emeraldsea

2010.01.09
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2009.10.18に発信した日記 にて紹介した「多生の縁」という本ではなく、この二人の対談だけで構成されてある本。
「多生の縁」では両者の対談は30ページ程度しか収録されていない。しかし、今回に手にした対談本は200ページを超える。凄い。
図書館の本棚でこの本を手にしただけで感極まってしまいそうでした。図書館からこの本を借りてきたことはいうまでもなく、しかし一生の心の財産にしたいので早速楽天市場にて注文した次第。「仏教・キリスト教 死に方・生き方」という本。 

この本の ”まえがき”には、玄侑宗久さんによる次の文章(抜粋)がある。
太文字で記しましょう。


「私は長時間対面しているうちに、ときには桃子先生の無邪気で謙虚な笑顔や絹子先生の優しさを想いだし、またときには園長先生の厳格な様子も想いだした。

(中略)
宗教を選ぶ、みたな本も世間にはあるが、本書はけっしてそういう本ではない。一言でいえば、キリスト教であれ仏教であれ、我々が、いや、少なくとも私が対談中に感じていた「安らぎ」と「敬愛」とが、宗教を超えて読者に届けば本望である。」



上の文章中の、
----- 私は「優しくて強い」とか、あるいは-「清く正しく美しく」という夢のような在り方が、目の前に体言されていることに感動してしまったのである -----
という箇所を読んで思わず唸ってしまった。
というのも、僕が「多生の縁」を読んだときに感じた鈴木秀子さんという存在についての言いようのない感覚をそのまま的確に表現されてあると思ったから。

まあ兎にも角にも、2009年という年は鈴木秀子さんの本に出逢うためにあった一年であったような気がする。
2010年は、この希有なる人物の本を沢山読み自分の中で正しい理解でもって、そして自分自身の生活の中で活かすための足がかりとなれば僕にとってこれ以上に嬉しいことはない。
まあ僕という人間は基本的に実に粗暴且つエキセントリックな類のいきものであることは確かなので、天が「君はそれではいけないから、この本を読んで、もっと人間的なものを身につけなさい」と届けてくれたのかもしれない。大げさにいえば運命であった、ともいえないことはないと思う。
































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最終更新日  2010.01.09 11:16:55


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