定価並で購入した日記 (天空の城)

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2022年02月20日
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カテゴリ: 雑記帳


目次
<前置き>
<矛盾点の確認>
<解決には至らないが少し妥協できる提案>
<提案(蛇足)>
<結論>
<別の希望>




※提案とか、雑感といった遠吠えコメント的な記事が増えてきたのが自分でも悲しいです
 負け犬の...と言われないよう買えているうちに書いておこうと独善的な記事となっており恐縮です


<前置き>

このブログで提案したことが実行されるわけではないと思うので独り言として、今回は、前から思っていたこと、自分にとっても諸刃の剣となるメチャクチャな提案(でも実際には一部酒販店で実施済)をします。

初めに断っておきますと、オンラインで直接販売をしない人気蔵を批判しているわけではありません。

ただ、現在の特約店制度、店頭陳列の制約、ネットショップでの販売は禁止しながら他府県客から取り寄せ可能な販売は容認などは、人気蔵の販売網として、特約店制度はヘルタースケルター(Helter Skelter) だと思っています。
※あわてふためいた。乱雑な、行きあたりばったりの。

ただし、蔵元の改革としては過渡期であり、まずは人気を煽って需要を高め、それから販売網の強化、見直しを実施するのかと理解しています。

期待していますが、需給バランスが崩れたままで購入しづらくなるだけであれば、私としては今後さらに体調管理にも気を付けないといけないため節酒もやむを得ないと感じています。というか、お気に入りのお酒が人気になったため買いづらくなり、もろもろの事情で購入する酒量が増えた結果、飲む量も増えました。

まさに本末転倒、楽しむために飲むことと、購入が目的で他の酒を購入し飲む。
この歪みにそろそろ歯止めをかけるため、自分の気持ちの整理のためこうしてブログに記しています。

<矛盾点の確認>


・人気蔵の意向でネット販売を禁止しているが、伝達手段がオンラインショッピングでないだけで、電話やメール、FAXを使用して特定蔵の銘柄が購入可能。
・地域ごとにバランスをとって特約店を決めているというが、地元に懇意にお付き合いできる特約店がなく他府県から購入していれば、都道府県ごとの垣根の意味がない。
・仮に県内に特約店のある者が他府県から購入していれば、その銘柄についていえば、他府県の購入希望者の購入機会を減らしているとの、見方もできる。
 かといって、自宅近隣に特約店がなければ、県内遠方の特約店で買うか他府県の特約店で買うかは、他人に干渉されることではない。
 昔の特約店制度では、酒造免許、酒販免許と同じように、ある地域内での販売を想定していたが、現在はこれが崩れている。
・大手特約店に出荷量が集中し、しかも○円以上購入の場合の抽選販売というようなふざけた販売方法が散見される。

<解決には至らないが少し妥協できる提案>



また、見えるポイントカード、見えないポイント(店内記録)により潜在的な「抱合せ販売」ようなことが行われています。

これらのことについて、非難しているわけではありません。

ただし、酒ガチャ、これはどうにもよくないと思います。
あたりが恣意的に少なかったりすると、目も当てられません。


「抱合せ販売」とは、「ある商品や役務を供給するに際し、需要者が他の商品や役務もあわせて購入することを条件とする行為」をいい、例えば「 消費者がほしがる人気の商品を、消費者のほしがらない商品と一緒に販売する行為 」がこれに該当します。抱合せ販売は、不要な商品の購入を消費者に強制していることになり、消費者の利益を損ない、公正な競争を阻害するおそれがあることから、独占禁止法(正しくは「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」といいます)により、「不公正な取引方法」の一つにあげられています。



「抱合せ販売」の定義が消費者のほしがらない商品と一緒に販売する行為であれば、ポイント販売はまあセーフでしょう。

よい組み合わせの「おすすめセット、ギフトセット」もセーフかと思います。

抽選販売は、入荷量がすくなく多すぎる顧客の要望をことわる口実としては仕方がないですが、ネット販売で購入することを扇動するために抽選販売の権利を付与するのであれば、そして、実はあまり当選者がいないのであれば、抱き合わせ販売でなくても売り方としては微妙ですね。


【提案】
特定蔵の人気銘柄をたくさん買い付けることのできる有力特約店には、いっそのこと、よい「おすすめセット、ギフトセット」を定期的もしくは不定期に販売していただきたいと思います。



セット内容に対する個人的な感情            
・「A+A’」セット   ◎ ※同蔵内でのセットは売れる売れないも同蔵内完結なのでOK
・「A↑+B↑」セット  ◎ ※まずないと思われる組み合わせ(両方人気商品)
・「A↑+F」セット   ○ ※銘柄Fを選択可能
・「A↑+B→」セット  △ ※Bの銘柄が選べるほうが好ましい
・「A↑+B↓」セット  × ※これを「抱き合わせ販売」というのでは?
・「A↑+X?」セット  × ※銘柄Xを公表しないネット販売 ???

(↑人気銘柄、↓不人気銘柄)

複数の蔵の組み合わせの場合、A蔵もB蔵も人気で「A↑+B↑」のセットならいいですが、A蔵人気、B蔵不人気で「A↑+B↓」だと、B蔵がおんぶにだっこということになりB蔵のためにもなりません。
個人的な感覚としては、同蔵の他銘柄ならともかく別蔵の好みでない銘柄がセットなら、ほしがらない商品を購入させられている気分が高まります。
よく、セット内容を変更できませんとの記載がありますが、それならばこそ、ベースを同蔵のセットにしていただいて、特約店が許容できる範囲で客の要望により銘柄チェンジをしていただければと思います。

<提案(蛇足)>

焼酎ブームだった昔から、プレミアム焼酎セットはありました。

魔王や村尾は6本セットが多く、森伊蔵はまさかの計18本のセットのこともありました。
出荷量が少ない季節銘柄も「はちまんろかせず」「古八幡」などは、6本セットがありま
した。

かつて、芋焼酎「村尾」が6本セットでも人気だった際、2本セットを毎月定期販売されていた「武岡酒店」は(特に遠方の)村尾ファンにとっては良いお店と感じたのではないでしょうか。
セット販売の焼酎は銘柄未定でしたが。

プレミアム焼酎「魔王」については、同蔵別銘柄のセットも多く、私は一度しか購入しませんでしたが、おんぶされている蔵のないフェアな販売だと思います。

村尾酒造の「薩摩茶屋」が人気のころは、村尾、薩摩茶屋のセットなんてありませんでした。
いまでは、「薩摩茶屋」は店頭で見かけますが、相変わらず村尾とのセット販売は見かけませんね。

セット販売は、私も利用したことがあり、一部の銘柄を変更していただいたりしました。
銘柄によっては人気に翳りがでるに従い、3本セット、2本セット、単品販売になりました。
プレミアムが落ち着いてもおいしい焼酎は手土産に喜ばれ、時折購入しています。


<結論>

地域ごとの特約店制度の機能がマヒしてきている以上、人気銘柄を多量に仕入れることができる大口特約店が不定期、定期を問わずセット販売で購入機会を増やしていただければ嬉しいです。
そして個人的な感覚でいえば、同蔵の他銘柄とのセットにしてください。
他の蔵の不良在庫まで、A蔵に寄りかからせないでください。

私が蔵元ならこう思います。
「なぜ、ほかの蔵の不良在庫を面倒みなければいけないのだろう」


[セット販売は、抱き合わせ販売と思われないように販売してください]
[制度を潜り抜けているから、(潜在的も含め)ポイント販売がすべてOKなわけでないよ。でも人気酒については、この言葉は胸にしまいます。]


毎回とは言いませんが、いまでや、はせがわ酒店など大口特約店には人気銘柄の対応についてご一考いただきたいです。

もちろん、単品販売は大歓迎です。
単品1本のみ販売であれば、発送の場合に同梱するお酒をあと数本、自分でチョイスできますから、それを加味して購入するか決めることができます。
1本だけ買われるのが嫌なら、同蔵他銘柄とのセットでお願いします。

B蔵のような不人気蔵がなくなるか、商品が改良されれば、特約店の不良在庫が減り、顧客も好きなお酒群だけを購入することができます。

人気銘柄に匹敵する購入量、金額を満たさない者は淘汰されていきますが、美味しくなかったので料理酒に使うという残念な事象は減ると思います。



同蔵の商品でもこれはちょっと...


<別の希望>

昨年、花の香酒造が特約店を解散し、新たに特約店を再構成しました。
新規に正規販売店(特約店)となった14店と蔵元で時代に合った取引条件が交わされたのではないかと推測します。

この方法がうまく回り、従来の慣習などにとらわれていた蔵と特約店との関係が是正されるなら、そして双方が納得する取引条件で顧客も購入方法に納得できるならよいのではないでしょうか。

様々な蔵元が、花の香酒造と新特約店の動向を見守っていることでしょう。

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最終更新日  2022年02月21日 08時41分01秒
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