 「鹿島神宮」とは何か? 「天孫降臨」とは、何か? について、説明する事にする。



1、「天海」大僧正とは?


 まず、 問題の「天海」であるが、彼は、徳川家康から、三代目まで、使えた、参謀とでも言おうか、相談役の様な存在であったが、かれは、江戸の町づくりに寄与している

 「天海」は、 天台宗の、大僧正(だいそうじょう)であり、109歳で死んだ と伝えられているが、これが、信長の年齢と、一致するのである。

 一方、明智光秀が、いつ生まれたかは、諸説あるが、どの説をとっても、天海の年齢とは、かなりの開きがある。



2、「鹿島神宮」とは、「天孫降臨」伝説に出てくる、武御雷(たけみかづち)が、祭られた神社である。 天孫の味方をした「武御雷」は、この国の覇権をかけて、大国主の息子「タケミナカタ」と、相撲で勝負する。


 次に、 「鹿島神宮」とは、天孫降臨で有名な、武御雷(たけみかづち)が、祭られた神社(茨木県)である

武御雷は、天孫ニニギ命が、富士山頂に降臨した際、芦ノ湖付近に在った「葦原の中つ国」(日本の首都)において、大国主の息子、「タケミナカタ」と、相撲で勝負をした事で有名 である。

この相撲が、「神事としての相撲」の起源となる が、相撲と、相模(さがみ)と言う文字が、似ているのは、この為ではないかと思う。

 「相模」は、現在の「神奈川県」であるが、「神奈川」は、「神無月」とよく似ている。

 10月は、日本全国の神々が、伊豆へ来るので、「神無月」と呼ばれたが、逆に、伊豆は、「神有月」と呼ばれたのである。

 しかし、 大国主が、左遷され、「伊豆」から「出雲」へ移ると、今度は、出雲が10月に、「神有月」と呼ばれる様になった

 さて、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」伝説も、ここであり、「斐伊川」とは、現在の、富士川であり、甲斐から伊豆に流れる川の事である。

 また、 スサノオ命は、横須賀の付近に住んでいた 、と考えられる。

スサノオも、大国主も、若い頃は、湘南ボーイだった のだ。


 さて、武御雷(たけみかづち)に、話を戻すが、「タケミナカタ」は、相撲で、勝負を決めようと、武御雷の腕をつかんだ。

 もし、 武御雷(たけみかづち)が、勝てば、天孫「ニニギ命」が、この国の政権を握る事になる

 が、しかし、アッと言う間に、勝負はつき、 負けた「タケミナカタ」は、諏訪湖まで逃げて行く事になるが、そこが、現在の「 諏訪大社

 ちなみに、 「鹿島神宮」は、日本で、最も古い神社であり、中臣氏(藤原氏)の氏神 である。

 少なくとも、3000年以上、昔、から、存在しているのではないか、と思われる。

 なお、ニニギ命(みこと)から、4代目が、「神武天皇」である。

 (ほとんど、私の、オリジナルの説である。)



3、昔、富士山頂に、日付変更線があった。 それが、「飛鳥」(倭都)の、始まりであり、後に、奈良に、移る。(全て、私の、オリジナル説である。)



 富士の雲海は、「高天原」で、その高天原に、浮かぶ富士山頂が、「八十島(やそしま)」である。

 天孫「ニニギ命」は、ここへ、降臨して来たのである。

 これは、いわば、スターゲートであり、「耶蘇教(やそきょう)」の語源である。

 この 富士山頂(十合目)に、昔、日付変更線があった

 つまり、 日付が、富士の山頂で、変わる のだ。

 また、この「十」は、火口の真上であり、「十字架」の始まりであり、「天」「Ten」の語源である。 (この他、「点」「転」など、「テン」と読む漢字は、これから、派生したものである。)

 さて、昔は、それを元に、時刻が、表現されていた、と思われるのである。

「一番鳥が、鳴き、鳥達が空を、飛ぶと、それは、朝の始まり」、と一般には、言われているが、それが、「飛鳥」の語源であり、朝を意味するものだと思う。

 それでは、「飛鳥」は、単なる、文学的表現なのか?

 私は、天照す「太陽」が、昇ると、朝が来て、鳥が飛び立つので、「日の本(もと)の国の首都」を、「飛鳥」と呼んだのではないかと思う。

 そう言えば「朝廷」と言う言葉にも、「朝」の字が入っていて「ちょう」と発音するが、「鳥」も、「ちょう」と発音するのは、偶然か?

「朝」は、直接的表現で、「飛鳥」は、婉曲な表現である 、とも言える。

 ところで、「朝」と言う文字は「あさ」と読むが、なぜ、「 朝(あした) 」と、読む場合があるのだろうか?

 私は、 富士山頂に、日付変更線が、存在した から、ではないかと思う。

 つまり、太陽が、富士山頂を越えると、日付が、変わるのである。

 それで、「朝(あした)」と言ったのではないか。

 そして、 明日(あした)の太陽は、次の日の、正午まで、同じ日であり、正午を過ぎると、また、「朝(あした)」になる のである。

 ところで、 「飛鳥」を、「あした」とは、言わない

 つまり、 「飛鳥(あすか)」は、正午の「朝(あした)」の代わりには、使われず、夜明けのみに、使われた 、と考えられる。

 「もう、あすか?」

・ 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ (清少納言)


 昼、鳥が飛ぶのは、当たり前の事で、わざわざ、「飛鳥」を、用いる必要はないのである。

 これら、二つの言葉「飛鳥」と「朝」は、おそらく、使い分けられたものと、考えられるが、一般人は、別として、 気象的には、「朝」は、現代の様に、「夜明け」の意味で、使われていなかったのではないか 、と思われる。

 その為、「朝」は、真昼を意味し、その読みは、本来、「あした」、であった、と考えられるが、これは、日付変更線が、富士山頂に在った為、その様な、分類を、考案し、用いたものと、考えられる。


現在では、この、日付変更線が、あまり人が住んでいない、太平洋上に設定されているし、夜の0時に、日付が変わるので、この様な、めんどくさい思いをする事は無い

 朝起きたら、すでに、次の日、となっているのである。

 さて、歴史を見ると、「飛鳥」と言う、時代区分が有るが、 この、神奈川に、「飛鳥」時代における、日本の首都(倭京・わきょう)が在った と、考えられるのである。

 それが、「茅ケ崎」と、言う歴史家も、いるが、富士から見て、茅ケ崎は、真東の位置に、存在するので、丁度、「日が昇る位置」であるとも言えるのである。

 そう言う訳で、私も、「茅ケ崎」が、倭京であり、日本の首都であったと考えている。

 そして、 「奈良に、唐風の、新しい都」ができたので、乙巳の変(いっしのへん)後に、「飛鳥」は、そちらに、移って行く のである。


 ところで、 この、富士の、日付変更線の、真裏に在るのが、南米の「ナスカ」ではないのか

 現在の、富士の真裏は、ブラジルになるが、「ナスカ」は、大陸移動で、3000キロ位、ずれた、と思われる。

 南米大陸は、つい、この前にも、400キロも、移動した事を、考えると、数千年の間に、その位のずれがあっても、おかしくはない、と思う。

 あるいは、その当時は、「ブラジル」も含めて、「ナスカ」だったのかも知れない。

 「ナスカ」は、「飛鳥(アスカ)」と、逆の意味であり、その当時から、国際的な関係が有ったと、考えられるのである。






 日本の「古代」は、「超古代文明」の影響が、残っていて、「日付変更線」と言う概念が、有ったと思われるが、逆に、時代が経つにつれて、その概念が、風化し、時刻の表記のみが、残ったとも考えられる。

 それで、 陰暦などに、詳しい人でも、「明け六つ」「暮れ六つ」以外の表記が、なぜ、そうなっているのか、分からない のである。

 私は、それらの、難問に、解答を、与えたのではないか、と思っている。


(2021年11月9日、加筆。)

 江戸時代の、時刻の、表現は、夜も、昼と、同じ様に、存在していた。

 しかし、これは、ツキヨミの流れを引く、仏教の影響であり、ツキヨミが支配する、夜にも、時間を、付けたのだと思う。

 ところが、天孫は、アマテラス「太陽神」の、孫なので、夜の時刻は、不要であったと思われる。

 「岩戸隠れ」、を見れば分かると思うが、夜は、無用なのである。



 そう、ここで、付け加えるが、 そう言えば、1合目、2合目、3合目に対応する時刻が無い

 これは、三神山(富士、箱根、天城?)を、表す文字なので、時刻から、はずされたか?

 あるいは、ヒフミ(日文)や、ヒフミ神事(神示?)を、意味する為に、時刻から、はずされた、のかも知れない。


 昼は、十(天)、九(急、急転直下)、八(富士山)、七(亡くなる)、六(富士山「八」の火口に、ナベ蓋、がされた形で、光が失われると言う意味)。

 夜は、逆さ富士(陰)の、動きを示し、七(切る)の時刻で、夜の封印を切り、「明け六つ」で、富士の火口のフタが、開き、四五(死後)の逆の、五、四で、元に戻る(復活)。

 この、五、四(イッシ)が、乙巳の変(いっしのへん)、の「読みの語源」であるのかも知れない。

 「乙巳の変」とは、飛鳥時代(645年)に、中大兄皇子・中臣鎌足らが「蘇我入鹿」を宮中にて暗殺して蘇我氏(蘇我宗家)を滅ぼした政変である。

 「乙巳(きのとみ、おつぼくのみ、いっし)」そのものは、干支(えと)の一つである。

                      (2022年7月7日、加筆。)


 「切る」は、Kill の語源。

 また、富士は、巨大な、日時計である、と言う説もある。


 (これらは、私の、オリジナルな、分析です。) 



(3)「信長、天海説」を、元に、本能寺の変から、天王山の戦いまでを、小説化してみた。


特別企画


【 第1章、本能寺の変 】


 その時、織田信長は、本能寺に居たが、そこへ、明智光秀が、目通りを願って来た。

 「信長どの。 落ち着いて、聞いて下され。 京の都が、敵に包囲されました。」

 「謀反か? して、誰が?」

 「秀吉めに、ございます。」

 「何!」

 「もはや、時が、ございません。 徳川殿と、お逃げなされ。」

 「徳川?」

 「最初に、徳川殿が、それに気づき、私に、伝えてまいりました。 今から、ここに、火を放ちます。 私が、信長殿を、討ち取った事に、致します。」

 「して、徳川殿は?」

 「外で、お待ちしております。」

 信長は、急いで、旅支度をすると、庭に出た。

 「私に、付いて来て下され。」

 信長は、それが、家康である事が、すぐに、分かった。

 「何処へ、行くと言うのだ?」

 信長は、小声で、聞いた。

 「伊賀へ、行きまする。」

 「伊賀へ?」

 伊賀は、信長が、兵を送った事が有るので、内心、不安になった。

 「この者が、案内いたします。」

 家康は、自らの背後を、さし示した。

 すると、暗闇の中から、男が、姿を現した。

 「服部半蔵と申します。」

 家康は、「この者は、伊賀忍者の首領で、信頼できるものです。」と、言って、信長に紹介した。

 半蔵は、自分の部下を、数名、呼び寄せると、「影丸。 おまえは、先に行き、不穏な動きがあれば、知らせよ。」と命じた。

 そして、「源三郎。」

 「ハッ!」

 「お前は、後方だ。 我々より、少し遅れて、付いて来い。 もし、我々を、尾行する者があれば、斬って捨てよ。」

 「ハッ!」


 かくして、信長一行は、伊賀越えをする事になった。

 「光秀、お前は、どうする?」

 「私は、ここに、火を放った後、天王山へ、向かいます。」

 「秀吉を、討ち果たす、と言うのか?」

 「もし、勝てば、殿を、お迎えに上がります。 しかし、敗れた場合は、私も、伊賀へ、落ち伸びます。」

 こうして、二人は、分かれた。

 それから、しばらくして、本能寺は、紅蓮の、炎に包まれた。

 「この世は、夢、幻か・・・。」

 信長は、本能寺、炎上を、遠方から眺めながら、そう呟いた。

 今まで、築いた、全てが、崩れ去るのか?

「さあ、信長殿、共に、尾張に、帰りましょうぞ。」

「竹千代。 あの頃に、帰ろうな・・・。」

「共に、天下を夢見た、あの頃にですか?」

「ああ、もう一度、夢を観る事が、出来れば、」

 すると、服部半蔵が、

「さあ、敵に、悟られる前に、」

 と、言って、馬首を巡らせた。


 さて、この時、もし光秀が、進路を変え、本能寺に行かなければ、信長と家康は、数万の敵兵に包囲され、殺害されていたのかも知れない。

 そして、備中に向かった光秀も、同じ運命をたどったに違いないのである。

 ところが、光秀は、備中へは行かず、戻って来た。

 そして、本能寺に火を放ち、「信長を、討ち取った」と、宣言する事により、信長、家康の命を救ったばかりか、光秀自身が、「謀反人の仲間」に、成りすます事に、成功したのである。

 その為、「京」及び、畿内(京都の周辺の国)の敵に油断生じ、光秀が進撃すると、即座に、平定できたのである。





■ 伊賀の影丸 人形劇 OP



【 第2章、天王山 】


 光秀の動きは、速かった。

 畿内にある、敵の居城を、次々と落とす一方、密かに、自らの居城「坂本城」から、家族を逃がすと、安土城の財宝を、持ち出した。

 このまま、行くと、天下を、秀吉に、渡さずにすむ、光秀は、そう思った。

 後は、秀吉の本軍を、叩けば、それで、問題は、解決するのである。

 光秀は、1万5千の兵を、率いて、西国からの、京への入り口となる、山崎の、天王山へ、向かった。

 光秀は、天王山に、陣地を築き、秀吉を迎え撃つ作戦であった。

 ところが、山崎に到着してみると、天王山は、すでに、秀吉によって、押さえられていた。

 そんな、バカな、これ程、速く、着陣するとは!

 秀吉は、備中、岡山で毛利と戦っているはずだが、なぜか、もう、京の間近へ、到達していたのだ。

 そこへ、小雨が降ってくる。

 しまった!

 これでは、自慢の、鉄砲隊が、使えない。

 川向うから、地の利と、数に勝る敵が、じわじわと、攻めよせて来る。

 明智軍は、川を渡り、先に仕掛けたが、敵は、数を増すばかりだ。

 そこへ、敵の別動隊が、奇襲をかけ、味方の一角が、崩れ始めた。

 これは、いかん!

 斎藤 利三(さいとう としみつ)が、それを、迎え撃っ為、出撃して行った。

 だが、秀吉軍の、攻撃は、すさまじく、味方は、次々と、討たれて行った。

 すでに、その場を、もちこたえるのが、精いっぱい、と言う状況である。

 この、ままでは!

 さらに、一抹の不安が、光秀の、脳裏をよぎった。

 毛利の兵も、居るのではないか?

 戦っても、戦っても、敵の数は、逆に、増えて行く様な気がした。

 4万は、いるであろうか?

 光秀は、勝龍寺城に本陣を置いていたが、味方から、離脱者が続出し、ついには、敵に包囲される状況となって来た。

 敵の兵が、ちらほら、城に襲い掛かってくる。

 光秀は、戦慄した。

 もはや、これまでか!

 光秀の周囲は、討ち死にも、考えなければならないほど、切迫して来た。

 すると、

「光秀、戻って来い。」

 と言う声が、聞こえた。

 あれは、信長殿?

 光秀は、周囲を見た。

 しかし、信長の姿など、有ろうはずもない。

 殿!

 光秀は、信長との別れ際に、言った事を思い出した。

 そうだ、もう一度、尾張に帰ろう。

 そして、あの頃の様に、天下の、夢を見るのだ。

 そこへ、斎藤 利三が、戻って来た。

 「利三!」

 「無念で、ござる。 ここは、一旦、撤退し、再起を図られては。」

 その時、至近距離に、敵の矢が、飛んできた。

 「殿! 先に、お逃げなされ! ここは、私が、引き受けまする。」

 「利三! 伊賀へ行くぞ! 決して、犬死はするなよ。」

 「かしこまりました。 さあ!」

 光秀は、数名を連れて、城を脱出し、馬を飛ばして行った。

 やがて、日は没し、夜の闇が、支配するであろう。

 はたして、助かるのであろうか?


 さて、残念ながら、斎藤 利三は、捕らえられて、処刑される事になる。

 しかし、彼の娘が、後の「春日局」(将軍「家光」の乳母)となったのは、偶然であろうか?

 織田信長が、天海であり、明智光秀と共に、徳川政権を支えたと、仮定すれば、当然、斎藤 利三は、徳川の味方と考えられるので、その娘に、その様な地位が与えられたとしても、おかしくは無いのである。




【 第3章、秀吉の快進撃 】



 秀吉は、光秀の居た「勝龍寺城」に入ると、

「光秀は、どうした?」

 と、周囲の者に尋ねた。

 だが、誰も、返答しない。

 「まあ、いいわ。ヤツに、味方する者は、居るまい。」

 すると、黒田官兵衛が、

「いよいよ、殿の天下ですな。」

 と言った。

 秀吉は、その言葉を聞いて、一瞬、ビクッとした。

 こヤツは、わしの、腹の中を、見抜いておるな・・・・。

 わしが、謀反を計画した事を、知っているのか?

 さすが、わしの、軍師だけの事はある。

 しかし、秀吉は、これ以降、官兵衛を、遠ざける様になって行く。

「官兵衛。 まずは、織田家の後継者だ。」

「信長殿の、仇を討ったのは、殿ですから、殿が、お決めになるのが、当然かと。」

「そうか、しかし、中々、そうは、行くまい。 とにかく、京に入ろうぞ。」

「はっ! 私は、兵を、まとめて参ります。」

 官兵衛が、去った後、秀吉は、かつての、味方の屍を、見ているうちに、自分が、「草履とり」であった頃の事を、思い出していた。

 私を、草履取から、引き立ててくれたのは、信長様だったな。

 私は、何て事をしたんだ。

 恩人を、こんな目に遭わせて。

 あの、出会った頃に、戻りたいなあ。

 そして、もう一度、草履取になって、信長様の、おそば近くに、使えたい・・・。

 信長様!

 秀吉は、天を仰いだ。


 秀吉は、なぜ、信長を、裏切ったのだろうか?

 謀反を企てたのは、足利将軍と、朝廷、それに、毛利などの、将軍の指令に従った、戦国大名たちや、信長にやられた「一向宗」「比叡山」の僧侶達と考えられるが、それにしても、なぜ、秀吉までもが、主君を裏切り、それに、組したのだろうか?

 それは、カトリックの、「イエズス会」の存在が、関係していたと思う。

イエズス会(イルミナティ)は、日本に、鉄砲を伝えた事で有名だが、彼らは、日本人を、拉致誘拐したり、キリシタン大名から買い取ったりして、奴隷として「明」や、「李氏朝鮮 」などへ、売り飛ばしていた のである。

 その数は、50万人とも言われている。

 秀吉は、おそらく、それが、許せなかったのだと思う。

 信長は、日本で、キリスト教を広めた、張本人であるし、このまま、信長の天下が、到来すれば、ますます、キリスト教の侵略を許す事になる。

 秀吉は、今しかない、と思い、決断したのだと思うが、後に、茶道の、「千利休」に、切腹を命じたのも、同様の理由からであったと思われる。

茶道は、カトリックの儀式であり、利休は、死の商人の、クリスチャンであった からだ。

 また、「朝鮮征伐」も、彼らの奴隷貿易を、阻止する為であった、と考えられる。





■ 日本人の人権を守りぬいた豊臣秀吉


 秀吉は、まるで、トランプ大統領みたいですね。

 トランプ大統領は、すでに、ローマ法王と、全ての枢機卿を、処分しました。

 ところで、 オリンピック、パラリンピックは、カトリック(イルミナティ)の資金源であり、彼らの「植民地」で開かれる、奴隷の運動会です

 オリンピックは、パラリンピックは、「中止」では無く、「廃止」にしましょう。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年07月07日 09時14分17秒
コメント(22) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

秘密神社

秘密神社

日記/記事の投稿

■ 2025年11月、10月合併号。 集団ストーカー被害者の会、活動予定。 高市に、呼応して、トランプが、動く。 「宇宙人の、地底都市」に関する、情報開示。 火星や、木星には、すでに、日本人が、住んでいる。 反重力、量子テレポート。 世界中の核兵器は、0、5秒で、無効化できる、日本の技術。 中国の、偽装食品、の恐怖。
■ 量子論で、読み解く、日本神話「造化3神」。 「アメノミナカヌシ」「タカミムスビ」「かみむすひのかみ」。 「首」の語源。 人間に近い、神々の出現「イザナギ」「イザナミ」。 除菌から、生まれた神々「スサノオ」「アマテラス」「ツキヨミ」。 命(みこと)は神霊。 「天孫降臨」は、180万年前。 タイムトラベル天皇「神武」。
■ 2025年9月、集団ストーカー被害者の会、活動予定。  「JICA」が進める、アフリカ人の、日本への移民。 人食いや、エボラも、やって来る。 また、予防注射か! 石破首相が、ビル・ゲイツと会談。 ワクチン接種推進に、約810億円の支援!!
■ 中国で、天変地異。 中国で、路面温度が、83度! 人災が、自然災害か? 中国の国土の、半分が水没か? 中国の、空に、7つの太陽が、出現!
■ 2025年8月、集団ストーカー被害者の会、活動予定。 中国が、支配する、WHO。 トランプが、脱退! 日本も、続け! バイデン政権では、「人間の、死体」を、「農作物の肥料にして」、人類に、食わせていた。 【エプスタインリスト公開】ビルゲイツの人間牧場計画。
■ 気象兵器か? 巨大な雲や、グロテスクな「色彩」の、雲が、出現する様になった。 宇宙から、誰かが、こちらを、見ている。 曇り空が、一瞬で、晴天になった。 地震が、多発し、その後、311が、発生。 雷も、操作されている? 福岡市の、薬院駅の、マックの看板に、雷が、当たり、落下した。 マックの、賞味期限切れ事件。
■ ダイエー倉庫での仕事。 スタートレックの、ピカード艦長、そっくりの人物が、私の前に、現れた。 「火星年代記」を、知っていますか? ピカード艦長は、「黒田長政」の、子孫だった。 臨時職員で「福岡市・埋蔵文化財センター」に、勤める。 「石橋山」で、戦った、「源頼朝」と「大庭景親」の、子孫どおしが、そこで、出会う。
■ 2025年7月、集団ストーカー被害者の会、活動予定。 恐るべし、中毒人民共和国。 名古屋の、「広沢一郎市長」が、会見中、フェンタニルが、混入された、水を飲み、倒れた。 マスコミでは、「フェンタニル」について、報道しない。 アメリカ、独立宣言。
■ 機密情報開示か? 南極大陸、古代文明の秘密。 南極の氷の深部で黒いピラミッドを発見。
■ ダイエー倉庫での仕事。 職場から、ダイエーの、正社員が、消えて行った。 職場に「タレント」らしき者が、何人か、いた。 福岡に「クリントン大統領」が、来た。 職場に、パワハラ男が、出現し、私は、退職した。 「顔だけ、クリントン」と、洪水の話。 私は、インターネットを、導入した。

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

■ ご先祖様の、日本史探訪。

(32)

■ 私の親戚筋

(2)

■ 富士文明、文字発生論

(32)

♪ CD・DVD名曲 by Jun Secret

(176)

♪♪ カラオケ

(1)

♪ ライブバンド、セミプロ、どさ回り、etc.

(4)

♪ 伝統音楽、舞踊

(2)

★ ♪応援団、チアガール、学校、学習、文化祭、試験

(14)

★ 英語

(0)

◆ 日本近代史

(4)

◆ 日本史

(72)

◆ 日本史雑談

(1)

◆ 世界史

(3)

@ 歴史学の論客達。 

(16)

◆ 宇宙論

(7)

◆ 物理論

(9)

◆ 医学論、ガンは治る

(15)

◎ 農業、栽培、その他の、関連ニュース。

(3)

◎ 不健康、不衛生、エグイ、キモイ

(1)

◎ 健康生活・アンチエイジング・ソルフェジオ、医学解説

(31)

♞ 地球論(巨人、巨大生物の、石化)

(4)

♞ 地球論(巨大樹木の世界。「この地球に」)

(5)

♞ 地球論(古代ピラミッド、宇宙人)

(2)

♞ 地球論(地底世界、地底人)

(1)

♞ 地球論(海底考古学)

(1)

♞ 地球論(タタールなどに対する、反論集)

(4)

♞ 地球論(レッド・マーキュリー、)

(3)

♞ 地球論(地球平面説、ドーム、マッドフラット、タタール、)

(9)

@ 私史、エッセー、随筆、日記、こんな夢を見た

(14)

@ 思想・哲学・スピリチュアル

(2)

♣ 言葉、カタカムナ、古代文字、神代文字

(4)

♠ 国際情勢・政治・経済・信じられないニュース

(35)

♞ 波動、周波数(二コラテスラ、)

(1)

@ サイエンス・ワールド

(19)

@ 新エネルギー、フリーエネルギー

(6)

@ 宇宙考古学への道・未来科学

(17)

♥ 銀河連合

(1)

♥ レプタリアン、宇宙人、地底人。

(4)

◎ 次元・UFO・超常現象・超能力・予言

(19)

☐ Googleマップで見れる宇宙人?の遺跡。

(1)

■ Google 関連。

(2)

■ パソコン ライフ

(6)

■ マイクロソフト、Windows 関連。

(9)

@ 【 教養・体験談 】

(3)

@ 芸術サロン

(2)

■ シンクロニシティ (偶然の一致)

(80)

◎ 記事を書き終え、コーヒータイム

(14)

◆ ゾンビ・「人食い人種主義人民共和国」

(33)

◆ 決戦、スモーキーマウンテン

(21)

◆ 短編小説、不審者

(8)

◆ 短編小説、死刑

(2)

◆ 超短編、読みきり小説

(23)

◆ ニュース解説(小説)

(14)

◎ 楽天ショップ

(14)

★ 旅行、訪問記

(2)

★ 何だ、この事件は!

(4)

★ 不可解な出来事

(10)

★ 日常生活(行事、日程、つぶやき、雑談)

(50)

★ 評論

(12)

★ 面白い、提案。 こうすれば、日本は、良くなる?

(11)

★ ブログ紹介

(28)

◎ ブログをやり始めた頃の文章

(57)

◎ お知らせ

(3)

■ 反日・侵略勢力

(14)

■ 日本人成りすまし密入国者・在日

(7)

■ 集団ストーカー

(63)

◎ ストーカー用語集

(2)

★ 思考盗聴器

(2)

★ 集団ストーカー被害者の会

(2)

★ 創価・集団ストーカー被害者リスト

(5)

★ 集団ストーカー被害者データベース

(1)

★ 集団ストーカー被害者の会、街宣活動。

(162)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: