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2010/10/05
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カテゴリ: ほどほど日記
内外教育(9月24日発行)におもしろい記事があった。

陰山英男氏の記事である。
以下、一部を引用する。

なぜフィンランドの子供の学力が高いのか。今まで,先生がみんな大学院を出ていることとか,いろいろ説明がされていましたが,どれも自分としては納得できるものではありませんでした。しかし,行ってみれば,それはすぐ分かることばかりでした。ところが,日本での議論はそうなりません。

分析のポイントがずれ,結果として対策がおかしくなっています。日本は,教師の指導こそ重要と言い,免許の更新制をはじめ,子供と触れ合う時間がないほど研修や業務が増えました。教師が重要,それはそれで間違いありませんが,教材など他に重要なことはいくらでもあります。


氏によると、フィンランドの学力が高い理由は3つ。

第1 お金のかけ方が違う(文房具まで国が支給)
第2 教材が違う(系統的なドリルまで国が作成)
第3 子供に応じて学習させるシステムが違う(教室に教師が二人は普通。一部の授業を他の学校で学ぶこともできる。)


そういえば,学力日本一の秋田をいろいろ分析する人がいるけれど,誰一人として



という人はいない。
これは、教師の資質能力など,学力向上にたいした影響はないということを物語っている。
まったく影響がないわけではないが、教材や学習システムが与える影響に比べれば皆無に等しい。

なのに、なぜか,学力向上=教員の資質向上 という文脈で対策(政策)がなされる。


教員の数を増やし,学級の児童生徒数を減らし,教科書のレベルを上げて,教材を充実させれば,教員の質はそんなに高くなくても学力は向上するのだ。
つまりは、学力向上させたけりゃ、金をかけろということ。
金は、研修にではなく、システムにつぎ込めということなのだ。

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今日もお昼は近くの公園に。「登米市うまいもの市」開催中。写真は「海鮮はっと」400円。





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Last updated  2010/10/06 12:02:58 AM
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Re:フィンランドに何を学ぶか(10/05)  
今日9729  さん
教員の数を増やし,学級の児童生徒数を減らし,教科書のレベルを上げて,教材を充実させれば,教員の質はそんなに高くなくても学力は向上するのだ。
つまりは、学力向上させたけりゃ、金をかけろということ。
金は、研修にではなく、システムにつぎ込めということなのだ。・・・・・・・

* まったく、この通りですね。

でも、陰山氏の
<第2 教材が違う(系統的なドリルまで国が作成)>

には、賛同しかねますね。


(2010/10/08 06:51:51 PM)

コメントありがとうございます。  
umidas21  さん
今日9729さん、コメントありがとうございます。
陰山英男という人、あまり好きじゃないんですけど、いいことを書いていたので取り上げました。

>でも、陰山氏の
><第2 教材が違う(系統的なドリルまで国が作成)>
>には、賛同しかねますね。

陰山氏の報告は
 フィンランドの教育というと児童生徒の興味関心に応じた総合的な学習が主体という印象がある。だとすれば、教科等の系統性はどのようにして担保しているのだろうか。じつは、系統性に配慮した教材、ドリルを国が作成していたのだ。その範囲内で児童生徒の興味関心に応じた自由な教育が行われていたのだ。

というようなものです。
あくまでも、自由な教育の中にも、きちんと国が系統性を示していたということを言いたかったようです。
ただ、日本が同じことをやったら、間違いなく国定教材に縛られたがんじがらめの教育になるでしょうね。
日本の教師は、じつは拘束されるの好きですから。 (2010/10/11 11:01:24 PM)

Re:フィンランドに何を学ぶか(10/05)  
アンディママ さん
お久しぶりです。
フィンランドは現場の先生方の意見を非常に大切にされるそうですね。フィンランドに視察に行かれた先生(一人は北川達彦さん、一人は兵庫県の大学教授)がお二人ともそうおっしゃっていました。(別々の機会に聞きました)私たち日本の教師は馬鹿にされたりこき使われたり振り回されたりするけど、全く意見は聞いてもらっている気がしません。文科省は子どもを一番知っている現場の先生の声を全く聞かず、誰の声を聞いているのでしょう・・・。

私も蔭山さん好きじゃないです。みんなやってることを自分だけやってるみたいに言うし、マスコミ好きそうだし。
私、マスメディアも好きじゃないです。最近、新聞もテレビも嫌いです。庶民のメディアであるツイッターやブログ巡りしていて、同感!ってことよくあります。 (2010/12/06 08:53:44 PM)

アンディママさん、お元気ですか!  
umidas21  さん
アンディママさん、お久しぶりです。
お元気でしたか?
また、コメントをいただけてとてもうれしく思います。

ここ最近、また中教審で「教員の資質向上」が話題になっていますね。日本の教員の資質能力は世界でもトップクラスであることは多くの人が認めるところなのに、そこをてこ入れしようというのは論理的じゃありません。
我が県では、ずっと教員の不祥事が続いており、そちらからも「教員の研修」が求められていてうんざりです。

国や県の行政は、学校現場よりも議会のほうを向いています。
それに、行政のトップが思いつきで言ったようなことでも組織をあげて取り組まなければならないところがあり、現場のほうを見る余裕もありません。
結局、ボトムアップで学校から変わっていくしかないのだとと思います。思い切って学校を変えていく知恵と勇気を持った校長や教員が必要ですね。

そういえば、この前、うちのかみさんが仕事で「神戸物産」に行ってきました。近くですか? (2010/12/06 11:33:02 PM)

Re:アンディママさん、お元気ですか!(10/05)  
アンディママ さん
「国や県の行政は、学校現場よりも議会のほうを向いています。」と言うより、思考しない多くの国民・・・儲かるか儲からないかを基準にする国民の方を向いているのではないでしょうか。デジタル教科書使用がにわかに現実味を帯びてきたのも経済発展の為で、子どもや学校現場の都合は二の次。あ~あ・・・。

「神戸物産」という企業を地元ではたぶん誰も知りません。調べてみるとチェーン店「業務スーパー」だそうですね。それなら神戸市内どこにでもあります。とにかく安いので、逆に心配で買う気になりません。本部は加古川市にあるようです。我が家から有料道路なら30分。地道なら1時間くらいで行けるかしら・・・。

おかげさまで元気です。今年は20年ぶりに高学年の担任を離れ、のんびりと背中に天使の羽をつけた子どもたちと戯れています。子どもの声や笑顔に囲まれる幸せをかみしめる毎日です。昨年はクラスにネグレクトの児童が二人も
いて、「今日も学校に無事に来れるかな。」と心配が続く辛い辛い毎日でした。子どもは日本の宝なのに。

(2010/12/08 10:11:15 PM)

今日の新聞はPISA一色でした。  
umidas21  さん
アンディママさん、コメントありがとうございます。

確かに、ここ何年かで教育の中に市場原理主義がすっかり浸透してしまいましたね。恣意的な報道を続けるマスコミの影響も、思考しない多くの国民には大きすぎるものがあります。今日のPISA騒ぎなんかはいい加減にして欲しいものです。
行政は常に何か新しい取組を作っていかないと「教育委員会は何も仕事をしていないと思われる」という不安を抱いています。ですから本県でも「多忙化の解消」を訴える一方で、「何とか教育」「何とかプラン」という現場が受け入れるはずもない施策を次々と打ち出し、相変わらず無駄なエネルギーを垂れ流しています。

>おかげさまで元気です。今年は20年ぶりに高学年の担任を離れ、のんびりと背中に天使の羽をつけた子どもたちと戯れています。

楽しそうですね。
私もあと4ヶ月で学校現場に戻れそうです。
今から楽しみです。 (2010/12/08 11:13:21 PM)

Re:今日の新聞はPISA一色でした。(10/05)  
アンディママ さん
今回は上海がトップ。韓国も毎回好成績。フィンランドは少しずつ順位を下げ・・・。今度は上海や韓国を見習えというのでしょうか?

今年3月に4日間、韓国・ソウルへ行きました。ヤンキーのような若者や無職少年らしい集団を街で全く見かけませんでした。茶髪のアジア人は日本人ばかりでした。茶髪が悪いとは言いませんが、私が出会った韓国の若者は男女とも全員礼儀正しく勤勉でした。日本も一部のエリートを育てるのではなく、全ての国民の知的レベルを向上させなければとんでもないことになると思います。
PISAはどうでも良いけど若者の知的好奇心のレベルは下げたくないです。

昨年の年末に、下田へ行きました。黒船・開国の頃の若者のエネルギッシュな活動の様子を知り、感動しました。今年は龍馬がブームでした。若者が本気で国のこと考える国になってほしいです。
(2010/12/10 10:20:01 PM)

歯がゆいですが、やはり教育です。  
umidas21  さん
アンディママさん、コメントありがとうございます。

>今回は上海がトップ。韓国も毎回好成績。フィンランドは少しずつ順位を下げ・・・。今度は上海や韓国を見習えというのでしょうか?

上海は富裕層を対象にしているのでしょうから比較にならないでしょうね。韓国は「選ばれた生徒を全校生徒の前に立たせ、檄を飛ばしている」という記事を読んだことがあります。日本は、テストに対する意識も低いんですよね。

韓国は、今回の成績だけでなくアジア大会でも日本よりずっといい成績をおさめていて、気になるところです。ヤンキー、茶髪がいないなんていうのは、徴兵制も関係しているのでしょうか…。

>昨年の年末に、下田へ行きました。黒船・開国の頃の若者のエネルギッシュな活動の様子を知り、感動しました。今年は龍馬がブームでした。若者が本気で国のこと考える国になってほしいです。

そのためには、やはり教育ですね。
基礎学力ばかりを叫んでいるわけにはいきません。
教師にも、国を支える若者を育てているという気概と誇りをもってほしいものです。 (2010/12/12 09:59:43 AM)

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