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アル・パチーノがシャイロックを演じる。もともと悪役面ではあったが、これほどシャイロックが似合うとは!まさかこの時代にすでにゲットーが会ったとはしらなんだ。ワタクシが無知なのか。ゲットーというものはナチスの作ったものかと思っていたよ。迫害されるユダヤ人。キリスト教徒に話しかけたらつばを吐かれ返事とされるユダヤ人。妻を亡くし悲しみにくれるように見えるシャイロック。さらに娘にも去られ、悲しみのどん底のシャイロック。どうにもこうにもシャイロックに同情する点が多く、すなおに大岡裁きに納得はできない。だいたい全然大岡裁きじゃないし。一方的にシャイロックが悪者にされてる感があるし。映画の最後のシーンに、何もかも失った父シャイロックを遠くから思い、憂いの表情を浮かべる娘の姿があったことがせめてもの救い。ポーシャ役の女優、もう少し綺麗だったらよかったのに。バッサーニオ、ほんとにポーシャが好きなのか?ちょっと金目当ても含んでいるんじゃないか?ってうがった見方をしてしまうくらいの容姿。ごついし。本来の姿より男装の裁判官役のほうがサマになっているし。シャイロックのアルパチーノに100点。
October 29, 2005
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『小公女』である。ワタクシ、小学校1年の入学祝に『小公女』と『小公子』をもらったのだが、断然『小公女』のほうが好きであった。セーラ役の少女リーセル・マシューズ、とてもいい。原作のセーラのイメージを壊さず、好感が持てる。時々インドの物語を挿入しつつ、悲劇のどん底に突き落とされたセーラを、悲劇の主人公にすることなくお涙頂戴ではなく、丁寧に描いている。なんといっても映像がステキ。寄宿学校の制服を深みのあるグリーンで統一し、髪に飾るリボンもグリーン。寄宿舎の建物や調度品が見事で、「女の子はみんなプリンセスなのよ。」というセーラの台詞を盛り上げている。子供向けの物語だが大人でも十分楽しめる作品。子供と一緒に観るのにおすすめ。
October 28, 2005
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宝塚宙組公演。オペラ『トロバトーレ』を宝塚化。一人の美女をめぐり二人の男性が対立するという、宝塚にぴったりのテーマ。しかも、その二人は実は兄弟だったりするのだ。んで、かたや伯爵、かたやジプシー。ご都合主義であるけれど、ドラマチックである。ジプシーが順番に銃殺されていくシーン、シルエットで表現した演出はとても見事であった。宝塚のメークは独特で、お化粧を落とすと素顔は別の人、というのが普通。しかし、マンリーコ役の和央ようか、宝塚メークをしても素顔と変わらない。素顔も実に男役らしいりりしいお顔である。レオノーラ役の花總まりは素顔は目の大きさが3分の一くらいである。清楚な雰囲気はそのままだが。花總まり、歌がよい、なかなか聞かせるものを持っている。ルーナ伯爵役の初風緑、この公演をもって退団だそうだ。なかなかかっこよく、ノーブルな王子様がよく似合うのに、やめちゃうのか。昔の女役スター、初風淳の関係者なのであろうか。ワタクシは初風淳が宝塚時代、何度か観ているのだが、迫力のある歌だった。最近は東宝ミュージカルでも大活躍。昔より今のほうが好き。
October 28, 2005
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毎週水曜日の夜、MXテレビでウルトラマンをやっている。ウルトラマンの怪獣というと、バルタン星人とかジャミラとか、有名な怪獣はいくつも知っている。主題歌も知っている。でも、ドラマ自体を見たことがなかった。で、1回見たら面白くて、ついつい毎回見ているワタクシ。昨日の登場怪獣はウー。全体を通してもの悲しいドラマであった。これ、今だったら放送できないような内容である。雪ん子、と呼ばれるみなしごの少女が村八分になりいじめられまくり(もうこれだけで相当ヤバイですね)、少女のイマジネーションから生み出された(?)ウーが登場しちゃう。何でみなしごかというと、よそから流れてきた母子に村人が誰も手を差し伸べなくて、貧しさから病死だか飢え死にだかで母親が死んじゃって、その後少女を引き取ってくれた奇特な爺さんも死んじゃったから少女は今一人ぼっち。あのう、福祉とか児童保護とか、そういう制度は……?40年前はなかったの?べつにウーは特段悪いことしないのに、科学特捜隊が呼ばれる。科学特捜隊、よろずお悩み相談所のようになっちゃっている。「怪獣が出るっていううわさがあってウチのスキー場に客が来なくなっちゃって困るから怪獣退治して欲しい」こんな要請で出動するなよ科学特捜隊。ウーはその時々によって大きさが違う。山々より大きかったり、ウルトラマンと同じ大きさだったり。いじめっ子たちが少女をいじめるために作った落とし穴に村人が落ちで死亡。これが少女のせいにされて、銃を構えた村人たちに囲まれますますいじめられる少女。なんか、見ていてつらいんですけど。これ、40年前に全国のよい子が見ていたんですかあ?ウルトラマンにいじめられまくるウーが戦いの途中でいきなり消滅。おやあ?と思ったら、生みの親(?)の少女が村人たちにいじめられた挙句死んでいるし。凍死??ますます見続けたいウルトラマンである。
October 27, 2005
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ハリウッドのジミー大西ことマット・デイモン主演。ワタクシ、ジミーちゃん、じゃなくて、マット・デイモンが好きなので、とても楽しみであった。映画のストーリーはグリム兄弟が作家になる前の話。ふーん、こうやって作家としてのネタが集まったのね、白雪姫やラプンツェル等、グリム童話として有名な物語の片鱗があちこちにちりばめられている。魔女役のモニカ・ベルッチは本当に美しい。鏡に映る自分に「美しいのは私」という台詞を吐いても実にサマになる。若さという誰もが持っている武器による美しさではなく、年齢を重ねても絶対にそれは変わらないであろうと思える美しさである。エリザベス・テーラーも長いことその美貌を誇っていたけれど。それに匹敵するのでは。ジミーちゃん、なんだか妙。髪型が合っていない。金髪、似合わない。まあ、そんな細かいことを言ってもしょうがないのだが。作品自体は面白い。映像は暗く、舞台が19世紀のドイツの田舎の森だからしょうがないけど、おどろおどろしい雰囲気がただよう。けっしてファンタジーではないので、まちがっておこちゃまを連れて行かないよう注意。
October 24, 2005
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TBSの昼ドラ。1時から『正しい恋愛のすすめ』1時半から『デザイナー』どちらも一条ゆかりの漫画である。昔『砂の城』もやっていたっけ。わざわざ舞台を日本に置き換えてまで。一条ゆかりのドラマは昼ドラ向きなのか?それとも企画者が一条ファンなのか?『デザイナー』のほうをちょっと見てみた。いや、くさいことくさいこと。うん、昼ドラはこうでなくちゃね!あまりに臭いのだけど、でもぜひ続きが見たいと思ってしまった。主人公亜美は松本莉緒。この人、漫画ものによく出ている。『ガラスの仮面』では亜弓さん、『エースをねらえ』ではお蝶夫人。なんたってお顔が少女漫画チックだからぴったり。目がこぼれんばかりに大きくてまつげがぎゅんぎゅん。松本恵時代は本当に美少女だと思ったけど、松本莉緒になってからはちょっと下品さが加わり2流感炸裂。昼ドラが見事にはまっている。鳳麗香は国生さゆり。ちょっとイメージが違うなあ。ドラマは原作に忠実に作られてるようだった。マサキ役の人はロンゲのカツラかぶっているし。トキ役の人は昭和の香りのする王子様衣装着てるし。衣装サイズがあまり身体にあっていなくて、つるしをそのまま使っているらしい。それがまた予算のない昼ドラらしく、いい味出してる。一条ゆかりは好きな漫画家である。ワタクシお酒は全く飲めないが、お酒大好き一条ゆかりの漫画を読んでお酒の名前だけはよく知っている。『有閑倶楽部』では登場人物の名前がみんなお酒なのである。一条ゆかり、売れっ子なのでお金持ち。豪邸を2回も建てているし、仕事場豪邸と遊び用繁華街マンション持っているし。美容にもものすごくお金をかけているらしく、林真理子との対談でエステの話題で盛り上がっていた。ワタクシ、ビルドとかいうエステ、さっぱりわからなかったが。美容にお金をかけているらしく、実年齢よりも10歳以上若く見えるし、50過ぎてもビキニを着るためスタイルを維持しているといううわさである。一条ゆかりはワタクシが物心ついたころすでに超売れっ子であった。ほかの少女マンガとはひと味もふた味も違う、すごいものを描いていた。一般的な少女マンガが学園ラブコメやスポコンものばかりであったのに、一条ゆかりは海外が舞台のおしゃれな恋愛ドラマを描いていて、衣装や車の絵にしても実に丁寧に描かれていたものだ。
October 13, 2005
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オープニングのミュージカル仕立ての『剣の舞』がよかった。『犬の飼い主の舞』とでもいうか。渡辺えり子と佐野史郎が歌い踊る。佐野史郎は歌は聴いたことあるけど踊ってるのははじめて見た。
October 13, 2005
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オムニバス映画。つ、つまんない……。なんじゃこりゃ。あ、オムニバスって言うんじゃないのね、ショートフィルムね。へいへい。強いて評価するとしたら、篠原涼子は上手い。吉本多香美は下手くそ。広末涼子にいたっては、寝てしまって観てないや。こんなつまんない映画を作ってるのに、なんだか「偉そう感」ありあり。つまんないのに、それぞれの作品の監督は悦に入っていそう。おしゃれ、とか、新しい、とか、ずうずうしい自己評価していそう。はっきり言うぞ。つまらん。君たちの映画はつまらん。
October 4, 2005
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シベ超。水野晴郎監督主演の映画で、カルト的人気をはくしている。らしい。あまりに人気でどんどん続編が作られている。興味があったので観てみた。で、感想なのであるが……。す、すごい。すごすぎるわ水野晴郎。シベリア超特急の車両1両の中でだけで始まって終わる映画。観た人すべてが漏らす感想がこれ!「ガタンゴトンガタンゴトンって電車が走る音がずっとしているのに、画面はずっと静止なんだよねー。ぜんぜん揺れないの、人が。」それを観るのを楽しみにしていたのであるが。本当にそうなのであった。わー本当に揺れてないわーと思ったら、まだ発車していなかったんだけどね。でも、発車してからも、揺れなかったが。(笑)水野晴郎、あんなに映画を観まくって観まくって「イヤー映画って本当にいいですねー。」とさんざん言っておいて、で、作った映画がこれかい。なんというか、もう、中学生の学園祭の出品作品レベル。シナリオも映像も中学生。っつーか、中学生の作品だってもっと上なんじゃ……。もっとキラリと光る何かがありそう。訂正、小学生レベルである。水野晴郎、心は少年なのか、それとも子供に返っちゃってるのか。水野晴郎の演技は老人ホームの学芸会。セリフを間違えず言えるのか、はらはらしながら観ちゃう。共演の部下役の俳優は水野晴郎の恋人だといううわさで、シリーズ全部に出ているらしい。水野晴郎、監督だしね、キャスティングも自由自在であろう。自由自在も自由自在、実に自由な映画なんである。水野晴郎ワールド、個性爆発。ワタクシ、ぜひシリーズ全部観てみたい。突っ込みどころは山のようにある。電車が揺れない、から始まって、5分に1回は画面に向かって突っ込んでいたワタクシ。宴会でこの映画を流し、突っ込み選手権でもやれば楽しそうである。100箇所くらい突っ込んで優勝したいもんである。ワタクシは面白いと思ったし、シリーズ全部観たいくらいであるが、友人の感想は「2時間が無駄になった。」だそうだ。まあ、時間が貴重な人は観てはいけない。お正月休みの暇をもてあます人はぜひどうぞ。
October 4, 2005
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