なんだか、ホッコリと小さな幸せ感じました
お昼から、美容院を予約していたので
出掛ける用意をしながら、服の整頓をしていたら
夫の引き出しを開けたとたん
玉手箱を開けたように、懐かしさと日常の忘れかけていた思い出があふれ出してしまいました
下着の引き出しだったのですけれど
夫が居る時は、毎日開け閉めしていたのに
開けることなど無くなって・・・
久し振りにトランクスの柄を見た時に
夏のお風呂上がり、クーラーで涼んでいる姿が
鮮明に思い出されて
一瞬、目が眩みそうになりました
まだまだ、夫の物を冷静に見れないです
平気で亡き人の物を触れるようになるまで、
どの位時間が必要かは個人差があるのでしょうけれど
このまま、一生できないようにも思います
少々辛くても、何年か経てば整理したほうが良いのでしょうか…
気を緩めていたら
日常生活の中で、いきなり思い出に押しつぶされそうになって
胸の奥の方で、苦い塊がはじけたような心苦しさを感じてしまいます
ある程度、予測して身構えている時は
案外、大丈夫なのですけれどね
独りで、出口の分からないお化け屋敷を歩いているような感じです
もしかしたら、死別2年目、3年目、5年目・・・と年を重ねていくと
お化けが出そうなところがわかってきて
少しは、余裕が出てくるのかもしれませんね
1年目、2年目は若葉マークなので
どこから何が出てくるか分からず
まさか、こんな時に…
心に暴風が吹いてしまいます
なんだか、一生懸命に歩いているのに
同じところをグルグル回っているだけで
夫に会いたいと発作的に思ったり
急に、悲しくなったり
いつか、グルグル回りながらも、
抜け出すことができるのでしょうか・・・
夫の置き土産 2024.11.17
お一人様も慣れてきました 2024.11.15
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