つれづれ浮世草
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ハリー君が我が家に来て約二か月が経ちます。もともと孤独が好きな動物ですから、スキンシップや躾(しつけ)は必要ないので楽と言えば楽ですが、何か物足りない感じです。この間、何度か手の上に乗って食事をしたり(メロンが気に入ったみたい)、ペロペロ舐めたりしてくれたことがありました。これで懐(なつ)くかと喜んだのも束の間、彼には思いもかけぬ受難の日が待っていたのでした。そのため未だに一進一退、フレンドリーな関係はまだまだ遠そうです。ハリネズミの飼育に関する情報収集は、検索魔の奥さんがやってくれてます。それを元にいろいろグッズを買って来ました。個体差もあるので、使えるか使えないかは試してみないとわかりません。毎日が試行錯誤の連続です。ところで、ここ「徒然浮世草」は決しては「ハリネズミ」ブログではないので、その詳細は一々書きません。が、最近更新も怠ってますので、面白そうな部分だけアップしたいと思います。ペットを室内で飼うと、部屋が匂って来ますね。それだけではなく、その匂いが私の鼻腔に残っているのか、薄味の食べ物や飲み物を口にすると、その味や香りがそのまま再現されるので参りました。まだそれに気付く前、娘に「先日あげた冷やし飴(生姜湯)、ハリネズミの味しなかった?」と聞くと、「ハリネズミ食べたことないから分からんわ」との答。そりゃそうだ。それからあと、何度もその味を口にして、先の事実に思い当ったのでした。私の深夜の日課は、彼のケージの掃除と食事の用意です。床材の小さなチップから、特に汚れているものをピンセットで取り除きます。底に固まった排泄物は濡らしてブラシでゴシゴシします。マスクをしていてもかなりの悪臭、それに耐えながらのおよそ一時間。愛って耐えることなの? これこそまさに糞闘記。奥さんに言わせると、ピンセットでつまんでるのがまるで老人の盆栽いじりのように見えるらしい。これでは鼻腔に匂いの粒子が付着するのももっともですね。その間、ハリー君は同じケージ内でひたすら丸まりながら、時々ゴシゴシの振動に対してシューシュー警戒音を立てます。彼を別の場所に移すという手もありますが、ちょっと触られるだけでも完全に毬栗(いがぐり)になってしまいますので、持ち上げるなんてとんでもないことです。そんなある日、ハリー君に最初の受難が襲いかかりました。 受難その1 お風呂 元居た所でもシャワーで入浴はさせていたようですが、それが彼には恐怖そのものだったようです。だから警戒心が薄らぐまではと先延ばしにしていると、足の先が真っ黒の靴を履いたように^^; これはまずいと、足湯をさせることになりました。ここで初めてゴム手袋を使って抱き上げました。もっと暴れるかと思ったら意外とおとなしい、というか恐怖で案の定毬栗(いがぐり)になってしまいました。奥さんと二人でてんやわんやの大騒動でした。お蔭で足はきれいになりました。つづく
2018年09月25日
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